「今年はアジアを超え、フランス・パリ、米ニューヨークなどでも公演を行い、世界で大きな愛をもらいました。2011年は本当に感謝
すべき1年となりました」――。
人気グループ、SUPER JUNIORのイトゥク、ドンヘ、シンドンが25日、聯合ニュースの報道専門チャンネル「ニュースY」の番組
「Y招待席」に出演し、今年1年を振り返り、今後の抱負について語った。
(中略)
写真=「Y招待席」に出演したシンドン、ドンヘ、イトゥク(左から)=(聯合ニュース)
http://img.yonhapnews.co.kr/Basic/Article/JP/20111226/20111226200619_bodyfile.jpg 3人とも、海外公演でのファンの歓声や声援が今でも記憶に残っていると話す。パリで公演するという話を聞いたときは驚いたという
ドンヘは、「パリのファンが僕たちを招待したいというインタビューを見たことはありましたが、実際に外国のファンが太極旗(韓国の国旗)
を手にSUPER JUNIORの歌を歌う姿を見てびっくりしました」と振り返った。
シンドンは、いまだにパリやニューヨークで公演した実感がわかないという。海外公演のときは「本当にここで公演してもいいのか」
「もっと格好良く見せなければ」というプレッシャーもあったそうだ。
SUPER JUNIORの海外での人気はすでにネット上でも立証された。米ニュースサイト「Mashable」が発表した「Top 10
Trending Topics on Twitter」のミュージカルアーティスト部門で、ジャスティン・ビーバー、レディー・ガガ、ジョナス・ブラザーズに
次いで4位に入ったほか、メンバーのシウォンは韓国の芸能人としては初めて短文投稿サイト「ツイッター」のフォロワーが100万人を
突破した。
海外のどこからでもツイッターに書き込みをすれば、ファンがそれぞれの国の言語で歓迎してくれる。ドンヘとウニョクは先ごろ発表した
デュエット曲を初めてテレビ番組で披露したときの写真をツイッターに投稿したところ、瞬時に広まった。3人は「ソーシャル・ネットワーキング・
サービス(SNS)の力は想像以上」と口をそろえる。
また、K−POPブームをリードするグループらしく、K−POPブームの肯定的な効果だけでなく懸念についても指摘した。
イトゥクは「海外のファンは僕らの歌を聞きながら韓国文化を知ったり、韓国語を習ったりします」と、K−POPの影響力を評価
しつつも、利益を追求しすぎると副作用が生じかねないと強調した。K−POPブームはようやくスタートを切った段階で、今後数年間
は見守る必要があると冷静だ。
SUPER JUNIORは今年、韓国でも意味ある成果を収めた。5枚目のアルバム「Mr.Simple」が30万枚を超えるセールスを
記録し、年末の各種授賞式でも複数の賞を受賞した。
2005年のデビュー以来、最も記憶に残る記録を尋ねると、イトゥクはアルバム「美人(BONAMANA)」が台湾の音楽チャートで
63週連続1位を記録したことを挙げた。また、「SUPER SHOW 4」の大阪公演で8万人の観客を動員したことも意味ある
記録だったと評価した。
◇レベルアップ誓う 平壌公演も夢
東方神起や少女時代と事務所が同じで、「目に見えない競争もあるのでは」との質問すると、シンドンとイトゥクは良きライバルと
して互いを高め合う競争はあると答えた。ほかのグループのメンバーも実力者ばかりなので熱心な姿を見ると「負けてはいられない」
と思うようになり、プラスになると語った。
SUPER JUNIORの今後の目標は、より広い世界に向けて進むこと。イトゥクは「Mr.Simple」発表のときに行った記者会見で
「平壌をはじめ世界中で公演したい」と抱負を述べた。SUPER JUNIORとして活動する間に必ず平壌で素敵な公演を披露し、
感動的な時間を作りたいという夢もあるという。
ソース(聨合ニュース)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/12/26/0200000000AJP20111226002900882.HTML