【中国経済】中国の三大造船指標が軒並み低下、船舶業が深刻な調整期に突入−中国証券報[04/09]

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∞ 中国の三大造船指標が軒並み低下、船舶業が深刻な調整期に突入

  <中国証券報>2012年1−2月、世界船舶市場が低迷を続けている影響により、中国の三大造船指標が
前年同期に比べともに低下し、工業生産額の増加幅も減速している。専門家は、世界経済の回復感が乏し
い中、船舶の需要と価格が上昇に転じる兆しはなく、中国の船舶業は深刻な調整期に突入するだろうと見
ている。9日付中国証券報が伝えた。

  中国船舶業が2011年下半期に低迷傾向に転じ、今年1−2月には、受注不足の圧力がより顕著になり、
三大造船指標が軒並み低下する現象が発生した。1−2月、全国の造船竣工量は前年同期比15.1%減の
719万積載重量トン(DWT)、新規受注量は同40.1%減の494万積載重量トン、手持ち工事量は同24.7%
減の1億4694万積載重量トンだった。

  1−2月、中国船舶工業業界協会が重点的にモニタリングを行なっている57社の船舶企業の主要営業収
入は前年同期比7.3%減の336億元、利益総額は同26.2%減の18億8000万元だった。うち37社の利益が
減少し、16社が赤字となった。

  船舶市場の不景気が続いたことにより、新規造船起工量が不足する現象が一般的となり、多くの造船
企業が赤字或いは業績下降の「泥沼」状態に陥っており、業界全体の工業生産額の増加幅の減速を招い
た。今年1−2月、一定規模以上(国有企業と年商500万元以上の国有企業)船舶工業企業は1618社、工業
生産額は前年同期比9.7%増の1101億元で、増加幅は10ポイント以上の減速となった。

  注目に値するのは、船舶製造、船舶修理などの分野が低迷しているものの、政策支援を受けている海洋
工学設備製造分野は好調な発展傾向が表れていることだ。今年1−2月、海洋工学設備製造分野の生産総
額は前年同期比13.5%増の29億6000万元、輸出納品額は同76.8%増の5億1000万元だった。(編集担当
:陳建民)


ソース:サーチナ 2012/04/09(月) 17:48
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0409&f=business_0409_182.shtml

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