【韓国経済】韓国30大財閥グループ、負債規模1000兆ウォン台 2年間で系列会社20%増、負債は30%増加[10/09]

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1水道水φ ★
∞韓国30大財閥グループ、負債規模1000兆台
∞2年間で系列会社20%増、負債は30%増加

 韓国30大財閥グループの負債が、合計1,000兆ウォンに達することが分かった。韓国政府の負債403
兆ウォンの2.5倍に達する規模だ。

財閥ドットコムは8日、総帥のある資産順位30大財閥グループの昨年末の負債総額が、歴代最高額で
ある994兆2,000億ウォンを記録したと発表した。

韓国財閥グループの負債は、2008年のリーマン・ブラザーズショック以降に急増した。2009年に772兆
3,000億ウォン、2010年に857兆3,000億ウォンを記録し、2009年から2011年までのわずか2年間で221兆
9,000億ウォン、28.7%増加した。

30大グループの中で、負債総額の増加率が最も高かったのは熊津(ウンジン)だ。熊津グループは、
同期間の負債が3兆9,000億ウォンから7兆2,000億ウォンへと84.7%急増した。負債比率は2009年の
130.0%から昨年末の217.6%に上昇した。

熊津に次いで負債が急増したグループはCJだった。CJグループの借入金は、2009年の6兆4,000億
ウォンから2年間で11兆1,000億ウォンへと73.8%増加した。この後に続くのがLG(56.1%)、現代自動
車(53.6%)、暁星(52.7%)、未来アセット(52.6%)、ロッテ(50.6%)で、同期間の負債が50%以上
増加した。

 一方、韓国財界序列1位のサムスングループは、同期間の負債総額が222兆9,000億ウォンから
276兆2,000億ウォンと、23.9%増加したことが分かった。

30大グループの負債総額が急増した主な理由は、大型買収・合併(M&A)などの事業拡大と、景気
不振に伴う流動性の確保のために大きく伸ばした借入額によるものだと分析された。調査期間中、
30大グループは系列社数を983社から1165社まで、2年間で20%近くも増やしたことが分かった。

 そんな中、無理な事業拡張により負債を急増させた熊津グループが、ついに法的管理(企業再生
手続き)に入り、懸念の視線を集めている。


ソース:KRnews 2012/10/09 [14:34] 小田健介
http://www.krnews.jp/sub_read.html?uid=2989