∞「大選」参与力強く…第67回光復節各地民団決議
第67回光復節中央記念式典(民団東京本部主管)が15日、東京・日比谷公会堂で団員ら約2000人が
参加して開かれた。参加者は、在外国民の義務として12月の第18代韓国大統領選挙に投票参加するた
めに一人でも多くが在外選挙人登録を行うよう呼びかけると同時に、次世代を担う後継者の育成および
組織基盤強化運動の推進、韓半島の平和統一と韓日友好増進により一層寄与することを誓い、決議文
を満場一致で採択した。この日、全国各地で開かれた民団の光復節慶祝記念式典でも同様な決議が
行われた。
■選挙人登録急ごう
■「統一壺募金」も積極化
中央式典は金龍濤東京本部団長の開式辞で始まり、申 秀駐日大使が、国民と北韓同胞および在外
同胞に向けた李明博大統領の「第67周年光復節慶祝辞」を代読した。
民団中央の呉公太団長は慶祝辞で、「私たちの祖国、大韓民国は建国以来、北韓との緊張状態が続
く中でも勤勉な国民性で『漢江の奇跡』を起こし、かつて援助を受けていた国から今や援助をする国に
発展を遂げた」と指摘。「このような誇らしい大韓民国の自由と民主主義を守り、韓半島の平和と安定を
確立するために、私たちに課せられた使命がある。それは、祖国が私たち在外国民にも権利を付与した
国政選挙に積極的に参与することだ」と強調、「在日同胞の皆さん全員が選挙人登録を行い、年末の
大統領選挙に確固たる信念で臨もう。『私たち全員が1票を!』を合い言葉に頑張ろう」と呼びかけた。
続いて来賓として祝辞を述べた与党セヌリ党の金泰煥議員、最大野党民主統合党の金才允議員とも、
年末の大統領選挙への在外国民の投票参加の意義を強調し、国政への積極参与を促した。
参加者は、@在日同胞の生活に大きな影響を与える母国の大統領選挙に積極的に参与し、在外国民
としての誇りと自覚を一層高めるA母国政府が推進する「統一ハンアリ(壺)募金運動」を積極的に展開
し、韓半島の平和統一に必要な財源確保に寄与するB韓民族の悠久の歴史と輝かしい伝統文化を継承
する次世代の民族的アイデンティティーの確立に全力を尽くすCいかなる困難があろうとも地域住民の
権利として地方参政権を必ず獲得し、多文化共生社会の実現に寄与するD在日韓国人として韓日間の
懸け橋的役割を強化すると同時に、同じ住民として地域社会の発展に一層寄与するとの決議文を採択し
た。
(2012.8.29 民団新聞)
ソース:民団新聞 2012-08-29
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