【韓国】ソウル・明洞でマッサージ店が外国人客争奪戦 客引き・デマ流布・妨害工作…[08/29]

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1壊龍φ ★
外国語できれば給与はずんでバイト引き抜きも

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写真: ソウル市中区の繁華街・明洞で日本人観光客にチラシを配り、客引きをするマッサージ店主。
   /写真=イ・ジョンウォン記者

 先月21日午後1時、ソウル・南大門警察署の強力(凶悪犯罪担当)チームに、ソウル・明洞にある同じビルで
営業をしていた32歳と48歳のマッサージ店主が連行されてきた。ビルの前でチラシを配っていた2人が客をめぐり
トラブルとなり、街中で殴り合いをしたためだ。客引き行為の神経戦が暴力に発展したケースだ。6月にはマッサージ
店主7人が所轄の警察署に陳情書を提出した。ライバルのマッサージ店が自分たちの店の周りに「性売買業者」と
書かれたビラを貼るなど、虚偽の事実を流布しているので取り締まってほしいというものだった。

 外国人観光客が急増している明洞では最近、商店関係者の間でトラブルが相次いでいる。ライバル業者に
関するデマの流布、アルバイトの引き抜き、誹謗(ひぼう)中傷、暴力行為など方法もさまざまだ。

 明洞には現在、マッサージ店が約100店舗、露店が約280店舗、化粧品店が約70店舗ある。今年明洞を訪れた
外国人観光客数は1日平均約1万6000人。このうち中国と日本の観光客だけで約1万人と推定されており、両国の
観光客数は前年比で平均30%増えている。このため、「アルバイトの引き抜き合戦」もあちこちで繰り広げられている。
明洞のある化粧品店で会ったアルバイト女性(23)は「外国語ができて積極的だからインセンティブ(成果報酬)を
たくさんあげると言われたため、他店から移ってきた」と話す。今年初めにはマッサージ店主(41)が、自分の店の
アルバイトに嫌がらせをして辞めさせたとして他店主とけんかになり、鼻の骨を折るけがをした。けがをした店主は
警察署で「他店主の妨害工作で1日の客が40人から20人にまで落ち込み、売り上げも半分に減った」と話した。

 南大門警察署関係者は「明洞に一番多くの外国人観光客が来るのは毎年10月ごろ。それまでに商店関係者の
自浄努力が必要だ」と話す。世宗大学ホテル経営学科のイ・ヒチャン教授は「江南の医療観光、明洞のマッサージ店・
化粧品店など、各観光スポットで特色が出てきたため、雨後のたけのこ式に業者が集まり、過当競争になる」と説明
している。

イ・ジウン記者


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2012/08/29 13:14
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