インドネシア中央銀行、４会合連続で政策金利据え置き[06/12]

インドネシア中銀、４会合連続で政策金利据え置き
2012/06/12 18:28
　インドネシア中央銀行は１２日に開いた金融政策決定会合で政策金利を５．７５％で据え置くことを決定した。
据え置きは市場予想通りで４会合連続となる。

　中銀は声明文でインフレが落ち着いており、今後も目標とする物価上昇率３．５−５．５％の範囲で推移するとの見通しを示した。
１日に発表されたインドネシアの５月ＣＰＩ（消費者物価指数）は前年同月比４．４５％の上昇となり、
３カ月ぶりに鈍化したことで物価高への懸念がいったん後退していた。

　また国内経済について良好とする一方、欧州債務危機の深刻化や米景気の不安定さ、
中国およびインドの景気減速が懸念要因だと指摘。
インドネシアの１２年成長率予想は６．３−６．７％で据え置いたものの、
レンジの下限にとどまる可能性が高いとした。

　インドネシア主要株価指数のジャカルタ総合指数は日本時間午後５時４０分現在、
前日比０．７％安の３８３８．９２５ポイントで推移している。
(坂本浩明)
ソース
インドネシア中銀、４会合連続で政策金利据え置き インドネシア ニュース | EMEye - 新興国情報
http://www.emeye.jp/disp%2FIDN%2F2012%2F0612%2Fstockname_0612_015%2F0%2F1/

この不景気に金利据え置きか