サムスンSDI、リチウム電池生産事業に22億リンギ投資
2012/06/16 15:43 JST配信
【セレンバン】 韓国系サムスンSDIエナジーは、既存の工場でリチウムイオン電池と
バッテリーパックの生産を行うため向こう5年で22億リンギを投資する。
工場の視察に訪れたムスタパ・モハマド通産相が明らかにした。
工場ではブラウン管の製造が行われていたが、ブラウン管の生産ラインは閉鎖する方針で、
リチウムイオン電池およびバッテリーパックの生産は5月に開始した。
サムスングループのマレーシアにおける累計投資額は37億リンギになり、
投資額ではマレーシア国内で最大の外資企業となる。
サムスンSDIエナジーのリチウムイオン電池とバッテリーパックの生産能力は月間800万ユニット。
原材料を同社に供給する約30社の韓国企業がマレーシアへの投資機会を検討しているという。
同相は、現在リチウムイオン電池の原材料は輸入で賄っており、
今後韓国企業がマレーシアで原材料の生産を行うことで、
原材料の生産業の誘致につながると期待を示した。
同社はネグリ・センビラン州とセランゴール州クラン港でも操業を行っており、累計で4,000人を雇用している。
ソース
サムスンSDI、リチウム電池生産事業に22億リンギ投資 | マレーシア発ニュース速報 | マレーシアナビ!
http://www.malaysia-navi.jp/news/120615084350.html