昨年のマレーシア 直接投資9380億円 ASEANで3位
2012.7.24 05:00
マレーシアのニュー・ストレーツ・タイムズによると、国連貿易開発会議(UNCTAD)
が公表したリポートで、同国が2011年に受け入れた外国直接投資(FDI)は
前年比31.5%増の119億7000万ドル(約9380億円)だった。
東南アジア諸国連合(ASEAN)の中でマレーシアは、シンガポール(640億ドル)、
インドネシア(189億ドル)に次いで3位。4位はタイの96億ドルで、
上位4カ国が他のASEAN諸国を大きく引き離している。
マレーシアが受け入れたFDIを産業分野別にみると、製造業が35%で最も多く、鉱業が20%で続いた。
UNCTADの担当者は「マレーシアのFDI誘致の唯一の弱点は国内市場が小さいことだ。
世界のバリューチェーン(価値連鎖)で地位を高める必要がある」と指摘した。
11年の東アジア・東南アジア向けFDIは、前年比14%増の3360億ドルで、世界全体の22%を占めた。
(シンガポール支局)
ソース
昨年のマレーシア 直接投資9380億円 ASEANで3位 - SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120724/mcb1207240502005-n1.htm