ソウルと隣接している京畿道(キョンギド)の小中高校が、今年から学校長の裁量で現行の2学期制を細分化し、3〜4学期制で
運営できることになる。金相坤(キム・サンゴン)京畿道教育長は24日、「各学校の自律的運営を保障し学生一人一人の特性に
合う教育機会を提供するため3〜4学期制の導入を積極的に推奨することにした」と明らかにした。各学校は3月の新学期前までに
学生と父兄、教師らを対象に弾力的学期制運営に対する意見をとりまとめ導入可否を決めれば良い。
道教育庁は弾力的な学期制を導入する場合、4学期制を選ぶ学校が多いとみている。5月と10月の中間考査の後1週間程度
ずつを晩春休み(5月中旬)と秋休み(10月中旬)として追加すれば学期中間に学生と教師に再充電時間を与えることができるためだ。
短期休みが追加される代わりに年間必須授業時間は既存の夏休みと冬休みを減らし、スポーツ大会や遠足のような行事を最小化
して充当することになる。
現在道内では安山(アンサン)のクァンドク高校と城南(ソンナム)のポピョン小学校4学期制を試験運営している。昨年から制度を
運営中のクァンドク高校の生徒らは晩春休みと秋休みの1週間に友だち同士での旅行を実施している。生徒らが旅行計画を立て、
同行する教師を選んでチームを作る。2009年から4学期制を運営するポピョン小学校は休み期間に担任教師が成績不振の生徒を
相手に1対1で個別指導を行っている。
京畿道教育庁の広報担当者は、「高3は夏休みをなくす代わりに修能試験後に休みを集中実施することも検討している」と明らかに
した。
中央日報/中央日報日本語版: 2012年01月25日09時24分
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