【中国】人民元変動幅拡大　胡錦濤指導部が「国際化」で発言力狙う　権力闘争と外圧のはざまで[04/14]

【上海＝河崎真澄】中国が人民元の変動幅拡大に踏み切った背景には、ローカ
ル通貨である人民元のハードカレンシー（国際兌（だ）換（かん）通貨）への
脱皮に向け、為替自由化の方向性を打ち出すことで、中国経済への依存度を高
める国際社会への“発言力”を一段と強める胡錦濤指導部の狙いがある。政権
任期が１年を切った中での決断には、中国共産党内部の権力闘争の影もチラつ
いている。

ドルやユーロ、円などのハードカレンシーは、為替市場や資本取引の自由化が
条件。だが、江沢民前国家主席ら守旧派の上海閥は輸出産業や国内資本の保護
を目的に、かたくなに自由化を拒んできたとされる。

一方、人民元改革による国際的な発言力の強化を狙う胡錦濤国家主席ら改革派
は、完全失脚した前重慶市党委書記の薄煕来氏をめぐる問題をテコに、薄氏ら
党高級幹部子弟で構成される「太子党」や江氏ら守旧派を抑える力をようやく
得た。胡氏や温家宝首相らに対し、朱鎔基前首相が水面下で改革の推進を強く
求めたとの情報がある。

国内の経済的な事情も大きい。元安維持のため金融当局がドル買い介入を続け
た結果、世界最大の外貨準備高は３月末で３兆３０５０億ドル（約２６８兆円）
と日本の３倍近い水準に肥大し、コントロールが難しくなった。また、貿易取
引を装って大量の投機資金が流入。不動産市場に流れ込み、物価高騰とバブル
も引き起こすなど、管理相場の副作用が目立っていた。

むしろ人民元を将来的にハードカレンシー化し、基軸通貨であるドルに対抗し
うるマネーパワーと自由化で、国内の問題も克服しようと狙ったフシがある。

薄氏の解任劇が進行中だった今月初めには、人民元の資本取引規制の緩和策も
発表。胡政権は、今秋の党大会と来年３月の政権交代を控えた時間との戦いの
中で守旧派や太子党の反発を振り切ったとみられる。

１９日にワシントンで開かれる２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総
裁会議や５月の米中戦略経済対話も控え、内外のタイミングや圧力を巧みに生
かしたともいえる。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120414/chn12041422470002-n1.htm

どの道、統制経済じゃねぇか('A`)

変動幅拡大というがもうすぐダッチロールとなるはずだが

上下0.5%幅が、上下1%に増えたけど
来年の今頃、外貨準備高が倍に増えてたりして。

ようやく俺の人民元資産が火を噴く。


いやホンマ、そろそろなんとかして貰わんと、1元＝15円時代から1元＝12円まで下がってんだから
わしもう数百万円損してるでよ。頼むわマジで。

ドルべっくはずれて野良化した中国の貨幣になんて・・

よし、俺も次回の辛口発言からは、辛口度合いを0.5％までＵＰしようと思う。
国際化にあわせて。

変動は３％ぐらいにしろよ

>>8
そこは、「撤廃しろ」っていうところだろ。

ほぼドルペッグなんだし、ドルにしてしまえｗ
自国じゃ偽札もどうにもならないアホ政府なんだし。

元偽札問題を解決しないと中国は終焉。

偽札が多すぎるので無理

中国が国際社会のなかで、独自に持つ強みを生かすべく、
力量ある派閥が経済的方針を示すのは喜ばしい。
中国には、まだ多くの課題が残るとしても。

国際社会は、このような指導者の引き出した魅力ある中国に、
新しい期待を寄せるだろう。長期の日中の平和を願ってやまない。

中国の解体は近いか？

やり方が上手過ぎる ｗｗｗ
経済成長で大幅黒字の時代には通貨取引を規制して
十分に経済が成熟し、黒字が縮小してきたところで国際通貨化を図るｗｗ
もう教科書に載せてもいいくらいの政治的判断ｗ天才すぎるｗこりゃ日本一生勝てないわｗｗ