【根室】北方領土ビザなし交流の枠組みで歯舞群島志発島を訪れていた自由訪問の本年度第1陣=児玉泰子団長(67)=が18日、
チャーター船「えとぴりか」(1120トン)で根室港に戻った。
久しぶりに故郷の土を踏んだ元志発島民とその家族ら58人は、笑顔で関係者の出迎えを受けた。
一行は16日に根室港を出発した。ロシア側による入域手続きは4年ぶりに国後島古釜布沖から志発島に近い水晶島沖に変更されたが、
悪天候で同日午前の予定が同日夕にずれ込み、志発島上陸は17日に。
17日は同島北東部カフェノツに上陸し、墓地などを訪問。
18日は水晶島沖での出域手続きを経て、根室に戻った。<北海道新聞5月18日夕刊掲載
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/373358.html