高校生3人、乗用車盗み警察とカーチェイス /安東
大田でも少年2人検挙
今月18日午前4時ごろ、高校1年の少年N(15)と同じ学校の友人2人が、
慶尚北道安東市堂北洞の中学校前にドアをロックせずに止められていた、Pさん(49)の乗用車に乗り込んだ。
助手席の近くにはキーが置かれていた。
母親の車を何度か運転したことがある少年Nはエンジンを掛け、車を発進させた。
普段から出入りしていたインターネットカフェ近くの路地に盗んだ車を止め、
しばらくゲームに興じた少年Nらは、午後1時ごろから再び車を運転し、同市吉安面などを走り回った。
盗難車として手配されたPさんの車はこの日午後6時34分ごろ、同市臨河面のシンドク橋で警察に見つかった。
警察は停止を命じたが、少年Nは国道35号(往復2車線)を走って同市中心部方面に逃げ、
安東警察署のパトカーと16分間、15キロにわたるカーチェイスを繰り広げた。
警察は22台のパトカーを各地点に配置し、逃げ道をふさいだ。
警察はカーブ区間のコンドン大学付近を通過したころ、空砲1発を発射し、改めて停止を命じたが、
少年Nはセンターラインを越え、時速100キロ以上の猛スピードで逃走した。
一方、警察は約3キロ離れたイチョン交差点付近で、少年Nが運転する車に向け実弾1発を発射し、
リアガラスが割れたが、それでも車は停止しなかったため、警察は国道34号(往復2車線)の
ソンチョン交差点や同市竜上洞の水道事業所付近で実弾を1発ずつ発射した。
その後、少年Nが運転する車は国道34号から右折し、竜上洞のマンション付近の路地に入って、
通り掛かった乗用車や駐車中の乗用車など5台に衝突して止まった。
少年Nらは警察の調べに対し「たまたま車を見つけて盗んだが、警察が追ってきたため怖くなって逃げた」
と供述したという。
一方、大田市でも似たような事件が発生した。
少年A(17)と少年J(18)は、19日午前2時20分ごろ、大田市大徳区新灘津洞の路上に止めてあったKさん(41)
の乗用車を盗み、警察の停止命令を無視して逃走し、検挙された。
警察は、少年Aらが運転する車が、路上に駐車していたトラックに衝突した後逃走したため、
後輪に向け空砲1発と実弾2発を発射し、3キロほどにわたって追跡、2時45分ごろに大田鉄道整備基地付近でパトカーで包囲し、
逮捕した。
ソース
Chosun Online | 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/06/20/2012062000924.html