∞経済部、大陸系資本の審査厳格化へ
経済部が中国大陸系資本に対する審査の厳格化を明らかにした。経済部の高重球・次長は23日、中国大陸
系資本の台湾への投資解禁について事前の審査を強化する方針を発表した。投資家が中国大陸の軍事関
係者、または軍事的な目的のある企業なら、その台湾投資を制限するという。
李登輝・元総統を精神的なリーダーと仰ぐ、台湾団結連盟の立法委員らは23日午前、「中国大陸系資本の
台湾投資解禁問題」に関する説明会を開き、経済部の高重球・次長ら政府関係者が招かれて列席した。
台湾団結連盟の立法委員は、政府は中国大陸系資本の台湾投資を相次いで解禁し、大陸系資本による、
台湾の公共投資への参入までも解禁したことは、「経済問題を持って政治問題に圧力をかける」ことになり、
国家に重大な影響を及ぼすと指摘している。
これに対して、高重球・次長は、台湾に投資する中国大陸系資本が経済において独占、寡占の地位にあり、
政治、社会、文化において敏感なもの、または国家の安全保障に影響を来たすもの、或いは台湾の経済
発展、または金融の安定に不利な影響を与えるものなら、政府はその投資を禁止することが可能だと説明
した。
ソース:Radio Taiwan International 2012/03/24
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=142375