インターネットバンキングで他人のIDとパスワードを使い不正送金したとして、埼玉県警サイバー犯罪対策課などは24日、
不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺容疑で、福岡市博多区奈良屋町、中国籍の会社員尚洋容疑者(32)を
逮捕した。「身に覚えがない」と容疑を否認している。
福岡県警によると、中国・福建省の犯罪組織がコンピューターウイルスを使ってIDやパスワードを盗み出し、ネットバンキングで
不正アクセスを繰り返しており、その一環とみられる。
逮捕容疑は昨年9月7日、埼玉県羽生市の不動産会社のIDとパスワードを使い、同社の預金500万円を中国籍の男(27)
の口座に送金した疑い。尚容疑者と男は面識がなかったという。
jiji.com: 2012/10/24-21:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012102401001