仁川紫月島海上で貨物船沈没…5人死亡 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Society/New/3/03/20120115/43321113/1 不明者2人死体で追加発見
6人不明、5人救助
船員"外部衝突なかった"
海上警察'内部原因'爆発の可能性捜査
http://news.donga.com/IMAGE/2012/01/15/43322332.2.jpg 仁川(インチョン)紫月島(チャウォルド)海上で貨物船爆発
15日午前8時頃、仁川市(インチョンシ)甕津郡(オンジングン)紫月島(チャウォルド)北5.5kmの海上で
仁川港を出て大山(テサン)港に向かっていた、4千191t級油類運搬船ドーラ3号が原因不明の事故で
爆発した。
15日午前8時5分頃、仁川市甕津郡紫月島の北3海里の海上を航海していた油類運搬船4千191t級
ドーラ3号(アン・サンウン船長57)で、原因不明の爆発が起きた。爆発で船体が真っ二つに折れ、半分
ほどは沈没し、航海士イ・ジョンワン(22)氏とミャンマー船員テンナインウォン(38)、ミョミンジャオ(32)氏
など5人が死亡し、1等航海士ユ・ジュンテ(52)氏など6人が行方不明になった。
この船は仁川港を出て、忠南(チュンナム)瑞山(ソサン)の大山港に向かっていた途中で、韓国人船員
11人とミャンマー船員5人の16人が乗っていた。
船長アン氏など5人は、事故直後に出動した海上警察警備艇に救助されたが、行方不明者が多く、死亡
者はさらに増えるものと見られる。死亡者の遺体は仁川市南区(ナムク)崇義洞(スンウイドン)にある大
仁川漢方病院葬儀場に安置された。
事故船舶には、バンカーC油80tと経由40tが積載されていたが、船尾にあるタンクは壊れなかったため、
流出は発生しなかった。
海上警察は船舶の沈没に備えて船首と船尾にブイを設置して、機関室と甲板のエアーベント(空気排出
口)を閉鎖した。また、バージ船を現場に投入して船に残っている油を移す作業を併行している。
ドーラ3号は大山港で船積みしたガソリン6千500tを、仁川南港にあるSK埠頭で下ろした後、この日午前
6時30分仁川港を離れて大山港に戻ろうとした途中で、轟音と共に爆発を起こしたと分かった。
海上警察は"外部との衝突はなく、船上(甲板)で油タンク内清掃などの作業をしている間に、突然爆発が
起きた"という生存船員らの話しと、死亡者の死体の損傷が激しいことから、船体欠陥など内部要因による
爆発事故である可能性が高いと見て、科学捜査研究所に精密鑑定を依頼する方針だ。
海上警察と海軍は、警備艇、高速艇など18隻とヘリコプターなどを事故海域に出動させ、行方不明者の
捜索作業を始めている。