玄葉光一郎外相は18日の記者会見で、北大西洋条約機構(NATO)主催のアフガニスタン
支援会合に出席するため、20〜21日に米シカゴを訪問すると正式発表した。20日にクリントン
国務長官と会談し、アフガン支援や北朝鮮問題をめぐり協議する方向だ。
日米外相会談では2014年末に予定されるアフガンからの国際治安支援部隊(ISAF)の撤退を
にらみ、持続可能な開発に必要な支援について協議する。玄葉氏はISAFから治安権限を移譲
されるアフガン側の能力向上の必要性を指摘し、警察官養成などで引き続き貢献する考えを伝える。
7月にアフガンの開発支援をテーマに東京で開催する国際会議についても説明。クリントン氏の出席を
重ねて要請する。
玄葉氏とクリントン氏との会談は5回目。北朝鮮が準備を進めている核実験の阻止に向けた連携
強化でも一致する見通しだ。在日米軍再編見直しは、日米共同文書に沿って作業を進める方針を
確認する。
msn産経ニュース: 2012.5.18 17:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120518/asi12051818000005-n1.htm