【書籍】 韓国初!南北併せた近現代通史「七金山」出版〜世界先導する未来統一国家「大高麗」も予想[03/03]

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1蚯蚓φ ★

京畿(キョンギ)大名誉教授のコ・ジュンファン博士が大韓民国近現代史実録の‘七金山’を出版し
た。この本は我が国初の南北統合近現代史の通史実録だ。

コ・ジュンファン博士は大韓民国‘近代’を1876年江華島(カンファド)条約で開港し第2次世界大
戦が終わる8.15解放まで、‘現代’を8.15解放から2010年までで時代を区分した。

この本は事大植民史学と遺物階級史学を止め、民族自主史学として自主性、客観性、民主性、世
界性の通史書だ。全体の流れを生かしながら中心的な内容を入れエピソードも多く収録した。

近代史実録では韓民族が日帝により国を失って国権回復のために努力する抗日義兵独立闘争
に重点を置いた。タイトルを‘七金山-大韓近現代史実録’としたのは近現代史で明らかになった
人物を東洋の世界モデルである‘九山八海’に対応し、八海は国民大衆を示し、九山は主要人物
を示すが、九山が七金山と須弥山、鉄囲山で構成されたているのに着眼したためだ。

七金山は人物を山に照らして金は‘キム’であるから金九(キム・グ)をはじめ金泳三(キム・ヨンサ
ム)、金大中(キム・デジュン)、金鍾泌(キム・ジョンピル)と北側の金日成(キム・イルソン)、金正
日(キム・ジョンイル)そして‘黄金山’を含む。

著者は黄金山をファン・ウソク前ソウル大教授の‘黄(ファン)’と平壌(ピョンヤン)医科大学生物学
科、キム・ポンハン教授の‘金(キム)’を合わせて作った山を概念的に称する。

著者はこの本で最近の南北国際関係と天安艦沈没、延坪島(ヨンピョンド)襲撃事態、キム・ジョン
イル死亡も歴史の中で扱った。

また、我が民族のビジョンで、南北統一を成し遂げてモンゴリアン時代を開く一つの平和世界を先
導する未来統一国家として‘大高麗(Korea the Great)’を展望した。

コ・ジュンファン博士は「今まで韓国近現代史に関する部分的な歴史書物はたくさん出たが、韓民
族全体で南北を統合した近現代史実録は一冊もなかった」として「それは帝国主義侵略と民族相
克を体験し、また、それに関連した人々が異なる立場と世界観、愛憎で生きる現実での諸般制約
条件のためだろう」と解釈した。

コ・ジュンファン博士はソウル大法大を卒業し東亜日報筆禍事件で投獄されたこともある。現在、
彼は本覚布教院を運営している。著書には「一つになる韓国史」「罠にかかったファン・ウソク」「セ
ミの幼虫の夢、セミの夢」等がある。

ソース:天地日報(韓国語) 韓国初、南北統合近現代史通史実録‘七金山’出版
http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=120017