【経済】「米韓FTAでメリット」〜トヨタ、米国生産ミニバンを韓国に輸出[10/02]

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トヨタ自動車は、歴史的な円高の水準が続き日本からの輸出の採算が悪化していることから、
アメリカで生産した車を初めて韓国向けに輸出することになり、円高は「メイド・イン・ジャパン」
からの転換を迫る形になっています。

これはトヨタ自動車が1日に発表したもので、アメリカ・インディアナ州の工場で生産し北米で
販売しているミニバンを、今月から年間およそ600台の規模で韓国向けに輸出します。

トヨタはこれまで日本で生産した自動車を韓国に輸出しており、アメリカで生産した車を韓国
向けに輸出するのは今回が初めてです。

こうした取り組みの背景には、円高ドル安が長期化し日本からの輸出の採算が悪化する一方
で、ドル安の効果でアメリカで生産する自動車の価格競争力が高まっていることがあり、
歴史的な円高は「メイド・イン・ジャパン」からの転換を迫る形になっています。

また、韓国とアメリカは、来年1月にFTA=自由貿易協定の発効を目指していますが、これに
よって段階的に関税が撤廃されれば、アメリカで生産する日本の自動車メーカーにとっても
メリットがあることから、トヨタはアメリカから韓国に輸出する車種と台数を今後、増やす方針
です。

ソース:NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111102/t10013679502000.html