∞中国、パキスタン通信衛星Paksat-1Rを引渡し
中国長城工業総公司とパキスタン宇宙高層大気研究委員会は5日、パキスタン東北部のラホール
市で、通信衛星「パックサット1R」(Paksat-1R)及びその地上局の運用開始式を行ないました。これ
は中国がアジアのユーザーに展開した初の商業衛星のフルサービスになります。
Paksat-1Rは、今年の8月に中国の「長征三号乙」ロケットにより打ち上げられ、軌道変更と軌道上
テストを経た後、東経38度の最終軌道に投入されました。そして、衛星波は南アジア、中東、東部アフ
リカ及び欧州の一部の都市と地域をカバーしています。
今回、中国が展開したPaksat-1Rに関する商業サービスは、衛星の製造、打ち上げ、地上局の整備
及びテクニカルサポートなどが含まれています。これにより、1990年7月にパキスタンの小型衛星が
「長征2号」ロケットで打ち上げられたのに続き、両国の宇宙分野での協力はまた新たな1ページを
開きました。(Yan、小野)
ソース:中国国際放送局CRI 2011-11-06 14:31:13
http://japanese.cri.cn/881/2011/11/06/141s182512.htm