【論説】憂国忌に思う、三島由紀夫が予見した40年後の日本…西村幸祐氏、「台湾との友好を維持し、『特定アジア』三国と対峙せよ」[12/2]

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1もろこしφφ ★
 マット安川 今回は評論家・西村幸祐さんをお迎えしました。放送日はちょうど三島由紀夫の命日である憂国忌とあって、
当時の檄文などをあらためて振り返りつつ、日本の現状が抱える問題をうかがいました。

■三島由紀夫は40年後の日本を予見していた

写真=「マット安川のずばり勝負」 ゲスト:西村幸祐
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/c/7/250/img_c7f82bd49a8c60023b155a97ae723d4627442.jpg

西村 三島由紀夫が自衛隊に決起を呼びかけ、割腹自殺したのは41年前の今日(11月25日)です。あの日は、当時としては
恐ろしいまでの速さで情報が駆け巡りましたし、あらゆるメディアが特集を組んでこの事件を報道しました。ある意味で情報化社会
の幕開けを告げる出来事でしたが、むろんただそれだけのことではありません。

 時の総理、佐藤栄作氏は「気が違ったとしか思えない」と言い、防衛庁長官だった中曽根康弘氏も否定的な発言をしました。
それもあって「三島は文学者として優れているが、現実の政治についてはさほどではない」という認識が浸透し、今日に至りました。

 しかし、そうした見方は必ずしも正しくないことが、40年過ぎた今になっていよいよ明らかになってきたと思います。あの日三島が
まいた檄文を読むほど、私は感嘆せざるをえません。彼は今の日本をそのまま言い当てています。

 「・・・われわれは戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失い、本を正さずして末に走り、
その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。

 政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭
されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見ていなければならなかった・・・」

 この41年間、日本人が何一つ進歩していないことを、思い知らされませんか。

■日本語で話すことすら非関税障壁になりかねないTPP

 TPPをめぐっては、政府がやっていることもめちゃくちゃですが、マスコミにも苦言を呈したいですね。この問題が俎上に上ったのは
去年の秋なのに、この1年間、ほとんどまともな報道がなされてきませんでした。

 開国か鎖国かといった、見当違いなことばかりやっていた。最近になってやっと具体的な問題点を報道するようになりましたが、
対応が遅すぎます。これは自由貿易が是か非かというような単純な問題ではないのです。
(中略)
 私が懸念しているのは、非関税障壁という概念が無軌道に拡大されることです。80年代の終わり、日米構造協議のころから
出てきたこの言葉は、解釈のしようで何でも自由貿易の障害と決めつけかねない危険をはらんでいる。

 極端な話、日本語を使っていることが非関税障壁だと言われることだって考えられます。契約書は全部英語にしなきゃダメだと
いうことになってもおかしくない。
(中略)
■「特定アジア」と一線を画す台湾と仲良くしよう

 これからの東アジアの安全と安定を構築していくとき、核になるのは日本と台湾の2国だと思います。「2国」なんていうと、麻布
あたりの大使館に怒られそうですけど(笑)

 先日、台湾で諸外国に対する意識をめぐる世論調査が行われました。台湾にとって大事な友好国はどこかという問いで、
断トツの1位は日本。2位はアメリカで、以下はヨーロッパ諸国が続きます。

 興味深いのは、台湾にとって「悪い国」はどこかという問いに対する答えです。圧倒的な1位は中国でした。日本を友好国と
考える人以上に、中国を敵視する人の割合が多いんです。これはある意味で自然とも言えますが、ちょっと意外なのは「悪い国」
の2位です。実はこれが韓国なんですよ。

 特に反日感情が強い中国、韓国、北朝鮮を指す「特定アジア」という言葉があります。この世論調査の結果からは、台湾の
存在位置が「特定アジア」とは明らかに違うことが証明されるわけです。いずれにしても台湾とは仲良くしないといけません。

(以下略。全文はソース元でどうぞ)

ソース(JBPRESS) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/31343
2<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:10:01.48 ID:s6PREQJ0
まさかのもろこしスレ
3<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:14:32.31 ID:TQ7W3YfS
三島は政治家に必要な洞察力があったのね。
今の日本の汚れを全て体言したのが民主党よね。
民主党許すまじ。
4 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/12/02(金) 19:16:57.71 ID:65g8019c
もろこし・・・中身は別人か?
5<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:20:48.82 ID:sOqyMkf/
素晴らしいな
大昔に日本の将来を的確に見抜いていたか
6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:21:40.46 ID:ApRZ5cAF
日本は軍政とか中央集権のほうが向いているという話もあるね。
このへんは日本をモデルにしたシンガポールが実現したことではあるけども。
時代は違うといえども、明治維新後のちょっと異常なまでの発展は
中央集権で中央が人事やらを全て管轄してたからってのもあると思う。
7<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:23:50.27 ID:XGnBl5Ea
2005年か2006年か。特定アジアって言葉が2chで生まれる瞬間を目撃した。
8もろこしφφ ★:2011/12/02(金) 19:26:59.22 ID:???
ちなみに三島が予見していた通りなのは確かにその通りなんだけども。

でもその三島自身の「楯の会」も「軍隊ごっこ」でしかなくて、
だからこそ自衛隊員は三島の檄文には冷笑していたし、「さっさと割腹しろー」と野次を飛ばす者もいたそうな。

>>4
最近流行の「愛国者ごっこ」を見るにつけ、「あぁ、三島が憂いた通りになっているなぁ」と俺は思っていますよ。
9<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:27:16.47 ID:n82VCwl3


  益荒男が 手挟む太刀の 鞘鳴りに 幾年耐へて 今朝の初霜


  散るをいとふ世にも人にもさきがけて散るこそ花と吹く小夜嵐
10<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:27:30.18 ID:4M31Qo4Q
韓国は、日本の敵国。

日本の領土・竹島を不法占拠している韓国は、日本の敵国です。
国交断絶するのが、日本の正しい道です。

<日本がすること>
韓国からの入国は、禁止。
日本のガン・在日は強制送還。
違法ギャンブルのパチンコは廃止。
反日の広告代理店とチョンテレビ局を倒しましょう。
NHKの受信料を払わない。
11<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:27:58.47 ID:amg3lApd
ああそうか、特アって特定アジアの略だったのか。いま知ったわ。
12<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:33:21.88 ID:aT/tYwSx
>>8
ごっこじゃ駄目なん?
13<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:38:00.25 ID:n4NFQB0G
三島由紀夫はCIAに密室で謀殺された人だっけ
14<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:39:15.75 ID:YHCwjmWy
太平洋戦争で一億玉砕すればよかったのに
15<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:42:13.92 ID:ya4O30b5
もろこしも早く祖国の徴兵に応じろよ
16<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:43:21.76 ID:DtBYSBZL
台湾は友人

中国、朝鮮半島人は敵国(中国は基本国が敵、朝鮮人はそのモノが敵)

17<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:45:16.53 ID:hZ2EmdiB
泰平無事が続くと、われわれはすぐ戦乱の思ひ出を忘れてしまひ、非常の事態のときに男がどうあるべきかと
いふことを忘れてしまふ。金嬉老事件は小さな地方的な事件であるが、日本もいつかあのやうな事件の非常に
拡大された形で、われわれ全部が金嬉老の人質と同じ身の上になるかもしれないのである。

三島由紀夫「若きサムラヒのための精神講話」より
18<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:46:43.37 ID:w+H6tjqd
不道徳教育講座は読んどけ
マスごみは、一川の「少女乱交事件」発言のことを、上品ぶったように何も伝えていない。国民は誰も、なぜ問責なのか理解していない。
これを抜かせば、問責決議案が野党のごり押しになってしまうぞ。徹底してマスごみを追求せよ。
----------------------
「正確な中身を詳細には知らない」・「少女乱交事件」
2011年(平成23年)12月1日の参議院東日本大震災復興特別委員会で、
自民党・佐藤正久からアメリカ軍普天間飛行場返還運動の端緒となった1995年(平成7年)のアメリカ海兵隊員らによる沖縄米兵少女暴行事件について問われ、
「正確な中身を詳細には知らない」と答弁した。
また、翌2日午前の記者会見で前述の沖縄米兵少女暴行事件を少女「乱交」事件と発言。
本人はその場での訂正をせず、会見後に防衛省広報から訂正の申し入れがあった。上記2発言及び先日の沖縄防衛局長の問題発言による更迭を踏まえ、自民・公明両党は防衛相の問責決議案を提出する方針。
20<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:49:12.90 ID:WhZl6r+j
『特定アジア』三国を退治せよ
が正解だと思うわ
21<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:49:52.22 ID:BMdnVYtr
なにこの極右
22<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:52:09.03 ID:ri6GvHc4


TPPで怖いのは移民が労働力の形で大量に入ってくる事だな

日本人の民族浄化になりかねない

他民族はあくまで日本国内ではマイノリティーになってもらわなきゃだめ

日本の長い歴史が他民族によって乗っ取られるぞ

23<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:53:08.07 ID:1pURN1M+

最近、 もろこし のスレがおかしいの。

まさか愛国・憂国に目覚めた!?
24<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:54:06.24 ID:KjCuY4K0
>防衛庁長官だった中曽根康弘氏も否定的な発言

大勲位の目は節穴だったか
25<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:54:22.93 ID:hZ2EmdiB
戦後の日本にとつては、真の民族問題はありえず、在日朝鮮人問題は、国際問題であり、リフュジー(難民)の
問題であつても、日本国内の問題ではありえない。これを内部の問題であるかの如く扱ふ一部の扱ひには、
明らかに政治的意図があつて、先進工業国における革命主体としての異民族の利用価値を認めたものに他ならない。

三島由紀夫「文化防衛論 戦後民族主義の四段階」より
26<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:57:07.81 ID:TQ7W3YfS
中曽根は原発マフィアだと分かったし、最悪の人物で
三島の敵だわね。爺だから自分の悪口なんて知らないだろうから
ムカツクわね。
27<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 19:59:53.52 ID:xNLS+Qj7
ネトウヨとは対極に位置する人物
28<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 20:00:36.75 ID:cetv5r9r
(日本は確実にもうおしまいだぜ。)

韓国の男は全員が勇敢な戦士です。(韓国の男は全員が勇敢な坂本竜馬だ)

愛国教育の徹底で国の為に、喜んで命を捨てて戦うことが出来る世界最強の英雄であり戦士たちだ。
徴兵制度で韓国男子全員が自動小銃やミサイル操作以外に、ナイフやテコンドーだけで人を殺せる無慈悲なインテリスナイパーだ。
国の為に役立つ男になろうと日々努力するため、全員が英語やフランス語などが話せるインテリで、ケンブリッジやオックスフォードでも人気者だ。
女達や子供達や体の不自由なお年寄りたちを守るためなら、ニッコリ笑って命を投げ出せる本当のサムライ達であり正義の味方だ。
韓国の男達こそ文武両道の勇者達で、現代の坂本竜馬や西郷隆盛や高杉晋作達だ。
武士道やサムライ精神は日本では死滅したが、韓国の男達にこそ立派に引き継がれたのである。(司馬遼太郎 談)
韓国の男達こそ命知らずの武士でありサムライである、日本の男達は哀れなホモでありオカマでありもうすぐ朝鮮人の奴隷だ。

日本の男は全員が惨めなオカマです。

日教組の反日左翼教育の徹底で、戦争になったら進んで奴隷になる世界最弱のオナニー狂いのホモ。(爆笑)
ジェンダーフリー教育でオカマ化されて、戦争になったら自分からケツの穴を差し出して、カマを掘られてヒイヒイいきまくる変態だ。(爆笑)
日教組の日本人愚民化政策により、英語がしゃべれないボルネオの土人並の学力しかない無気力な馬鹿。(大爆笑)
サムライ達が作った過去の栄光にしがみつき、今ではオカマしかいないのに勇敢な戦士である韓国人を見下している馬鹿。(大爆笑)
マツコデラックスやミッツマングローブやイッコーなどのオカマしか出てこない、目も当てられない惨めな国に住んでる馬鹿。(ドンダケーッ)
国の為に努力しなさいってのはタブーで、あなたの夢を実現するために青い鳥をいつまでも追いかけなさいと日教組に教育され、
大人になって青い鳥が見つからずニートになって引きこもるか、首をくくって自殺するしか道がない反日左翼教育の哀れな被害者達。(大爆笑)

(世界中の人々に拡散して笑ってやってください)
(韓国のマスメディアの皆さんも、世界一ブザマな日本の男達を遠慮なく笑ってやってください)


29<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 20:02:14.87 ID:tQoHwAFb
            気
         あ  を
         の  付
         朝  け
      犯  鮮  .ろ
      罪  人
      者  .
       
   圖 
  ∧_∧
 ( ´∀`)
 (  ○ )
30<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 20:03:58.83 ID:GFKLlW9H
『特ア三国』という単語がネット外で用いられる日が来るとは!
いや、この単語が浸透しさえすれば色々見通しが良くなるぞ。十把一絡げ的な意味で。
日本台湾は断じてアジア大陸国家群の一員ではない!!日本台湾は環太平洋国家である!!!
31<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 20:14:49.91 ID:spralwhg


 日台友好

32<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 20:29:03.73 ID:+xIBsifg
台湾と中国ってそんなに違うのかな。
漢民族のアメとムチにしか見えない。
結局漢民族が日本に侵入してくるんだし。
33<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 20:43:02.91 ID:pKsWnpui
生まれて来るのが早すぎた人。
34<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 20:53:57.16 ID:vuOIFyH8
>>28
毎日退屈なコピペごくろうさん
嘘は100万回言っても真実にはならないんだぜ
韓国軍はホモだらけじゃん
韓国男は老若男女みさかいないんだよなw
35もろこしφφ ★:2011/12/02(金) 21:08:07.65 ID:???
>>23
えーと、右傾向なのは前からですけど。愛国者だからこそ外国人「にも」当然敬意を払うし、ヘイトクライムを憎むのですよ。

まぁ、「ウリに反対する奴はみなチョン」って奴らにゃ、「もろきみはチョン(キリッ」とか言われているがw
ニセモノに何を言われたところで、所詮ニセモノだからなぁw

だから、ネトウヨには批判的なんだよ。
36<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 21:31:40.17 ID:PDPvonlN
>>35
三島を「ごっこ」と小馬鹿にしつつ愛国者を自称かい
もろこしのネトウヨの定義が是非聞きたいな
37<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 22:03:55.07 ID:hZ2EmdiB
>>8
自衛隊内部の人達は、ごっことは見てなかったんだよ。当時三島と接した自衛隊員の人達は三島の真剣さを知っていた。
ごっこと見ていたのは(実は三島がわざとそう振る舞って目眩まししていた)、マスコミで、事件後も殊更、
野次を大げさに誇張した編集の報道で、三島貶しに集中したというのが当時のマスコミの方針だっただけの話。
調べれば調べるほど、当時のマスコミがバカで、三島がちゃんと日本の将来を案じてたのがわかるよ。
38<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 22:47:46.15 ID:c3k7Q0GY
色んな趣味が有ったにせよ、ごっこで切腹はないだろ
39<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 23:22:19.27 ID:1w1R/kHO
age
40甲鉄無敵エアロボット ◆VYWZ60AjThTP :2011/12/02(金) 23:25:08.79 ID:25T4vDgl
>>35
「俺様だけクールで冷静でどっちかと言われれば
右(左)だけど行き過ぎずバランスが取れていてとってもクレバー」
まで読んだ。ツイッターやってるとこういうのがウジャウジャ居るんだよね。
それこそもうウンザリってくらい。
41ぽっぽ焼き ◆gesoZMun9s :2011/12/02(金) 23:25:48.28 ID:R7J+LI2h
>>35
ネトウヨなんて使ってる以上、同じ穴の狢だよ君はw
42<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 23:27:48.35 ID:cxRvdmbI
アメリカが本当に中国の侵略、北朝鮮の攻撃を防ぎたいなら台湾は独立させるのに、
そうではない。アメリカが中国と仲悪いわけじゃないんだよね
43ぽっぽ焼き ◆gesoZMun9s :2011/12/02(金) 23:28:43.67 ID:R7J+LI2h
>>8
澁澤龍彦が「兵隊さんゴッコ」っていってた意味わかるかw
44<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 23:42:38.08 ID:3ZHeW3xM
漢字の読めない在日韓国朝鮮人には台湾人と中国人の区別もつかないのかw
お前ら漢字読めないもんな
台湾の歴史が描いてある本の読んでも漢字が読めまいw
45<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/02(金) 23:45:49.30 ID:3ZHeW3xM
日本は北朝鮮とは国交断絶してるが大韓民国とも国交断絶しろ!
中国は三島由紀夫が予見しなかった極左文化大革命が失敗して
極左冒険主義者が失脚したがな
三島は中国におけるフリーメーソンの浸透ぶりには理解が及ばなかったと見える
まああの当時は中国は「竹のカーテン」と言われたソ連コミンテルンの言いなりだったからな
46<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 00:15:27.58 ID:p6iCQ6j9
【コラム/中日新聞】三島由紀夫自決から40年、三島の死を冷静に考えられる時期がようやく訪れたのだろうか
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1290662927/
三島由紀夫自決から40年 現代社会に問いかける
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1290556630/

三島を高く評価したい私の次の理由は、私の見るところでは、彼は日本の政治論争にこれまで見られなかった
深みをつけ加えた点である。(略)…三島を「右翼の国家主義者」といった言葉で片づけることはできない。
三島は「右翼」とか「国家主義者」とかいったレッテルを貼った箱に、絶対におさめることのできない人物である。
彼の思想の広さといい深さといい、そうした単純な分類に入れることを許さない。
三島が何をいわんとしていたか、それを一言にして説明するには、何か新しい言葉を見つけださなければなるまい。
三島について注目すべき理由はほかにもある。彼は今日の政治論争のすべてを公開の席に持ちだした――(略)
…これらの問題については、自民党の幹部たちは私的な場所でのみしばしばその意見を表明してきたのである。
しかるに三島は敢然として、政治家たちがこれまでおっかなびっくりで、私的な場所だけで取りあげてきた
政策論争を、公けの席に持ちだした。職業政治家になぜこれができなかったのであろうか。

…三島を西洋に「説明」できるだけの資格を持つ西洋の学者は、ほんの一にぎりしかいない。しかもこれらの
学者たちでさえ、今までのところでは、三島をもっぱら文学者としてだけ扱い、彼の政治活動は重視していない
ようだ。私はそれはあやまっていると考えるし、三島自身がなくなる二週間前に、これらの学者について
語った言葉から推察すると、こうしたあやまりは彼自身予想していたようだ。彼は英語でこう言っていた。
「あの人たちは日本の文化の中のやさしいもの、美しいものばかりを取りあげる」したがって外国の批評家に
限っていえば、三島が全く誤解されてしまう可能性はきわめて大きい。この国の政情の非現実性――国防の
問題をトランプ遊びかポーカーの勝負をやっているかのように議論する国である――を、認識できる人は
ほとんどあるまい。(略)外国人は日本で自由な選挙が行なわれ、それに過剰気味なくらいおびただしい
世論調査と言論の自由があるという事実こそが、日本に民主主義のあることを物語っていると頭から
信じこんでいる。三島は日本における基本的な政治論争に現実性が欠けていること、ならびに日本の民主主義原則の
特殊性について、注意を喚起したのである。

ヘンリー・S・ストークス「ミシマは偉大だったか」より


◆【私の中の25年】三島由紀夫 果たし得ていない約束 恐るべき戦後民主主義
http://sakura4987.exblog.jp/6660814/


盾の会隊長 三島由紀夫
http://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/dazai/isyo/mishima.html
47<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 00:19:57.89 ID:ghpl/EcC
>>35
三島の愛国心はけしてルサンチマンではなかったんだけど。
矮小化することでしか受け止められないなら黙ってた方が賢く見えると思うんだよね。
48<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 00:52:55.79 ID:sMJqcnex
ユダヤさんはえげつない。
ユーロを金融危機でボロボロにしてから、
イランに火をつけて、札びらでほっぺたを叩いて
イラクに制裁させてしもうた。更にNATOを戦場に引きずりだす算段。
イスラエルは高みの見物、筒井順安を決め込むつもりだろう。

日本はどうするんだろう?
49<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 01:13:51.73 ID:j3LzxnPI
移民は怖いよね。連中が、子供を作って居座ったり、本国から親を
つれてきたらどうなるのか?
移民を入れた国は、現在移民の高齢化に悩まされ、老いた親を連れ来たために
逆に高齢化問題が大きくなってしまった。
だから、ドイツやスウェーデンは、移民が多いのに高齢化率が日本より高く、
移民を入れたことを後悔しているのに、未だに移民が高齢化対策になると、
ほざく連中がいる。
無知なのか、意図的な確信犯なのか?
50<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 01:43:37.59 ID:ek7fNDFg
>>3

三島からしてみれば、自民も民主も目くそ鼻糞レベルで語るに値しないだろうよ
51<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:24:53.03 ID:ohTKQC9i
現下の日本のもつとも重要な問題は、国家理念の確立と、青年に「大義とは何か」を体得せしめることであります。
多くの青年が、日本が犯される時は銃を執つて戦ふ覚悟を、口でこそ示しますが、その方途も、真の敵の所在も
明確につかんでゐないのが実情であります。
間接侵略の過程においては、まづ基幹産業の侵蝕と破壊が企てられることは、常識でありますが、わが企業体を
身を以て守るといふ覚悟乃至行動は、それ以上の高い国家理念の裏附なしには期待することができません。
企業防衛こそ国土防衛の重要な一環であり、一例が電源防衛にしても、それ自体がただちに国土防衛の本質的な
ものにつながります。
しかしこのやうな自覚も、強い思想的バック・ボーンなしには、たちまち足元から崩れ去るのが、今後の複雑な
政治状況であり、又、そのためには団体生活の訓練と、一定の基礎的な肉体訓練が必須であります。

三島由紀夫「J・N・G仮案(Japan National Guard ――祖国防衛隊)」より
52<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:26:00.63 ID:ohTKQC9i
このやうな青年によつてこそ、日本の安全保障と自主防衛の精神は、将来へ向つて輝やかしく保持され、国の安全こそ
企業の安全につながることが、国民全体によつて理解される糸口がひらけるのであります。
企業防衛イコール国土防衛の精神を確立するために、われわれは陸上自衛隊の協力を得て、従来の体験入隊より
一歩前進した、比較的長期間の組織的体験のプランを作製し、各企業体経営者各位の賛同を得て、J・N・Gの
横の組織を創り出したいと念ずるものであります。

 仮 案
一、中卒あるひは高校卒の青少年を、一定期間(十日乃至一ヶ月)当組織へお預りし、体験入隊をお世話し、
必要に応じて年一回、あるひは春秋二回といふ風に継続し、J・N・G隊員として、溌剌たる挺身的な模範社員を
各職場へお返しします。企業防衛を国土防衛の基盤として理解する、信念ある中堅社員育成のために、資する
ところ大なるものがあると信じます。(後略)

三島由紀夫「J・N・G仮案(Japan National Guard ――祖国防衛隊)」より
53<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:27:20.50 ID:ohTKQC9i
戦後平和日本の安寧になれて、国民精神は弛緩し、一方、偏向教育によつてイデオロギッシュな非武装平和論を
叩き込まれた青年たちは、ひたすら祖国の問題から逃避して遊惰な自己満足に耽る者、勉学にはいそしむが
政治的無関心の殻にとぢこもる者、「平和を守れ」と称して体制を転覆せんとする革命運動に専念する者の、
ほぼ三種類に分けられるにいたりました。(中略)
われわれは一九六〇年以後、言論活動による国の尊厳の回復の準備を進めて参ると共に、一九六五年にいたつて、
国防精神を国民自らの真剣な努力によつて振起する方法の研究に着手しました。(中略)…核兵器の進歩は
却つて通常兵器による局地戦(いはゆる代理戦争)の頻繁か発生を促し、これを戦ふ者も正規軍のみでなく、
ベトナム戦に見る如く人民戦争の様相を呈して来た以上、必ずしも高度に技術化された軍隊でなくとも、
通常兵器を以て国防に参与できる余地のあることが常識化されるにいたりました。

三島由紀夫「祖国防衛隊はなぜ必要か?」より
54<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:28:22.14 ID:ohTKQC9i
そもそもわが自衛隊は、安保体制下集団安全保障の一翼を担つて、国防の任務に就いてをりますが、この任務のうち、
純然たる自主防衛の領域は、新安保条約によれば、
一、間接侵略に対する治安出勤
二、非核兵器による局地的直接侵略に対する防衛
の二領域であります。この二つのケースにおいては、自衛隊は、いかなる外国軍隊の力をも借りず自らの手で
国防を引受けるといふ重大な任務を負うてゐるのであります。(中略)
「間接侵略」の形態も亦、一様ではありません。革命の客観的条件の成熟と向うが認めた時点が何時であり、
そこへ向つて、いかなる一連の動きによつて「間接侵略」といふ内戦段階へ移行するかは予断を許さぬのみならず、
現に今日只今の平和な日常生活の中にも、間接侵略の下拵(したごしら)へは着々と進められてゐると考へて
いいのです。

三島由紀夫「祖国防衛隊はなぜ必要か?」より
55<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:29:27.31 ID:ohTKQC9i
これに応戦する立場も、単に自衛隊の武力ばかりでなく、千変万化の共産戦術に応じて、あるひは言論、あるひは
行動により、千変万化の対応の仕方を準備するのが賢明であります。そのための最後の拠り処は、外敵の
思想的侵略を受け容れぬ鞏固な国民精神であると共に、民族主義の仮面を巧妙にかぶつたインターナショナリズムに
だまされない知的見識であり、又、有事即応の不退転の決意でなければなりません。このやうな決意を持たぬ思想は、
怯懦に陥つて、いつか敵の術策に陥ることをなしとしないのであります。
不退転の決意とは何か? すなはち、国民自らが一朝事あれば剣を執つて、国の歴史と伝統を守る決意であり、
自ら国を守らんとする気魄(きはく)であります。
しかし、気魄だけでは実際の役に立たないので、武器の取扱にも周到な教育を要し、指揮統率の能力も、
又これに応ずる能力も、一定の訓練体験なしには、つひに画に描いた餅にすぎません。

三島由紀夫「祖国防衛隊はなぜ必要か?」より
56<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:34:34.65 ID:ohTKQC9i
又、別方面から考へれば、何事も感覚的にしか理解しえない無関心層の青年に、国防精神を植ゑつけるには、
単なる思想指導や言論による教育では不十分で、実際に彼らに執銃体験を与へることによつて、彼らが
武器といふものの持つ意義も危険も知り、感覚を土台にして、より高い国防精神に覚醒する端緒をつかむといふ
ことも十分考へられるのであります。
ここに思ひ到つたわれわれは、諸外国の民兵制度を研究し、左記のやうな各種の資料を得ました。
(中略)
以上のやうに、民兵制度なるものを種々検討してみたわれわれは、平和憲法下の日本で、われわれ国民が
市民としての立場で国防に参与する方途は、ここにあると確信するにいたりました。民主国家国民としてあらゆる
自由と権利を享楽してきた日本人は、戦後、義務の観念を喪失したと云はれますが、実はまだ使つてゐない権利が
一つ残つてゐるのではないか、民主国家の国民としてのもつとも基本的な権利である、「国防に参与する権利」
だけは、まだ手つかずのままではないか、といふのがわれわれの発想のもとであります。

三島由紀夫「祖国防衛隊はなぜ必要か?」より
57<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:35:47.06 ID:ohTKQC9i
民兵といふ言葉はみすぼらしく、魅力的でないので、われわれは祖国防衛隊といふ言葉を使ひます。(中略)
専門家の概算によると、長大な海岸線を持つわが国の国土防衛のためには、三五万から百万の陸上兵力を
必要としますが、(中略)…のこりの十七万は何とか国民の自主的な努力により確保せねばならぬのであります。
従つて祖国防衛隊は、大都市においては都市防衛、海浜地域においては沿岸警備、山間地域においては
対ゲリラ防衛を任務とすることになるでせう。又、出勤した正規軍師団の後方警備要員としても有効適切であります。
ヨーロッパ諸国の軍事制度を研究した者は、むしろ戦前の日本の国軍一本化がむしろ異例であることを知つてゐます。
正規軍以外の各種の軍隊の並立のうちに発達してきたヨーロッパ軍事制度の歴史に鑑み、日本の戦前の軍事制度に
関する常識を、戦後の平和憲法下の特殊事情を考慮して、一ぺん徹底的に考へ直し、真に有効な現代的方途を
発見してゆかなければなりません。

三島由紀夫「祖国防衛隊はなぜ必要か?」より
58<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:36:53.68 ID:ohTKQC9i
現に戦時中も、総力戦体制と称しながら、軍の権力構造を保持するために、知識人や行政上経営上の指導者をも
一兵卒として召集し、無理な一本化を急いで弊害のみを助長させた教訓は近きにあり、むしろ、戦争末期は
市民軍の養成を別途に推進すべきであつたのであります。
正規軍の増強と精鋭を望む議論としては正論でありますが、日本の現状から見るとき、徴兵制度の弊害の記憶が
ありありと残つてゐる国民感情から見ても、又、もし将来徴兵制度復活が実現されても、そのときはもはや
国論統一が成し遂げられた時点であり、国論統一が成就するや否やわからぬ過渡期の危機を収拾するには間に合はず、
前途のとほり、間接侵略の複雑微妙な進行過程において、徴兵制を強行すれば、軍自体の赤化の危険さへ
懸念されるのであります。その点からも、「思想堅固な者にのみ、武器をとらせる」方式を別途に考へなければ、
間接侵略に真に対処することは不可能なのであります。

三島由紀夫「祖国防衛隊はなぜ必要か?」より
59<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:37:58.10 ID:ohTKQC9i
これらの考察ののち、われわれは一九六六年秋にいたつて、祖国防衛隊のもつとも基本的な原案を作製しました。
(中略)
概ね、右のとほりでありますが、無給である以上、隊員には強い国防意識と栄誉と自恃の念の養成が必要とされます。
又、まだ法制化を急ぐ段階ではありませんから、純然たる民間団体として民族資本の協力に仰ぐの他はなく、
一方、一般公募にいたる準備段階に数年をかけ、少くとも百人の中核体を一種の民間将校団として暗々裡に
養成することが先決問題と考へられたのであります。(中略)
われわれはかくて自衛隊内部にも知己を得て、国防問題について真剣に論じ合ひました。われわれの知りたいことは、
市民軍の指導者たる幹部要員の教育に、必要最低限度、どれだけ訓練が必要とされるか、現行法制下でそれが
可能か、といふことでありました。そしてつひに、それが可能であるといふ成果を得たのであります。

三島由紀夫「祖国防衛隊はなぜ必要か?」より
60<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 09:39:07.12 ID:ohTKQC9i
祖国防衛隊基本綱領(案)
祖国防衛隊は、わが祖国・国民及びその文化を愛し、自由にして平和な市民生活の秩序と矜りと名誉を
守らんとする市民による戦士共同体である。
われら祖国防衛隊は、われらの矜りと名誉の根源である人間の尊厳・文化の本質及びわが歴史の連続性を
破壊する一切の武力的脅威に対しては、剣を執つて立ち上がることを以て、その任務とする。

 隊 歌
強く正しく剛(たけ)くあれ
文武の道にいそしみて
正大の気の凝るところ
万朶(ばんだ)の花と咲き競ふ
日本男子の朝ぼらけ
われらは祖国防衛隊

若く凛々しく勇ましく
高根の雪に恥づるなき
市民の鑑(かがみ)武士の裔(すゑ)
祖国を犯す者あらば
かへりみはせじ楯の身を
われらは祖国防衛隊

清く明るく晴れやかに
憂憤深き夜は明けて
正気光りを発すれば
歩武堂々の靴跡に
敵影(てきえい)霜と消え失せん
われらは祖国防衛隊

三島由紀夫「祖国防衛隊はなぜ必要か?」より
61<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 12:30:42.19 ID:VTCxlU3M
自分でどうにかしようとしたのがダメダメ。
後々のための準備や、えせ左翼に対抗するための論者・思想家の育成、
ならびに歴史観や情報の伝搬組織として特化すべきだった。
62<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 13:37:33.97 ID:TY56G+uh
西村幸祐さんは全て正しいよ。尊敬できる数少ないジャーナリストです。
63<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 13:42:22.90 ID:TY56G+uh
この日の放送が全部聴けるね。
西村氏のツイッターに書いてあった。

http://twitter.com/kohyu1952/status/140868153424089088
忙しくて全く告知できなかった生放送。11月25日にラジオ日本の
「マット安川のずばり勝負」に出演しました。
この日はちょうど三島由紀夫の命日、「憂国忌」でした。
RT:ずばり勝負 H23.11.25 西村幸祐
http://www.youtube.com/watch?v=iW61ALnuJA0&feature=share via @youtube
64<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 22:27:02.80 ID:B/GE6DY/
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1373.html
【拡散希望】日本は負けていない! 〜超経験者しか知らない真実〜  中松義郎博士
http://www.apa.co.jp/book_ronbun/vol4/yushu2011japan.html
65<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 23:40:01.52 ID:vPUxKSZ2
現代の自衛官はどうなんだろうか

愛国心のある若者はいるのだろうか
66<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 23:45:24.09 ID:ix9a0527
>>65
おれの知り合いの元自衛官の言葉、

「自分達は弾です、引き金を引くのは国民です。
国民が行けといえば例えそれが間違いだとしても、
行くのが自分達です。」

と。
67<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/03(土) 23:46:08.92 ID:j3LzxnPI


【ニュースの読み方】真珠湾攻撃70周年の意味[桜H23/12/2]
http://www.youtube.com/watch?v=Koi87MjHupo&feature=relmfu

今回も面白いよ。日露戦争の仲介をしたルーズベルトが
日本人をジャップ呼ばわりしていたこととか、真珠湾攻撃の
一年近く前に駐日アメリカ大使が、日本軍の真珠湾攻撃のための
訓練を行っていることを暗号電文でホワイトハウスに送っていることとかね。
もはや、日本がアメリカに戦争を仕掛けて、アメリカと戦ったのではなく、
アメリカが日本に戦争を仕掛けて、アメリカが日本と戦ったと
発想を変える必要があるね。
68<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/04(日) 02:03:14.64 ID:FlY+L8SP
>>67
ありがと。さっき全部視聴した。最高に面白かった!!

>
> 【ニュースの読み方】真珠湾攻撃70周年の意味[桜H23/12/2]
> http://www.youtube.com/watch?v=Koi87MjHupo&feature=relmfu
>
> 今回も面白いよ。日露戦争の仲介をしたルーズベルトが
> 日本人をジャップ呼ばわりしていたこととか、真珠湾攻撃の
> 一年近く前に駐日アメリカ大使が、日本軍の真珠湾攻撃のための
> 訓練を行っていることを暗号電文でホワイトハウスに送っていることとかね。
> もはや、日本がアメリカに戦争を仕掛けて、アメリカと戦ったのではなく、
> アメリカが日本に戦争を仕掛けて、アメリカが日本と戦ったと
> 発想を変える必要があるね。
69<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/04(日) 02:21:02.83 ID:0YBb2CVt
>>19

いまや、こんなくずが自衛隊のトップだものなぁ……
70<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/04(日) 02:52:30.89 ID:8zaCviCi
>>64
夢あるなぁ
71<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/04(日) 11:44:02.54 ID:AlHfW8Id
真の東洋的なもの、東洋的神秘主義の最後の一線を、近代的立憲国家の形体に於て留保したものが日本の天皇制である。
天皇制は過去の凡ゆる東洋文化の枠であり、帝王学と人生哲学の最後の結論である。これが失はれるとき
東洋文化の現代文化へのかけはし、その最後の理解の橋も失はれるのである。

三島由紀夫「偶感」より
72<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/04(日) 18:19:26.59 ID:AF9C3xBj
>>69
田母神みたいな基地外がトップまで上り詰められる組織だからな。
自衛隊は。

どんな組織にもおかしな人間はいるが、そういう奴は排除する自浄能力が
あるのがまともな組織。
自衛隊にはない。
有事にまともな対応なんてできないよ。
73<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/04(日) 19:49:53.80 ID:WVSxnC/S
もろこし…このスレはいいと思う
74<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 03:07:03.55 ID:g71bBpy9
マスコミもテレビも北朝鮮を地上の楽園と絶賛してた頃と変わってない
北朝鮮が韓国に変わっただけ気が狂ってる韓国しか見ることが出来ない民主党も気が狂ってる
75<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 03:51:01.19 ID:DZTPvdQE
【吉田ドクトリン】日本をこんな国にしたのは吉田茂
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1285679483/
76<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 10:45:49.32 ID:0998MQHk
左翼はいつも、より良き未来世界といふものを模索してゐる。いつもより良き未来社会へ向かつて我々は進歩して
ゆくと考へてゐるのです。(中略)
ところがソビエトはご承知のやうな状態になつた。これは完全な官僚社会のみならず、その常套語を使へば、
帝国主義なのです。そして、かつて日本人が未来社会と思つたのが帝国主義になつてしまつた。もうスターリン批判
以来、日本人のソビエトに対する夢も崩れた。では、中共はどうか。中共はどうも日本人の西洋崇拝から言ふと少し
外れる処があつたんだけど、文化大革命といふことがあつたので、ますます日本人の理想から遠くなつてしまつた。
近頃は経済的には先進国になつてゐますので、その点でも、あらゆる後進国的なラディカルな革命のやり方で
やれるものかどうかといふ疑問は幼稚園ぐらゐ出てゐれば大体分るわけです。
そこで未来社会の展望を失つたところに彼らの焦燥と彼らの一種の絶望感があることは確かなのです。

三島由紀夫「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
77<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 10:46:22.60 ID:0998MQHk
(中略)
それで、より良き彼らの本当の未来社会とは何であるか。皆さんは、「自由からの逃走」といふエーリッヒ・フロムの
本などをお読みになつたことがあるだらうと思ひますが、“われわれの窮屈に閉込められたこの自由といふ名の下に
於いて、人間が一種のフィクションに堕してしまつた社会”から何とか抜け出して、“自由な人間主義の本当に
実現される世界、しかもそこでは社会主義がその最も良いところを実現してゐるやうな社会”であります。
いはゆる、ヒューマニテリアン・ソシャリズムですが、完全な言論自由化の社会主義といふやうな、誰が考へても
実現不可能のやうな、より良き未来に向かつて進んで行かうと、それがまあ大体の左翼型のラディカルな革命の
行動の先にある未来国であると考へて良いと思ひます。(中略)
何も私は共産主義に対抗して生きてゐるわけではありません。別にそれを職業にしてゐる人間でもありません。
ですけれども彼らの考へにうつかり動かされ、蝕まれていつたならば、どういふ結果になるか目に見えてゐる。

三島由紀夫「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
78<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 10:46:48.93 ID:0998MQHk
(中略)
私は未来といふものはないといふ考へなのです。未来などといふことを考へるからいけない。だから未来といふ言葉を
辞書から抹殺しなさいといふのが私の考へなのです。(中略)我々はアメーバが触手を伸ばすやうに、闇の中を
手探りで少し先の未来までは予測ができる。或ひは来年くらゐまでは予測できるかもしれない。しかし、人間が
予測されない闇の中を進んでゆくためには、その闇の彼方にあるものを信ずるか、或ひはその闇といふものに
対決して本当に自分の現在に生きるかといふことの二つの選択を迫られてゐるといふのが私の考へ方の基本であります。
“未来に夢を賭ける”といふことは弱者のすることである。そして、自分をプロセスとしか感じられない人間の
することであります。(中略)
このやうな思考の中からは人間の円熟といふことも出て来なければ、人間の成熟といふ思考も絶対に出て来ない。

三島由紀夫「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
79<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 10:47:29.86 ID:0998MQHk
実は、人間は未来に向かつて成熟してゆくものではないんです。それが人間といふ生き物の矛盾に充ちた
不思議なところです。人間といふものは“日々に生き、日々に死ぬ”以外に成熟の方法を知らないんです。
「葉隠」といふ本を御覧になつた方があるとみえて、笑つてゐる方がそこに居りますが、やはり死といふ事を
毎日毎日起り得る状況として捉へるところから人間の行動の根拠を発見して、そこにモラルを提示してゆく。
非常に極端な考へ方なのですが、あれ程生きる力を与へられた本を私は知りません。
あの思考には、未来が無いのです。我々は常識で考へて「未来がない」と言ふと、まるで破産宣告を受けた人間とか、
ガンの宣告を受けた人間のやうに考へますが、さうではなくて、私は、「青年にこそ未来がない」と、私自身の
考へから、経験から言へるのです。(中略)
青年といふのが“未来を所有してゐる”のではなくして、“未来を夢みてゐた”のであります。そして、未来を
所有してゐる人間といふのは、棺桶に片足を突つ込んだ人間のことを言ふのです。

三島由紀夫「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
80<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 10:48:08.53 ID:0998MQHk
そこで、何も未来を信じない時、人間の根拠は何かといふことを考へますと、次のやうになります。未来を
信じないといふことは今日に生きることですが、刹那主義の今日に生きるのではないのであつて、今日の私、
現在の私、今日の貴方、現在の貴方といふものには、背後に過去の無限の蓄積がある。そして、長い文化と
歴史と伝統が自分のところで止まつてゐるのであるから、自分が滅びる時は全て滅びる。つまり、自分が支へてきた
文化も伝統も歴史もみんな滅びるけれども、しかし老いてゆくのではないのです。今、私が四十歳であつても、
二十歳の人間も同じ様に考へてくれば、その人間が生きてゐる限り、その人間のところで文化は完結してゐる。
その様にして終りと終りを繋げれば、そこに初めて未来が始まるのであります。
われわれは自分が遠い遠い祖先から受け継いできた文化の集積の最後の成果であり、これこそ自分であると
いふ気持で以つて、全身に自分の歴史と伝統が籠つてゐるといふ気持を持たなければ、今日の仕事に完全な
成熟といふものを信じられないのではなからうか。

三島由紀夫「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
81帝徒‐テト(天皇になる子):2011/12/05(月) 10:50:55.32 ID:lic3B2Ct
少頭劣一族はフィリピンの范蘭と西太后の所からモンゴルに逃げた『シバ』との間の子の意味。従軍慰安婦。
グーグルで インターネットテレビ 人質 サッカー 少頭劣 又は インターネットテレビ 少頭劣一族 原発(又は戦争)
82<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 10:50:57.43 ID:0998MQHk
或ひは、自分一個の現実性も信じられないのではなからうか。自分は過程ではないのだ。道具ではないのだ。
自分の背中に日本を背負ひ、日本の歴史と伝統と文化の全てを背負つてゐるのだといふ気持に一人一人がなることが、
それが即ち今日の行動の本になる。
「今日も行動を起す」と言つて、何も角材を持つて飛び出すのではなくて、その気持の中から、自分は果して
それに相応しいのだらうか、自分は果して本当に日本の歴史と伝統といふものを正確に且つ立派に代表して
ゐるだらうか、といふ気持がその人の倫理になります。また、成熟の本になります。
「俺一人を見ろ!」とこれがニーチェの「この人を見よ」といふ思想の一つの核心でもありませう。けれども、
私は中学時代に「この人を見よ」といふのは「誰を見よ」といふのかと思つて先輩に聞きましたところ、
「ニーチェを見よ」といふことだと教へて貰ひ、私は世の中にこんなに自惚れの強い人間がゐるのかと驚いたことが
あるのです。しかし、今になつて考へてみると、それは自惚れではないのであります。

三島由紀夫「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
83<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 10:51:23.55 ID:0998MQHk
自分の中にすべての集積があり、それを大切にし、その魂の成熟を自分の大事な仕事にしてゆく。しかし、
そのかはり何時でも身を投げ出す覚悟で、それを毀さうとするものに対して戦ふ。(中略)
ここにこそ現在があり、歴史があり、伝統がある。彼らの貧相な、観念的な、非現実的な未来ではないものがある。
そこに自分の行動と日々のクリエーションの根拠を持つといふことが必要です。これは又、人間の行動の強さの
源泉にもなると思ふ。といふのは人間といふものは、それは果無(はかな)い生命であります。しかし、
明日死ぬと思へば今日何かできる。そして、明日がないのだと思ふからこそ、今日何かができるといふのは、
人間の全力的表現であり、さうしなければ、私は人間として生きる価値がないのだと思ひます。
大体、中南米諸国の民族は、間に合はないと何でも明日に延ばしてしまふのですが、日本人の精神といふのは、
その間に合はないといふところがない。さういふところが日本人の良いところであつて、それが日本精神で
あるとさへ私は思ひます。

三島由紀夫「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
84<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 10:51:54.03 ID:0998MQHk
本日ただ今の、これは禅にも通じますが、現在の一瞬間に全力表現を尽すことのできる民族が、その国民精神が
結果的には、本当に立派な未来を築いてゆくのだと思ひます。しかし、その未来は何も自分の一瞬には関係ないのである。
これは、日本国民全体がそれぞれの自分の文化と伝統と歴史の自信を持つて今日を築きゆくところに、生命を
賭けてゆくところにあるのです。
特攻隊の遺書にありますやうに、私が“後世を信ずる”といふのは“未来を信ずる”といふことではないと
思ふのです。ですから、“未来を信じない”といふことは、“後世を信じない”といふこととは違ふのであります。
私は未来は信じないけれども後世は信ずる。特攻隊の立派な気持には万分の一にも及びませんが、私ばかりでなく、
若い皆さんの一人一人がさういふ気持で後輩を、又、自分の仕事ないし日々の行動の本を律してゆかれたならば、
その力たるや恐るべきものがあると思ひます。

三島由紀夫「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
85<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 12:15:59.54 ID:OWmR6h/r
>>19
防衛大臣がこれだもんな
そりゃ造反もしたくなるわ

三島由紀夫がクーデターに成功していたら、日本はどうなっていただろうか?
86<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 14:04:12.95 ID:28XfMfGa
竹島にしろ沖縄にしろ尖閣にしろ北方領土にしろ、もうちっとは日本としての主張を通せただろうね。
87<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 14:23:02.73 ID:IcfnaQib
日本の敵は日本と言つた三島が、
「『特定アジア』三国と対峙せよ」と言ふとは思へない。
88<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/05(月) 16:34:23.32 ID:28XfMfGa
>>87
「内部の敵」という言い方をしてますね。

その内部の敵は中共朝鮮スパイ左翼以外も、日本の文化伝統破壊者なら含むのはもちろんですが。
89<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/06(火) 15:06:26.03 ID:JgEFqOEA
もちろんわれわれは、いたづらに自己を拡張し、いたづらに古い軍国主義や、軍国主義の幻に惑はされて、
日本をそのうぬぼれの成し進めるままに、昔の誤りを繰り返へさせようとするものではありません。しかし、
私が言ひたいのは、元と末といふことであります。何よりも大事なのは、何を元と考へ、何を末と考へるかであり、
まづ元を固めてから末に及ぼすのが、政治のみならず人間精神の常道であります。元とは何か。
元とは、日本が自主自尊の念を持つて国防に邁進し、日本文化と伝統を守るのに人の力を借りず、その力を
侵さうとするものに対しては、一人一人、断固としてこれを排除する決意を持ち、少なくとも国民の一人一人に、
このやうな背すぢが一本通つたところで、はじめて堂々と面を上げて諸外国と交際し、産業・文化の交流はもちろん、
国益のために必要があれば軍事同盟もいとはず、あるひは国際連合への義務をも回避しないといふところに
あるのでなければなりません。

三島由紀夫「70年代新春の呼びかけ」より
90<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/06(火) 15:07:15.18 ID:JgEFqOEA
(中略)
私は、十月二十一日の新宿における反戦デモの見物に行きましたが、あのデモを見物したあとの私の感想は、
ただ一言「これで日本の憲法は変はらない」といふことでありました。(中略)
もし政府当局者が、この現場を見れば、もはや憲法を変へなくても、あらゆることが可能であるといふ判断を
持つたに違ひなく、しかも憲法を変へないといふことは、国際的、国内的に二つの極端なメリットを持つといふ
ことを認識したに違ひありません。
(中略)
われわれはもはや、根本的な改革の時代を生きてゐないと言はねばなりません。(中略)また憲法自らは、
相変はらず偽善的なただ乗り主義と、肩身の狭いやうにみえる防衛義務と相携へていかねばならんといふ跛行的状況の
永続を意味し、われわれが矛盾に耐へるのをおそれれば、みすみす外国の術中に陥り、われわれが矛盾を甘受すれば、
知らない間に精神の弛緩状態に陥つて、ますます現状維持の泥沼に沈むかもしれないからです。
われわれは狼にならうとすれば熊に食はれ、豚にならうとすれば人間に食はれるのかもしれないのです。

三島由紀夫「70年代新春の呼びかけ」より
91<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/06(火) 15:07:57.31 ID:JgEFqOEA
国際関係はいつも微妙な力のバランスの上に立ち、一国民のナショナリズムをもつてしても、なんともなるものでは
ありません。しかし一九七〇年を境に、われわれは個々に目をらんらんと光らせてわが身を振り返へり、世道人心の
奥に目を開いて、そこに底流するものを認識し、日本とは何か、真のナショナリズムなるものとは何か、それを
守るにはどうすればよいかを考へなくてはなりません。いまやナショナリズムは、新聞紙上や街頭で絶叫される
演説の叫びではなくて、われわれの一人一人に対する鋭い問ひかけになつたのであります。
ナショナリズムとは何か。ナショナリズムとは、軽々しく心に訴へるやうなものではなく、われわれの心の奥底に
あるものに対して、鋭い深いふれ方をし、われわれの最も美しい記憶とまた最もおそろしい記憶とも結びついて
ゐるやうなものであります。
それは、ヘルデルリンのハイムクンフト(帰郷)といふ詩にもあるやうに、ふるさとといふものは、われわれの
いちばん奥にあつて最もなつかしいものであると同時に、最もおそろしいものなのであります。

三島由紀夫「70年代新春の呼びかけ」より
92<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/06(火) 15:08:36.52 ID:JgEFqOEA
日本でいま、このやうなナショナリズムなものはあるでせうか。この民主主義の、言論自由の世の中で、
米軍基地撤廃も、沖縄の即時奪還も、いかやうな政治的な主張も、あるひは北方領土返還にしろ、言論として
声高に叫ばれ、また整然たるデモ行動にあらはされれば、自由にあらはされることができるものであります。
そのかはりそれは大衆社会の中で、不可能を、難業を、道理立てはするが、また再び忘れられるおそれのある、
いくつかの政治的主張の一つなのであります。
もはやわれわれのいちばん心の奥底で鋭い問ひを問ひかけ、外国のあらゆる力の干渉に対して、何千年の歴史・
伝統をもつて堂々と応へ得るものはただ一つ、天皇しかないといふのが、私の長年の主張であります。人は、
天皇と言ふと、たちまち戦前、明治憲法下における天皇制の弊害を思ひ出し、戦争からにがい経験を得た人ほど、
天皇制に対する疑惑を表明してきたのが常ですが、私は、天皇制とは、その歴史は、あくまでもその時代時代の
国民が、日本人の総力をあげて創造し復活させてきたものだと思ふのです。

三島由紀夫「70年代新春の呼びかけ」より
93<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/06(火) 15:08:59.90 ID:oW/QfFCI
三島の愛国精神を受け継ぐ日本人は一人もいなくなった
94<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/06(火) 15:09:20.13 ID:JgEFqOEA
いつも新しい天皇制があり、いつも現在の天皇制があり、その現在の天皇制の連続の上に永遠の天皇制があると
いふところに、天皇の本質がひそむのです。
これは一つの例をとつても、天皇ご自身にわれわれのやうな姓名ファミリーネームがなく、一つの非人称的な
方として伝承されてきたことをみてもわかります。新しい天皇制は、われわれがつくつていくものであり、そして
これを抜きにしては日本の今後の自立の精神の中心は見あたらず、また天皇をいたづらに政治権力に接着おさせ
することなく、あくまで無限受容の無我の本主体として、その日本独自の歴史・文化・伝統のみにかかはる君主制を
確立しなければなりません。
私は、七十年代におけるナショナリズムの探求が、必ずや天皇の問題にぶつからざるを得ないといふことを
信ずるものですが、左翼の民族主義が、その欺瞞を露呈するのは、彼らから天皇に対する態度徹底を、はつきりと
再び引き出すことにしかないでせう。共産党は、天皇制打倒のキャンペーンを、国民の反発をおそれてすでに
十数年前から引つ込めてゐるからであります。

三島由紀夫「70年代新春の呼びかけ」より
95<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/06(火) 15:12:04.24 ID:ZTUEf4Xh
中曽根って日本を亡国にするA級売国奴
96<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/08(木) 00:13:32.16 ID:HhZSo7m5
あげ
97<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/08(木) 09:33:40.71 ID:EiZ9LU/L
 平成23年天長節 皇居一般参賀と靖國神社参拝のご案内
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 三島由紀夫研究会では、天長節 (天皇誕生日)の12月23日(金)に皇居一般参賀と靖國神社参拝を実施いたします。
 予定は下記の通りです。

集合日時  平成23年12月23日(金) 10:00
集合場所  JR有楽町駅 国際フォーラム口を出て改札前信号を渡った東京国際フォーラム前広場        三島研スタッフが「三島由紀夫研究会」と書いた紙を提示しています。
予定     集合後、徒歩で皇居に向かいます。
        正門から二重橋を渡って新宮殿前お庭へお出ましを待ち参賀。その後坂下門近くの記帳
所にて記帳。徒歩で、皇居東御苑に向かいます。旧本丸跡や売店にある今上天皇が大嘗祭をされた大嘗宮の模型を見学。北桔梗門より退出、
北の丸公園で旧近衛師団司令部(現国立近代美術館工芸館)の建物の外観を見学します(重要文化財)

       北の丸公園、日本武道館を経由して田安門から退出。
        靖國神社で昇殿参拝を行う予定です。
        その後希望者で懇親会を兼ねたお祝いの昼食会を予定しています。

会費     靖國神社昇殿参拝玉串料としてお一人千円
        懇親会 当日実費精算とさせていただきますが、三千円程度を予定しています。

お願い   靖國神社では昇殿参拝を行う予定ですので、ふさわしいお支度をお願いします。
        参賀は雨天決行ですが、その後の予定は天候により変更することがあります。
        当日は相当な距離を歩きますので、歩きやすい靴と充分な防寒対策でお出かけください。

連絡先    集合場所、新宮殿前、東御苑等で迷子になられた方は、弊会幹事の小川までお電話
ください。 小川携帯  090−4733−1167

事前のお申し込みは不要です。 ご自由にご参加ください。 また会員以外の参加、同伴も歓迎です。
ご不明な点は、[email protected]までお問い合わせください。
98&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/09(金) 15:46:02.80 ID:ddGT/m19
松陰はやはり、日本の根本的な問題、そして忙しい人たちが気がつかない問題、しかし、これをはづれたら
日本が日本でなくなるやうな問題、それだけを考へつめてゐたんだと思ふんです。それだけをあまりに強く考へ
つめたために首切られちやつたんだと思ふんです。わたくしは、精神といふものは、いますぐ役に立たんもんだと
いふことを申し上げました。
わたくしは、自分の書いたものや、いつたものが、いますぐ役に立つたら、かへつてはづかしいといふふうに
考へてをります。ですから、たとへばけふ申し上げたことが、あるひはみなさんのお心のどつかにとまつて、
それが十年後、二十年後に役に立つていただければ、それはありがたいけれども、あつ、三島のいつたことは
おもしろい、ぢや、けふ会社で利用して、つかつてみようかといふやうなことは、わたくしは申し上げたくもないし、
申し上げる立場にもゐないと思ふんです。わたくしは、その、ぢや日本の精神ていふのはなんだ。日本が日本で
あるものはなんだ。これをはづれたら、もう日本でなくなつちやふもんはなんだと。それだけを考へて生きて
いきたいです。

三島由紀夫「現代日本の思想と行動」より
99&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/09(金) 15:47:15.38 ID:ddGT/m19
(中略)
そして、いま非常な情報化社会がありますから、精神といふものはテレビに写らない。そしてテレビに写るのは
ノボリや、プラカードや、人の顔です。それからステートメントです。そして人間はみんなステートメントやる
ことによつて、なにかしたやうな気持になつてゐるんです。わたくしは、そこまでいけば、どんなことをやつた
ところで、目に見えない精神にかなはないんぢやないかといふふうに思つてゐるんです。昔のやうに爆弾三勇士、
あるひは特攻隊、ああいふやうなものがあつたときに、はじめてこれはすごい、これはテレビにも写らなかつた、
なにも出なかつたが、これはすごいといふ一点があると思ふんですが、いまテレビに写つてるものは、どんなものが
出てこようが、結局、情報化社会のなかでとかし込まれて、また忘れられ、笑はれ、そして人間の精神体系に
なにものも加へないままで消えていくんぢやないか。
わたくしは、政治自体も非常にさういふ点で危険な場所にゐると思ひますのは、政治もあらゆる場合に
ステートメントだけになつていく。

三島由紀夫「現代日本の思想と行動」より
100&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/09(金) 15:48:19.40 ID:ddGT/m19
そのステートメントが情報化社会のなかで、非常なスピードで溶解されて、ちやうどあたかも塵埃処理のやうに、
早くこれをすべて始末しなければ東京中が塵埃でうづまつてしまふ。紙くずでうづまつてしまふ。それで
情報化社会といふものは過剰な情報をどんどん、どんどん処理してゐるんです。この東京といふもの、日本と
いふものは、近代化すればするほど巨大な塵埃焼却炉みたいになつてくる。そのなかで人間はなにをすべきかと
いふことについて、わたくしはなんとか考へていきたいと思ふんですが、その精神が、それぢや、どうして行動に
結びつくか、といひますと、わたくし、やつぱり陽明学の信者なんです。(中略)日本の知識人はいままで、
知つて行なはなかつた人間ばつかりだつた。(中略)
自分の知つてることは、小さなことですが、知つてることだけ行つてみる。行なつてみた結果、失敗するかも
しれません。さういふところで、みなさんにつながる。

三島由紀夫「現代日本の思想と行動」より
101&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/09(金) 15:49:12.17 ID:DIlGA8yo
三島はどこまで本気でどこまで演技かわからん
102&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/10(土) 10:30:21.26 ID:vZaHjlGg
戦後日本の歴史が一つとぎれてしまつた。そのとぎれたところに自衛隊の問題があり、警察の問題があり、また
いろいろ複雑な言ふにいはれない、日本人として誠に情けない状態があらゆる面に発生してきました。(中略)
大体戦後の民主主義といふものは、アメリカといふ成金の新しい国から来たものでありますから、アメリカは
アメリカとしての歴史はもちろん持つてはをりますが、彼らが大切にしてゐる古い歴史といふのはせいぜい
十八世紀です。アメリカに行くと、これは非常に古い家である、十八世紀だなどとよくいはれる。彼らはどんなに
さぐつて見ても十八世紀以前に遡つてアメリカの歴史を語ることができない。それより古い頃にはインディアンが
ゐたんで、インディアンの方がよつぽど歴史上における誇りもあるし、自信もあるはずです。これが白人に
駆逐されてしまつた。白人であるアメリカ人といふものは、人の家にどかどか入つて来て、平和に暮らしてゐた人間を
追ひ散らして、新しい国を建てた。それが移民の国アメリカです。

三島由紀夫「私の聞いて欲しいこと」より
103&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/10(土) 10:30:58.27 ID:vZaHjlGg
さういふ国の人に、日本のやうな古い歴史、文化を持つた国の伝統と連続性の力といふものは判らない。彼らに
どう説明して聞かしても判らない。それは無理はないです。何となれば彼らの感覚にはそんな古い歴史といふものが
ないのですから……古いといふと十八世紀を思つてゐる人間にいくらいつても判らない。判つて貰はうとすることが
所詮無理なんでせう。
まあ、日本がアメリカに占領されたといふことは国の運命で仕方がないかも知れませんけれども、一番根本なところが
彼らに判らなかつたことは日本にとつても不幸だつたのでせう。それはわれわれだけが判つてゐるのであつて、
国といふものは、永遠に連続性がなければ本当の国ではないと思ひます。そしてとに角今は空間といふものが
ここに広がつてゐる。この空間に対して時間があるわけです。
今のこの世界の情勢といふものはハッキリいひますと「空間と時間」との戦ひだと思ひます。

三島由紀夫「私の聞いて欲しいこと」より
104&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/10(土) 10:31:31.32 ID:vZaHjlGg
(中略)(大国は)空間を何とかして自分達のものに確保していかうと思つて、いろいろ、まあ核兵器を持つたり、
あるひは代理戦争といふやうな形によつて辺境で戦争をしながら、相争つてゐる状態です。しかしながらその
国際的な争ひは、あくまで空間をとり合つてゐるわけです。
ところがこの地球上の空間を占めてゐる国の中にも一方では反戦、自由、平和といつてゐる人達がをります。
この人達は歴史や伝統などといふものはいらんのだ。歴史や伝統があるから、この空間の方々に国といふものが
出来て、その国同士が喧嘩をしなければならんのだ。われわれは世界中一つの人類としての一員ではないか。
われわれは国などといふものは全部やめて、「自由とフリーセックスと、そして楽しい平和の時代を造るんだ」と
叫んでゐる。彼らには時間といふ観念がない。空間でもつて完全に空間をとらうといふ考へ方においては、
彼らもまた彼らの敵と同じなのです。それでは、今日の人類を一体何が繋いできたのかといふことを論議し、
つきつめてゆくと、結局最後には「時間」の問題に突き当たらざるを得ない。

三島由紀夫「私の聞いて欲しいこと」より
105&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/10(土) 10:32:01.83 ID:vZaHjlGg
ところが今はどこの国でも、また国の内外においても全然かへりみてゐない。時間の問題を考へた人間は、段々
駄目になつていく傾向さへある。例へば、ローマカトリック、これは段々信ずる人はゐなくなるのではないかと
いはれてゐる。天皇制、これもみんなフラフラになつて駄目になつちやふのではないかと心ある人は心配する。
何故か? それは時間の連続性に対する人々の自覚が足りなくなつてゐるからです。
世界は今この大国間の争ひにしろ、平和運動にしろ、ベ平連にしろ、何にしろ、結局は空間といふもので争つて
ゐるけれどもこれはまあ表面的な考へ方です。ところが人間といふものは決してそれだけではない。これは人間の
非常に不思議なところで、私は最初に、「人間はパンのみで生きるものではない」と申しましたが、人間は
空間のみで生きるものでもないのです。

三島由紀夫「私の聞いて欲しいこと」より
106&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/10(土) 10:32:32.35 ID:vZaHjlGg
それが証拠には、私は最近ソビエト旅行をして先月帰つて来た人から昨日聞いた話ですが、今ソビエトで一番の
悪口は何だと思ひますか。ソビエトで人を罵倒する一番きたない言葉、それをいはれただけで人が怒り心頭に
発する言葉は何だと思ひますか……私はロシア語を知りませんから、ロシア語ではいへませんが、「非愛国者だ」と
いふことださうです。さうすると一体これはどういふことなのかと不思議になります。その伝統を破壊し、連続性を
破壊してゐる共産圏においてすら、現在は歴史の連続性といふものを信じなければ「愛国」といふ観念は出て
来てないことに気付き、その観念のないところには共産国家といへどもその存立は危ぶまれるといふことを
気付いたに違ひない。ですからこの「縦の軸」すなはち「時間」はその中にかくされてゐるんで、如何に人類が
現在の平和をかち得たとしても、このかくされてゐる「縦の軸」がなければ平和は維持できない。それが現在の
国家像であると考へられていいんです。

三島由紀夫「私の聞いて欲しいこと」より
107&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/10(土) 10:35:01.13 ID:vZaHjlGg
ことに日本では敗戦の結果、この「縦の軸」といふのが非常に軽んじられてきてしまつた。日本は、この縦の軸などは
どうでもいいんだが、経済が繁栄すればよろしい、そして未来社会に向つて、日本といふ国なんか無くなつても良い。
みんな楽しくのんびり暮して戦争もやらず、外国が入つて来たら、手を挙げて降参すればいいんだ。日本の
連続なんかどうなつてもいいんではないか、歴史や文化などはいらんではないか、滅びるものは全部滅びても
良いではないか、と考へる向きが非常に強い。さういふ考へでは将来日本人の幸せといふものは、全く考へられないと
いふことを、この一事をもつてしても、共産国家が既に明白に証明してゐると私は思ひます。
(中略)
自由だ、平和だといつてゐる共産主義国家が、国家意思を持つてゐて、日本のやうな、佐藤首相が自らの手で
国家を守るといつてゐるこの国に、国家意思がないとは一体どういふことだらうか。
さういふことになるのは今の日本の根本が危ふくなつてゐるからです。根本はここにあるのです。

三島由紀夫「私の聞いて欲しいこと」より
108&lt;丶`∀´&gt;(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/10(土) 10:51:22.52 ID:5KGmqEfe
★★★★★ 朝鮮人は劣等人種 ★★★★★
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/rights/1323348901/

卍★卍★卍  国家社会主義運動  卍★卍★卍
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1323262440/
109<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/11(日) 02:31:52.17 ID:+xGZZH8A
福沢諭吉の脱亜論みたいなものか
110<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/11(日) 10:53:31.12 ID:Oe4neEmf
「我が国旗」

徳川時代の末、波静かなる瀬戸内海、或は江戸の隅田川など、あらゆる船の帆には白地に朱の円がゑがかれて居た。
朝日を背にすれば、いよよ美しく、夕日に照りはえ尊く見えた。それは鹿児島の大大名、天下に聞えた
島津斉彬が外国の国旗と間違へぬ様にと案出したもので、是が我が国旗、日の丸の始まりである。
模様は至極簡単であるが、非常な威厳と尊さがひらめいて居る。之ぞ日出づる国の国旗にふさはしいではないか。
それから時代は変り、将軍は大政奉くわんして、明治の御代となつた。
明治三年、天皇は、この旗を国旗とお定めになつた。そして人々は、これを日の丸と呼んで居る。
からりと晴れた大空に、高くのぼつた太陽。それが日の丸である。

平岡公威(三島由紀夫)11歳の作文
111<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/12(月) 11:02:09.02 ID:TX2sJUjm
時間による超国家性は無窮の国に於ては国家性に外ならない。世界文学が時間で結ばれると真の国粋文学に一致する。
かゝる「時」の上の宣長の思想は本然的に血統となり血脈となり系譜となるものである。弁証法的思想史と
全く異つた思想を日本に於て宣明したところに宣長の世界的偉大がある。

平岡公威(三島由紀夫)19歳「無題(『作文補遺』)」より


だんだんに私は文学を引き寄せるやうにしてゆきたいと思ふ。己れより乗り憑つて乗り憑りつつ清められると
云つたあり方に心ひかれる。さういふ場合の放胆さについてはもう口でいはぬはうがよいと思ふ。それは一種の
ニイチェ風な陥没であらうもしれぬが私は日本人にふさはしい手振だけをまなんでゆくほかはない。そして、
戦後の世界に於て、世界各国人が詩歌をいふとき、古今和歌集の尺度なしには語りえぬ時代がくること、それらを
私は評論としてでなく文学として物語つてゆきたい。

平岡公威(三島由紀夫)19歳「跋に代へて(『花ざかりの森』)」より
112<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/13(火) 12:18:15.11 ID:zVVDXuDh
衛藤瀋吉氏の或る論文で「間接侵略に真に対抗しうるものは武器ではない。国民個々の魂である」といふ趣旨があつて、
私も全く同感だが、そこに停滞してゐては単なる精神主義に陥る惧れがあり、魂を振起するには行動しなければ
ならない。動かない澱んだ魂は、実は魂ではない。この点で私の考へは陽明学の知行合一である。又「自らの手で
国を守る気概」といふ自民党のスローガンは立派だが、では一体何をするかといへば、国民一人々々は税金を払つて
三次防を認めればよい、といふのでは、戦後の経済主義を一歩も出ず、次元の低い傭兵思想にすぎない。私はひたすら
「文武両道」といふ古い言葉で、この両様の機会主義に反抗して来たのである。
(中略)今や空前の素人時代、軍事問題防衛問題も、玄人のほかに、熱烈な素人の厚い層があつてよいではないか。
因みに一言つけくはへれば、私は戦争を誘発する大きな原因の一つは、アンディフェンデッド・ウェルス
(無防備の富)だと考へる者である。

三島由紀夫「わが『自主防衛』――体験からの出発」より
113<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/13(火) 12:27:26.28 ID:zVVDXuDh
滝ヶ原分屯地にお世話になりはじめてから、早いものですでに四年になる。(中略)
私の生涯でも、自分の家以外に、こんなに長い時間をすごした場所は他にない。富士学校はわが母校、滝ヶ原は
第二のわが家と人に言ふやうになつた。
ここでは終始温かく迎へられ、利害関係の何もからまない真の人情と信頼を以て遇され、娑婆ではつひに味はふ
ことのない男の涙といふものを味はつた。
私にとつてはここだけが日本であつた。娑婆の日本の喪つたものの悉くがここにあつた。
日本の男の世界の厳しさと美しさがここだけに活きてゐた。われわれは直接、自分の家族の運命を気づかふやうに、
日本の運命について語り、日本の運営について憂へた。
それがすべてここでは自然であり、インテリの観念の上すべりも、大衆社会のかしましさもなく、ぢかに手に
ふれる手ざはり、ぢかに足で踏みしめる富士山麓の日本の大地の足ざはりを以て、日本の危機と困難と非運について
考へることができた。

三島由紀夫「滝ヶ原分屯地は第二の我が家」より
114<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/13(火) 12:27:58.15 ID:/v0jktUo
★★★★★ 朝鮮人は劣等人種 ★★★★★
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/rights/1323348901/

卍★卍★卍  国家社会主義運動  卍★卍★卍
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1323262440/
115<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/13(火) 12:29:08.64 ID:zVVDXuDh
ここは私の鍛練の場所でもあり、思索の場所でもあつた。
私は、ここで自己放棄の尊さと厳しさを教へられ、思想と行為の一体化を、精神と肉体の綜合のきびしい本道を
教へられた。
汗と労苦を男の強情我慢を、忍耐を、極限の自己の探究を、規律を、それを克服した者のみの知る喜びを教へられた。
これらはすべて自衛隊の教官助教官諸官の無私の指導に負ふところのものであつた。
知らない間に、私は、あの傍観者たちの世界における異端者になつてゐた。
この私に対し、終始温かい後楯になつて下さつた歴代連隊長を始め、滝ヶ原分屯地の方々のすべてに、私は感謝の
一語あるのみである。
同時に、二六時中自衛隊の運命のみを憂へ、その未来のみに馳せ、その打開のみに心を砕く、自衛隊について
「知りすぎた男」になつてしまつた自分自身の、ほとんど狂熱的心情を自らあはれみもするのである。

三島由紀夫「滝ヶ原分屯地は第二の我が家」より
116<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/13(火) 12:51:00.14 ID:3MlC9lxt
日本にとって朝鮮より台湾のほうがはるかに大切。
というか聖徳太子の時代から、中国大陸に深く関わるとロクなことがなかった。
室町幕府は貿易の金儲けに目がくらんで戦乱を招き、秀吉はいわずもがな。家康はきちんと警戒した。
日本陸軍も酷かった。みんな忘れてるけど、民間企業だってヤオハンは中国に深入りして破滅。
日本の高度経済成長期は中国と国交がなかったことに注目。

「日本は中国依存だ」というけど、現実は貿易における規模はGDPの3%未満。なくても困らない。
観光だって日本にくる中国人は年間100万人くらいだが、日本からは400万人くらい。
日中が疎遠になると困るのは中国のほう。

中国のほうはそれをきちんと認識しているから「日本は中国無しではやっていけない」と
マスコミ経済界を通じて宣伝しまくってる。

一方、台湾が経済的軍事的にしっかりするのはアジア全体の平和安定にもつながる。
また、台湾の民主主義をもっと育てるのは、これまたアジアの民主主義のためにも非常に重要。
117<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/13(火) 13:20:38.83 ID:73/tc04v
こういう無責任な言論人は死ねばいいと思うよ
118<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/14(水) 18:41:18.75 ID:XsGyFgmO
>>117
まあ三島はすでに故人であるわけだが・・
119<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/14(水) 19:41:51.50 ID:TgEMSkk0
ひろゆき、どこにでもしゃしゃり出てくるのな。
120<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/14(水) 19:52:52.07 ID:o091gFRp
昨今の中国における文化大革命は、本質的には政治革命である。百家争鳴の時代から今日にいたる変遷の間に、
時々刻々に変貌する政治権力の恣意によつて学問芸術の自律性が犯されたことは、隣邦にあつて文筆に
携はる者として、座視するに忍びざるものがある。
この政治革命の現象面にとらはれて、芸術家としての態度決定を故意に留保するが如きは、われわれの
とるところではない。われわれは左右いづれのイデオロギー的立場をも超えて、ここに学問芸術の自由の圧殺に
抗議し、中国の学問芸術が(その古典研究をも含めて)本来の自律性を恢復するためのあらゆる努力に対して、
支持を表明する者である。
われわれは、学問芸術の原理を、いかなる形態、いかなる種類の政治権力とも異範疇のものと見なすことを、
ここに改めて確認し、あらゆる「文学報国」的思想、またはこれと異形同質なるいはゆる「政治と文学」理論、
すなはち、学問芸術を終局的には政治権力の具とするが如き思考方法に一致して反対する。

三島由紀夫「文化大革命に関する声明」昭和42年3月1日
(共同執筆・川端康成、石川淳、安部公房)
121<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/15(木) 17:02:29.83 ID:w1kvM/7S
「三笠・長門見学」

船は横須賀の波止場へ着いた。ポーッと汽笛が鳴る。私達は桟橋を渡つた。薄曇りで、また酷い暑さの今日は、海迄だるさうだ。
併し、僕達は元気よく船から飛び出す。三笠の門の前に集合し、そして芝生の間の路に歩を運ぶ。艦前に来て
再び集まり、三笠保存会の方から、艦の歴史やエピソォドを伺つた。
お話が終ると私は始めて三笠を全望した。
見よ! 此の勲高き旗艦を。そしてマストにはZ信号がかゝげられてゐる。
時に、雲間を割つて出でた素晴らしき陽は、この海の館を愈々荘厳ならしめた。艦頭の国旗は、うすらな風に
ひるがへり、今にも三笠は、大波をけつて走り出さうだ。一昔前はどんな設備で戦つてゐたのか、早く見たくなつた。
やがて案内の人にともなはれて急な階段を上り、艦上に入る。よく磨かれた大砲が海に向つて突き出てゐる。
こゝで日本の大きな威力が世界に見せられたわけだ。伏見宮様の御負傷の御事どもをお聴きして、えりを正した。
其処此処に戦士者の写真が飾られてあるのも哀れだ。
(続く)

平岡公威(三島由紀夫)中等科一年、12歳の作文
122<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/15(木) 17:02:55.87 ID:w1kvM/7S
「三笠・長門見学」

私達は最上の甲板に登つて東郷大将の英姿を想像してみた。手に望遠鏡、頭上には高くZ信号。……皇国の興廃
此の一戦にあり、各員一層奮励努力せよ……。とは単なる名文ではなくて、心の底から叫んだ愛国の声ではないか。
士官の室が大変立派なのにも驚いた。又会議室へ行つて此処でどんな戦略が考へられたかと思つた。艦の全体に
ペンキで戦痕が記されてある。こんなに沢山弾を受けたのに一つも艦の心臓部に命中しなかったのは畏い極み乍ら、
天皇の御稜威のいたす所であらう。艦を出て、暫時休憩し、昼食を摂る。休憩が済むと、再び海に沿うた道を歩く。
そここゝにZ信号記念品販売所等と看板があるのも横須賀らしい。さうする中に海軍工廠の門内へ入つた。
クレーンや、色々の機械の動く音と、金槌の音が、あたりを震はせてゐる。「今造つて居る戦艦は、十一月に
進水式をするのです」と案内の人が言つた。あちらでは古い旗艦を保存してゐるのに、こちらでは新しい軍艦が
どんどん生れて来てゐる。一寸面白く思つた。
(続く)

平岡公威(三島由紀夫)中等科一年、12歳の作文
123<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/15(木) 17:03:22.76 ID:w1kvM/7S
「三笠・長門見学」

其の内にランチへ乗る。さうして五分も経たないで長門につく。先づ此れを望んで、さつきの三笠と較べて見ると、
余りにその設備の新式なのに驚いた。艦上には四十糎(サンチ)の素晴らしい大砲がある。其の太い砲口から
大きな大きな砲弾が出たらどうであらうと思ひ乍ら、案内の人にともなはれて下へ行く、水兵さんの頭を
刈つて居る所、色々な室、何も彼も物珍らしく面白い。時間が無かつたので、ゆつくり見学することが出来ず
残念であつたが、記念撮影をして再びランチに帰つた。あゝ日本の精鋭長門、こんな軍艦があつてこそ、
日本の海は安全なのであらう。ランチが着き菊丸まで歩いて、かうして今日の有益な見学を終つた。

平岡公威(三島由紀夫)中等科一年、12歳の作文
124<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/17(土) 10:13:13.53 ID:6yMWMrQD
日本の軍備の制約下では、核兵器は保有を許されてゐないから、安保条約が当然必要になり、自民党のいはゆる
「核の傘の下」に入ることを余儀なくされてゐるわけである。全く現実的な見地でいへば、アメリカの強大な軍備に
守られてこそ、やうやく日本の自主防衛ですらも可能になるといふやうな情況にあることを否定することはできない。
しかし、果たしてこれをもつて日本人は満足するであらうか。ごく素朴な見方をしても、日本人は久しく、自衛隊が
果たして我々自身の軍隊であるかといふことに疑惑を表はしてきた。もし日本が代理戦争のやうなものに巻き
込まれて、自衛隊が出勤し、あるひは国連警察軍の名目の下に、アメリカが出勤するやうなことがあつた場合、
その自衛隊の最高指揮権は名目上、日本の総理大臣になつてゐるけれども、米軍との共同動作がどの段階でなされ、
且つ、その日本軍と米軍との戦略的な観点の相異がどこで調整されて、どこで最終的にコントロールされるかと
いふ問題になれば、人はそれをアメリカ大統領ではないかといふ疑惑を禁じることはできないのである。

三島由紀夫「自衛隊二分論」より
125<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/17(土) 10:13:54.98 ID:6yMWMrQD
(中略)
自衛隊法第三条にも明記されてゐる通り、いまや我々が自衛隊は間接侵略の対処及び、通常兵器による局地的な
侵略については、安保条約の力を借りずに全くの自分の力でこれに対処するやうに規定されてゐる。旧安保条約では、
たとへ間接侵略に対しても、米軍の協力ないし、米軍の責任分担範囲が、大幅に認められてゐたのであつた。
なぜこのやうな変化があつたのかといふと、これは日本の自主防衛力が多く認められてきたことばかりとはいへない。
すなはち、間接侵略といふものは、高度に政治的な戦争形態であり、高度にイデオロギッシュな性質なものであり、
またその範囲はきはめて広く思想戦、心理戦、言論戦から実際のゲリラ戦や、いはゆる遊撃戦活動から社会主義
革命に至るまで、あらゆる段階を含んで進行することは自明であるから、このやうな国内問題に類する間接侵略に
対して、外国軍隊が直ちに第一段階で介入することは内政干渉と受けとられる恐れが充分あるので、したがつて
アメリカとしても間接侵略に対する対処を早く自衛隊自らの手にゆだねようとしたわけであらう。

三島由紀夫「自衛隊二分論」より
126<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/17(土) 10:14:25.61 ID:cmRLJNZj
雨が降るまで雨乞いしてる感じか
127<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/17(土) 10:14:28.71 ID:6yMWMrQD
そしてこの対間接侵略事態とははつきりいつていま問題になつてゐる治安出勤である。
日本の周囲の情勢を見渡すのに、直接侵略事態はむしろ可能性が薄く、間接侵略事態がある程度進行した場合に
はじめて直接侵略事態が起こるであらうといふことが常識として考へられる。一例がソビエトはいはゆる熟柿作戦と
いはれてゐるやうに、昔からいつたん相手を安心させてから、例へば一国が両面作戦を恐れてソビエトと手を
握つた時に、ソビエトは一旦これと手を握つて相手を安心させた後に、相手がソビエトに背をむけて敵と戦つて
ゐる留守を狙つて背後から、その条約を破つてこれを打ちのめし、占拠し、あるひは自分の手に収めるといふ時機を
狙ふ戦略に甚だ老練であり、甚だ狡猾である。

三島由紀夫「自衛隊二分論」より
128<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/17(土) 10:14:38.69 ID:zByValOb
1985年11月8日 国会で社会党の土井たか子が突然
「この前の戦争をどう考えるか?侵略戦争だと思うか?」
という質問をした。
そして外務省の条約局長が何故か出てきて見解を述べた。要点は
「日本は東京裁判を受諾して国際社会に復帰した」
重大なのは
「日本は東京裁判告発条項27条に対して有罪と判断されていますから
 そのようにご理解願いたい」と言った。
27条とはシナ事変関連のもの。
そのときは誰の注目も引かなかったがいつの間にか政府見解として定着。
日本は東京裁判を受諾し、中国に対して有罪ということになり中曽根首相は
靖国神社の参拝を中止する。
129<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/17(土) 10:15:09.08 ID:6yMWMrQD
ソビエトが現下のやうな政治情勢で、日本に直接侵攻してくることは、すぐには考へられないけれども、
ソビエトなり北鮮なり中共なりのそれぞれ色彩も形態も異なつた共産主義諸国が、もし日本に政治的影響を及ぼして、
間接侵略事態を醸成するのに成功した場合、そしてそれが日本全国の治安状態を攪乱せしめ、国内の経済も崩壊し、
革命の成功が目の前に迫つた場合、このやうな場合にはソビエトが、あるひは新潟方面に陽動作戦を伴ひつつ
北海道に直接侵攻してくる危険がないとは決していへない。決していへないけれども、このやうな直接侵略事態を
考へる前に、最も我々が問題にすべきものは、これを最終目的として狙つてくる、間接侵略事態の進行である。

三島由紀夫「自衛隊二分論」より
130<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/17(土) 10:15:40.13 ID:6yMWMrQD
(中略)
自衛隊が間接侵略事態に我々の味方であるといふことは心強いことではあるけれども、同時に自衛隊のそれぞれの
使命を我々の目の前に平時からはつきり分けておき、それによつて我々と自衛隊との間の大きな国民的な紐帯を
確保しておかなければ、いつたん緩急ある時には甚だ危険であるといはなければならない。なぜならば間接侵略事態に
対処する国民の努力と、治安出勤に出た自衛隊との間にすこしでも齟齬ができれば、自衛隊は支配階級あるひは
権力機構あるひは外国勢力の傀儡であるといふ宣伝がたちまちなされて、国民感情の間にヒビが入れられ、その
国民と自衛隊との間の間隙、齟齬、亀裂にこそまさに革命勢力の狙ひが生かされてくるのであらうからである。
したがつて私は平時から自衛隊と国民との間の緊密な紐帯が必要であると考へる者であり、そのためには単なる
自衛隊のファンであつたり支持者であるだけでは足りず、国民が何らかの形で自衛隊の内部に接触し、且つ
自衛隊の訓練を国民的訓練の一部として受けるべきであるといふ考へさへ持つてゐる。

三島由紀夫「自衛隊二分論」より
131<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/17(土) 10:17:43.09 ID:6yMWMrQD
私はしかしここでいま徴兵制度の復活を唱へるのではなく、もつとさまざまな形の自衛隊と国民との間の軍事訓練を
結び目とした接触が考へられてもよいと思ふわけである。
(中略)
現下日本は細説したやうに安保条約を通しての集団安全保障体制も捨てることはできない。また同時に、日本の
経済的復興によつて高揚してきたナショナリズムに立脚してきたところの国民精神の復興と、国民が自らの手で
国を守らうとする自主独立の精神をも無視することはできない。いかにしてこの二つを結合し、いかにして
この二つに所あらしめるかといふことが私の発想である。すなはち陸上自衛隊の主任務が間接侵略対処であるなら
これこそ国民の軍として適切なものである。ことにこの複雑な政治的状況下における間接侵略事態対処においては、
国民が真に軍隊を我々のための軍隊であると考へ、且つ局部的には日本人が日本人を殺すやうな悲惨な状態が
生じてもなほ且つ自衛隊を信頼して、それこそ国民の最終的な幸福のための軍事行動であると納得するためには、
これを最終的に我々自身の軍隊と考へなければならない。

三島由紀夫「自衛隊二分論」より
132<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 19:53:06.27 ID:9by+zQsw
日米共同コミュニケによつて、現憲法の維持は、国際的国内的に新たなメリットを得たのである。すなはち国内的には、
今後も穏和な左翼勢力に平和現憲法の飴玉をしやぶらせつづけて面子を立ててやる一方、過激派には現憲法にも
これだけの危機収集能力のあることを思ひ知らせ、国際的には、無制限にアメリカの全アジア軍事戦略体制に
コミットさせられる危険に対して、平和憲法を格好の歯止めに使ひ、一方では安保体制堅持を謳いながら、一方では
平和憲法護持を受け身のナショナリズムの根拠にするといふメリットが生じたのである。これはいはば吉田茂方式の
継承であり、早急な改憲は、現憲法がアメリカによつて強ひられた憲法であるより以上に、さらにアメリカの
軍事的要請に沿うた憲法を招来するにすぎないといふ恫喝ほど、効き目のあるものはあるまい。改憲サボタージュは、
完全に自民党の体質になつた。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
133<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 19:53:45.40 ID:9by+zQsw
空文化されればされるほど政治的利用価値が生じてきた、といふところに、新憲法のふしぎな魔力があり、
戦後の偽善はすべてここに発したといつても過言ではない。完全に遵奉することの不可能な成文法の存在は、
道義的退廃を惹き起こす。それは戦後のヤミ食糧取締法と同じことである。
(中略)
私が憲法を問題にするのは、そこに国家の問題が鮮明にあらはれてゐるからであり、しかも現憲法は、国家への
忠節に肩すかしを食わせて、未実現の人類共通の理想へのみ忠誠を誓はせるやうにできてをり、国家と忠誠とを
別次元に属する形で併記してゐる。
国家とは何ぞや、忠誠とは何ぞや、といふ問ひからはじめなければ、変革の論理は実質を欠くことにならう。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
134<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 19:54:20.02 ID:9by+zQsw
私見によれば、祭政一致的な国家が二つに分離して、統治的国家(行政権の主体)と祭祀的国家(国民精神の主体)に
分れ、後者が前者の背後に影のごとく揺曳してゐるのが現代の日本である。近代政治学が問題にする国家とは、
前者にほかならない。ところで自由世界の未来の国家像は、ますます統治国家がその統治機能を、自治体、民間団体、
企業等へ移譲し、国家自体は管理国家としてのマネージメントのみに専念し、言論やセックスの自由は最大限に容認し、
いはばもつとも稀薄な国家がもつとも良い国家と呼ばれることにならう。そこでは時間的連続性は問題にされず、
通信連絡、情報、交易の世界化国際化による空間的ひろがりが重んじられる。スポーツや学術をはじめ、多くの
領域で世界国家的イメージが準備される。事実このやうな管理国家は世界連邦たるべきものの胎児なのである。
これを支配する原理は、ヒューマニズム、理性、人類愛などであり、非理性的ないし反理性的なものはきびしく
排除されるロゴスとしての国家である。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
135<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 19:54:54.72 ID:9by+zQsw
一方、祭祀的国家はふだんは目に見えない。ここでは象徴行為としての祭祀が、国家の永遠の時間的連続性を保障し、
歴史・伝統・文化などが継承され、反理性的なもの、情感的情緒的なものの源泉が保持され、文化はここにのみ根を
見いだし、真のエロティシズムはここにのみ存在する。このエートスとパトスの国家の首長は天皇である。
ここでは濃厚な国家がもつとも良い国家なのである。
さて統治国家を遠心力とすれば祭祀国家は求心力であり、前者を空間的国家とすれば、後者は時間的国家であり、
私の理想とする国家はこのやうな二元性の調和、緊張をはらんだ生ける均衡にほかならない。
私はこの二種の国家をつきつけて、国民にどちらの国家に忠誠を誓ふか、決断を迫るべきであると思ふ。
いふまでもなく真にナショナルな自立の思想の根拠は、祭祀的国家のみにあり、統治的国家は国際協調主義と
世界連邦の方向の線上にあるものである。
そしてその忠誠の選択に基づいて、自衛隊を二分したらよいのである。このことは現憲法下でも法理的に可能である。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
136<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 19:55:31.46 ID:9by+zQsw
現自衛隊に対する国民の最終的な疑惑は、表面上、最高指揮権は内閣総理大臣にあるけれども、最終的な指揮権は
アメリカ大統領にあるのではないかといふ疑惑であらう。航空自衛隊の編成装備、英語による指令等を見た者は、
一抹の不安を禁じえないであらう。
そこでまづ、航空自衛隊現勢力の九割、海上自衛隊の七割、陸上自衛隊の一割をもつて「国連警察予備軍」を
編成する。なぜ予備軍かといへば、現憲法下では海外派兵がむづかしいからである。日本国連警察予備軍は
統治国家としての日本に属し、安保条約によつて集団安全保障体制にリンクし、制服も独自の制服を持ち、主任務は
対直接侵略にあり、根本理念は国際主義的であり、将兵の身分は国連事務局における日本人職員に準ずる。
第二に、残余の兵力、すなはち陸上自衛隊現勢力の九割、海上自衛隊の三割、航空自衛隊の一割は「国土防衛軍」を
構成する。国土防衛軍の根本理念は、祭祀国家の長としての天皇への忠誠にあり、絶対自立の軍隊であつて、
いかなる外国とも軍事条約を結ばない。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
137<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 19:59:42.56 ID:9by+zQsw
国連警察予備軍は状況に応じて、国連から核兵器の管理を委任されることもあるが、国土防衛軍の装備は在来兵器に
限られる。主任務は対間接侵略にあり、治安出勤も国土防衛軍の仕事である。なほ国土防衛軍は相当数の民兵を
包含し、わが「楯の会」はこのためのパイオニヤである。
国連警察予備軍は、高度の技術的軍隊で、新兵器の開発、技術の習得はここで行はれ、その成員は、軍人であると
同時に技師である。これに反して、国土防衛軍は、魂の軍隊といふ色彩が強く、そのモラルは徹頭徹尾武士的な
ものである。
そしてこの二つの軍隊を、共に指揮系統として内閣総理大臣が統括するが、その最終的忠誠の対象が異なるところから、
種々の礼式の相違があらはれるであらう。
(中略)私としては考へに考へた末であり、かつ、一場の夢物語であることも承知である。しかし日本の防衛の
あるべき姿を考へれば考へるほど、私にはほかの解決は思ひ当らない。もちろんこれには憲法の制約を考慮に
入れた上のことで、憲法を変へるとなれば、また話は別である。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
138<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 20:02:38.18 ID:kmADGSGY
136 三島の文を読んだが迫力ある表現力には脱帽。しかし思想家と
しては、しょせん一人よがり。
139<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 20:07:59.20 ID:9by+zQsw
日本にとつてもつとも緊急に変革を要するものは防衛の問題であり、しかもそこにいかにして自立の思想を
盛り込むかといふ問題である。日本に変革の必須な問題は多々あらうが、これを除外して変革を考へることは
空論であり、共産党ですら、核兵器に一言も触れぬ狡猾さをもつて、武装中立を謳つてゐる。日本の防衛と自立の
永遠のジレンマのもとである核兵器が、国内戦に使へないといふ特質を持つてゐるところに目をつけて、この特質を
逆手にとつて、絶対自立の軍隊を健軍することがまづ急務であり、自衛隊をただあいまいに安保条約に接着させて
おくことは危険なのだ。中共はすでにIRBMの戦略配置を終つたと伝えられ、日本はその射程距離内に
はひるのである。
私の変革方式は、変革の雛型をまづ自分の力で自分の周辺に作ることだ。雛型であるから、まだ実用に役立た
なくても仕方ない。しかし自立の思想を肉体化し現実化して、これを通じて、何が正しいかを顕現することだ。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
140<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 20:08:48.49 ID:9by+zQsw
(中略)現代社会では、一定の効果と一定のメリットが評価され、それが抽出されてしまふと、たちまちうしろへ
投げ捨てられてしまふ。政治は場当りの効果主義の集積である。
(中略)この「何事か」の積み重ねは、いくら積み重ねても同じ次元の積み重ねにすぎず、そこから別次元の
変革への飛躍は生れない。(中略)
私は文士としてまづ言葉を信ずる。しかし何らかの政治的有効性において信ずるのではない。私にとつての変革とは、
言葉と同じ高度の次元の、決して現象化され相対化されぬ現実を創り出すことでなければならない。そのための
行動とは、死を決した最終的な行動しかなく、それまでの行動類似のものはすべて訓練であり、世阿弥の言ふ
「稽古は強かれ」の「稽古」にほかならない。
変革とは一つのプランに向かつて着々と進むことではなく、一つの叫びを叫びつづけることだ、といふ考へが、
私の場合には牢固としてゐる。前述の自衛隊二分論は、相対的解決策としての変革にすぎぬが、その中にも私の
叫びの貫流してゐることを、聞く人は聞くであらう。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
141<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 20:09:46.48 ID:9by+zQsw
かつてアメリカ占領軍は剣道を禁止し、竹刀競技の形で半ば復活したのちも、懸声をきびしく禁じた。この着眼は
卓抜なものである。あれはただの懸声ではなく、日本人の魂の叫びだつたからである。彼らはこれらをおそれ、
その叫びの伝播と、その叫びの触発するものをおそれた。しかしこの叫びを忌避して、日本人にとつての真の
変革の原理はありえない。近代日本知識人が剣道のあの裂帛の叫びを嫌悪するのは、あれによつて彼らの後生大事に
してゐる近代ヒューマニズムと理性の体系にひびのはひるのをおそれるからだ。あの叫びこそ、彼らの臆病な
安住の家をこはしにかかる斧の音をきくからだ。
変革とは、このやうな叫びを、死にいたるまで叫びつづけることである。その結果が死であつても構はぬ、
死は現象には属さないからだ。うまずたゆまず、魂の叫びをあげ、それを現象への融解から救ひ上げ、精神の
最終証明として後世にのこすことだ。言葉は形であり、行動も形でなければならぬ。文化とは形であり、形こそ
すべてなのだ、と信ずる点で私は古代ギリシア人と同じである。

三島由紀夫「『変革の思想』とは――道理の実現」より
142<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/19(月) 23:59:08.75 ID:bau/sBNR
この西村幸祐も相当問題あるんだけどな。
激論の編集長時は、本人が出社しないでも本が出ていたとか。
スタッフの扱いが奴隷状態だったとかで、あまりのひどさに
出版社から解任されたというのが真実らしい。
チャンネル桜はこういう人物をオピニオンリーダーに
してはいかんよな。
143<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/20(火) 00:01:56.40 ID:bau/sBNR
>>62 >>63
MPJのしたらば掲示板にリアルで知ってる人の書き込みが
あったけど業界でもどんどん人が離れているそうな。
144<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/20(火) 19:23:56.04 ID:5tefwjbY
2012年1月
広島で三島由紀夫原作のオペラ「班女」を内閣官房参与平田オリザが演出。
三島はあの世で憤死しそうだな。死んでるけど。
145<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/20(火) 19:31:05.84 ID:vya4pGaH
>>142
従軍慰安婦詐欺を身内にもつ記者がいる新聞社もあったなw
146<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/20(火) 22:59:13.23 ID:p5Pr0AN+
オリザがミシマを解体
147<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/21(水) 09:42:34.03 ID:zjTjvMIc
自主独立の問題一つとつても、戦前の「自主独立」の日本が、軍縮会議以来、いや三国干渉以来、絶えず列強の
干渉によつて軍縮に対するチェックを受け、それによつて国内世論が、沸騰してきたことを考へると、日本のやうな
地理的要衡の、一定の経済力と一定の軍事力しか持ちえない小国が、条約下にあらうがあるまいが、国際同盟の
参加国であらうがあるまいが、外力の影響によつて左右されるのは宿命的だと思はなければならない。
(中略)
抵抗とは遊戯ではない。完全無防備の抵抗といふものがもしありうるならば、その最有力な例をとり上げて
指摘するならともかく、それが成功するかしないかの時点で、それを無防備的抵抗の良きお手本とすることは、
それ自体が国家を否定し、民族の自立を否定する思想であると言はなければならない。

三島由紀夫「自由と権力の状況」より
148<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/21(水) 09:42:59.62 ID:zjTjvMIc
(中略)
無益な武力的抵抗によつて、国家主権を奪はれるくらゐなら、流血の惨を避け、秩序を保つて表面的に妥協を
受け入れ、国家の存立をはかつたはうがよい、といふならば、非武装抵抗の利点は、一つは血を流さないですんだ、
といふことと、一つは国家の主権が曲りなりにも保たれたといふことでなければならない。
しかし、それはあくまで「非武装抵抗」の利点であつて、「非武装」の利点ではない。非武装(チェコは事実上
非武装国家ではなかつたが)それ自体は、強大な武力に対して何らの利点を持ちえないことは明らかである。
武力抵抗の反対概念は、非武装そのものではなく、非武装抵抗といふことであらう。

三島由紀夫「自由と権力の状況」より
149<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/21(水) 09:43:25.17 ID:zjTjvMIc
そして非武装抵抗の存立条件は、国民の結集した否(ノン)にしかなく、又、陰に陽にサボタージュその他で
抵抗する他はないが、次に来る段階は、非武装抵抗ですら血を流さずには有効性は発揮しえぬ、といふ段階であり、
又、国家の主権が曲りなりにも保たれても、その国家権力の実質的な主導権を奪はれるといふ状況をすでに
容認するならば、そのあとで、実質的な主導権を奪ひ返さうといふ抵抗は、抵抗の最初の論理的根拠を欠くことになる。
なぜなら、われわれが抵抗の手段の選択を迫られたとき、その一方(すなわち非武装)によつて、論理的に
一貫するならば、敵をすでに受け入れた己れの状況に対する抵抗とは、われわれ自身に対する抵抗に他ならなく
なつてしまひ、抵抗の論理は自らの身を喰ふものになるからであり、つひには抵抗それ自体が成立たなくなる
からである。そのとき、われわれは、非武装抵抗の利点が一つもない地点に立つてをり、「非武装抵抗」と
「非武装」とは同義語になり、つひには敗北主義の同義語になるのである。

三島由紀夫「自由と権力の状況」より
150<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/23(金) 23:54:14.56 ID:XZFxmdMt
「支那に於ける我が軍隊」

七月八日――其の日、東京はざわめいて居た。人々は号外を手にし、そして河北盧溝橋事件を論じ合つてゐた。
昭和十二年七月七日夜、支那軍の不法射撃に端を発して、遂に、我軍は膺懲の火ぶたを切つたのである。
続いて南口鎮八達鎮の日本アルプスをしのぐ崚嶮を登つて、壮烈な山岳戦が展開せられた。懐来より大同へと
我軍はその神聖なる軍をつゞけ、遂に、懐仁迄攻め入つたのである。我国としても出来得る限りは、事件不拡大を
旨として居たのであるが、盧溝橋事件、大山事件に至るに及び、第二の日清戦争、否! 第二の世界大戦を
想像させるが如き戦ひに遭遇した。
        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(続く)

平岡公威(三島由紀夫)中等科一年、12歳の作文
151<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/23(金) 23:56:03.03 ID:XZFxmdMt
「支那に於ける我が軍隊」

飲むは泥水、行くはことごとく山岳泥地、そして百二十度の炎熱酷暑、その中で我将兵は、苦戦に苦戦を重ねて
居るのである。その労苦を思ふべし、自ら我将士に脱帽したくなるではないか。たとへ東京に百二十度の炎暑が
襲はうとも、そこには清い水がある。平らかな道がある。それが並大抵のもので無いことは良く解るのである。
併し軍は、支那のみに止らぬ。オホーツク海の彼方に、赤い鷲の眼が光つてゐる。浦塩(ウラジホ)には、
東洋への銀の翼を持つ鵬が待機してゐる。我国は伊太利(イタリー)とも又防共協定を結んだ。
併しUNION JACK は、不可思議な態度をとつて陰険に笑つてゐる。
噫! 世界は既に動揺してゐるのだ!
        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
支那在留の将士よ、私は郷らの健康と武運の長久を切に切に祈るものである。

平岡公威(三島由紀夫)中等科一年、12歳の作文
152<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/26(月) 14:25:21.92 ID:Xuhe2l37
安保体制はそれ一つで孤立してゐる問題ではなく、わかり切つたことですが、新憲法とワンセットになつてゐて、
どうしても切り離せないやうにできてゐて今も続いてゐる。このワンセット関係、換言すれば、シャムの双生児の
やうにおなかまでつながつてゐて頭が二つといふ状況を十分把握しておかないと、安保、憲法は論じられないと
思つてゐる。安保は新憲法における欠陥、すなはち安全保障についての無力を補填するといふ形でできてゐる。
アメリカの本音としては日本を属国にしておきたいけれども、まあ日本が強くならない程度の憲法ぐらゐは
与へておかうと考へたわけですね。さういふ背景を考へると、安保、さらに沖縄の問題が派生的な二次的な
問題だといふことがはつきりしてくる。
私が諸君に、目前の変転する事象に惑はされることなく、根本的なことだけを考へてくれと言ふのは、憲法が
このままでは、日本の防衛問題も最終的な解決はつかない、日本が本当に姿勢を正して本来の姿に戻るには、
このままではだめだと思ふからであります。

三島由紀夫「『孤立』ノススメ 三、安保、新憲法はシャムの双生児であるといふことについて」より
153<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/27(火) 19:58:27.67 ID:Y+l8N3eH
このやうな日本の生温い状況が、現在および将来にどのやうな意味を持つてゐるかを探つてみれば、これは
安保以前、安保以後の問題ではなく、精神の問題であると考へられる。精神といふと、またいつもの精神主義かと
いはれるかもしれないが、われわれの決意としては、吉田松陰の「汝は功業をなせ、我は忠義をなす」との信念で
行くほかないと思つてゐる。「功業」といふのは、自分が大政治家として権力を握らなければ役立たない。
そしてその権力を背景として自分の考へたことを実現していくことが「功業」の意味で、それはいづれは大勲位の
勲章をもらつて、うまくすると国葬にまでしてもらへるみちです。
しかし、「忠義」は枯野に野垂れ死にするみちです。何の効果もなく、人のわらふところになるかもしれず、
その瞬間瞬間には、全く狂人の行ひとしか見えないやうなことになるかもしれないわけです。

三島由紀夫「『孤立』ノススメ 六、松陰は狂はなければならなかつたといふことについて」より
154<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/27(火) 19:59:10.73 ID:Y+l8N3eH
吉田松陰が「狂」といふことを盛んに言ひ出したのは晩年ですが、やはり松陰の時代にも、全てをシニカルに見て
わらひ飛ばすやうな江戸末期の民衆の世界があつたわけで、とにかく毎日が楽しければよく、明日のことなど
考へる必要がないではないか、お国なんかどうなつてもよいといふやうな民衆の心理的基調があつた。さういふ
基本的メンタリティがあつたわけです。さういふ状況の中で、松陰は、孤立して狂つてゐるのではないかと
疑はれるほど精神が先鋭化していくのを自覚したに違ひない。そして、松陰が異常に孤立した、自分一人しかゐない、
自分が狂人だと思つた段階から明治維新は動き出したわけです。

三島由紀夫「『孤立』ノススメ 六、松陰は狂はなければならなかつたといふことについて」より
155<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/28(水) 18:33:12.58 ID:5qiUUuCJ
>>144
タイトルロールは高潔な知識人の在日で日帝に強制連行され・・・という読み替え演出
156<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/28(水) 19:30:35.60 ID:crFfQAb5
平田オリザって左翼なの?
157<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/28(水) 22:33:42.08 ID:GSJkriOf
「低能で低俗な日本の国を解体して諸外国の属国にしたい人」
158<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/29(木) 20:08:36.65 ID:/obas0Q7
2012 1/20 1/22 HIROSHIMA HAPPY NEW EAR OPERAT
 オペラ『 班女 』
 欧州各地で50回以上上演し、絶賛絶賛されてきた細川俊夫の現代オペラ広島初演!
 能「班女」を元に三島由紀夫が描いた交錯した愛の世界を
 日本演劇界を牽引牽引する平田オリザがオペラ初演出

 世阿弥作と考えられている能の原作を三島由紀夫が "能楽の自由な空間と時間の処理や精神的主題を
現代に置き換え"て二十世紀文学として現代化し、細川俊夫が1幕のオペラとして完成させました。
 2004年にフランスのエクサンプロヴァンス音楽祭で初演され、その後ドイツなど世界6か国で50回以上上
演され、絶賛されています。
 日本では2009年にサントリー音楽財団創立40周年記念 サマーフェスティバル2009で初演され、今回は
広島初演になります。
 指揮は2006年10月に伝統ある東京国際音楽コンクールの指揮部門で、最高位(第1位なしの第2位)に東
京音楽大学在学中の21歳で入賞し、人気テレビドラマ「のだめカンタービレ」の指揮指導を務めるなど若手
ホープの川瀬賢太郎氏を迎え、演出はオペラ初演出の平田オリザ氏となります。
 アステールプラザの本格的な能舞台で過去と現代を融合した「班女」をどうぞお楽しみください。
159<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/29(木) 20:14:11.98 ID:8eFzT2K8
檄文抜粋     三島由紀夫   
                   昭和四五年十一月二五日

われわれは戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失い、
本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。
政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、
敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、
日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見ていなければならなかった。 

われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されているのを夢みた。
しかも法理論的には、自衛隊は違憲であることは明白であり、国の根本問題である防衛が、
御都合主義の法的解釈によってごまかされ、軍の名を用いない軍として、日本人の魂の腐敗、
道義の頽廃の根本原因を、なしてきているのを見た。もっとも名誉を重んずべき軍が、
もっとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである。

アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。
あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいう如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう。
 われわれは四年待った。最後の一年は熱烈に待った。
もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。
しかしあと三十分、最後の三十分待とう。共に起って義のために共に死ぬのだ。
日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。
生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。
それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。
これを骨抜きにしてしまった憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか。
もしいれば、今からでも共に起ち、共に死のう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、
一個の男子、真の武士として蘇えることを熱望するあまり、この挙に出たのである。
160<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/29(木) 21:55:11.07 ID:qkGkIkJh
すばらしい
161<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2011/12/30(金) 16:27:00.41 ID:nX6ANWcE
私は、諸君がこれを肚の中に一人一人持つてもらひたいと思ふ。左翼の大衆運動といふものは、大衆を動かさ
なければどうにもならないので、まづ大衆を巻き込んで、彼らの大きな力で状況を変へていく、といふのが
基本的な立場ですね。赤軍派の場合は例外と言へるかもしれないが、左翼は一般にさうですね。ところが
われわれの立場は、孤立を恐れない、孤立でほかにみちなく、助けてくれる身方もゐない、さうなつた状況から、
初めて何かが始まるのです。いはば絶望からの出発といふのが特色だと思はれる。いはゆる能動的虚無、さういつた
絶望感を胸の中で噛みしめたことのない人間は、松陰の忠義のみちを行くことはできない。かりにも世間を
甘く考へて、世間の支持を期待したり、大衆をあてにするやうな思想の磨き方ではどうにもならないところまで
来てゐることを自覚して欲しい。

三島由紀夫「『孤立』ノススメ 七、絶望から思想を磨くといふことについて」より
162<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2012/01/01(日) 22:50:58.44 ID:JoOkjKmY
Up
163<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
大賛成