∞肛門に入れた性具取り出せず 5日間苦しむ=中国上海
【新華網発】 中国上海市の中山医院内視鏡センターに12日、30代の男性が駆け込んだ顔は苦痛
にゆがみ、体は衰弱、腹部は張っていた。男性は男性器の形をした性具を肛門から入れたものの取り
出せなくなり、腸閉塞を起こしていた。
医師がフックやピンセット、血管鉗子を使って引っ張り出そうとしたが出てこない。男性は仕方なく帰宅
し、翌日再び病院を訪れた。男性はすでにあちこちの病院にかかり、「開腹手術をしなければ取り出せ
ない」と告げられているという。
腸閉塞はもう5日にわたっており、取り出せなければ、腸の壊死が起こる恐れがある。中山病院の
専門家は、肛門の拡張を行い、それでも取り出さなかったら開腹手術を施すことを決めた。
医師は男性に全身麻酔を施し、肛門を拡張。潤滑油も使って大きな鉗子で格闘すること1時間。つい
に入っていた性具が排泄物とともに出てきた。長さ23センチ、太い部分は8センチもある代物だった。
人の直腸は12〜15センチで、上部はS状結腸だ。太く長く、柔らかい性具が直腸に入ってから曲が
り、S状結腸を塞いだ。体内外の気圧差によって体内に押さえ込まれ、取り出すことが難しかったという。
(翻訳 金慧/編集翻訳 恩田有紀)
ソース:新華社日本語経済ニュース 2012年10月18日
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/politics_economics_society/315553/