∞曽長官、マカオへのクルージングで癒着疑惑
曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官が先ごろ、プライベートでマカオのカジノホテルで行われ
た新春パーティーに出席したことが物議を醸している。2月21日付『東方日報』『明報』などに
よると、曽長官は17〜19日、3隻の豪華クルーザーによるマカオへの2泊3日のクルージング
に参加。クルーザー上ではワインやアワビなどを楽しみ、マカオではカジノホテル新濠天地度
假村の宴会場で開催されたVIP数百人が出席する新春パーティーに出席。行政長官弁公室は
この件について「休暇と墓参のためでプライベート活動の範囲であり、またカジノには足を踏み
入れていない」と述べている。同弁公室は曽長官が誰の招待を受けたのかは明らかにしていな
いが、『星島日報』を発行する星島新聞集団の何柱国・会長の招待とみられている。立法会議員
からは財界との癒着の疑いや、パーティーには暴力団関係者も出席したとみられるため行政長
官が出席するのは適当ではないなどの批判が上がっている。
ソース:香港ポスト 20120222 No:2932
http://www.hkpost.com.hk/index2.asp?id=3264