犯罪人引渡し請求、外相が「権限なし」と釈明
27/08/2012
スラポン外相は8月26日、インラック政権発足からのこの1年における自身の実績を
報道関係者に説明するとともに、「タクシン元首相を帰国させ、刑に服させる権限も、
関係当局に元首相の身柄引渡しを外国に請求させる権限も外務省にはない」との認識を改めて示した。
外務省にできるのは、関係当局の犯罪人身柄引渡し請求を外交チャンネルを通じて、
外国に伝えることだけと付け加えた。
さらに、犯罪人の所在がはっきりしている場合に限られるという。
なお、先に元首相が米国を訪問した際、最大野党・民主党は、「所在不明とは言わせない」
と引渡し請求を政府に迫ったが、政府は結局、何も手を打たなかったようだ。
ソース
バンコク週報 タイのビジネスニュース
http://www.bangkokshuho.com/article_detail.php?id=458