【韓国経済】韓国の「雇用の質」、OECD加盟国で最低水準[09/03]

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 韓国は、就業率が経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち2位と高いのに対し、雇用の質は最低水準に
とどまっていることが、2日までに分かった。

 OECDによる雇用の質に関する統計を本紙が分析した結果、韓国は25−54歳の労働者に占める臨時職の
割合が19.3%で、OECD加盟国など39カ国のうちチェコやポーランドなどに続き5番目に高かった。

 賃金の格差も大きい。労働者の賃金水準を9等級に分類した場合、2010年基準で韓国の1等級(上位11%)の
賃金は9等級(下位11%)の4.7倍で、米国に続き2番目に格差が大きかった。また、男性の平均賃金は女性に
比べ39%高く、OECD加盟国のうち最も開きが大きかった。労働者全体のうち、賃金が中位賃金(労働者の賃金を
金額順に並べたとき、真ん中の賃金)の3分の2に満たない「低賃金労働者」の割合は25.9%と、OECD加盟国のうち
最も高かった。

 こうした雇用の質に関する統計は、量的に良好な韓国の雇用指標とは対照的だ。昨年、韓国の就業率はOECD
加盟国のうちノルウェーに続き2番目に高く、就業者の増加率は4番目に高かった。

パク・ユヨン記者


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2012/09/03 09:03
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/03/2012090300494.html