「ノルウェーから来ました。今日はグループ『ボーイフレンド』の応援に来ました」(ジェシカ・ニルソン、18)
「私はグループ『ビースト』のソン・ドンウンと『FTアイランド』のイ・ホンギのファンです」(アネト・ネルソン、18)
13日午後5時、ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)のCJE&Mセンター前。エムネット(M.net)の生放送、
「エムカウントダウン」の収録スタジオに入場するために待っているファンでごった返していた。金髪と茶髪のニルソンさんとネルソンさん
もその行列に混ざっていた。7日入国したという2人は、両手にビーストに渡す手紙と彼らのアルバムを持っていた。
フィンランドから来たというマリエンラ・ヘンリエタさん(18)は、「9月25日に入国してしばらく前、慶尚北道慶州(キョンサンブクド・
キョンジュ)で行われた韓流フェスティバルにも行ってきた」とし、「『ワンタイム』や『ビックバン』など、YGエンターテインメント所属の歌手
が好きで、芸能プロダクションにも寄ってみるつもりだ」と話した。
一部の海外ファンはカムバック日程やコンサートに合わせてスケジュールを組む。ある放送局の関係者は、「最近は公開放送や
ファンサイン会に来るファンの20〜30%は外国人」と話した。
ニルソンさん一行も同日の収録現場を見学するため、午前4時半からセンター前で12時間あまりを待った。前日はソウル蚕室
(チャムシル)ロッテワールドで行われた俳優チャン・グンソクさんのファンミーティングにも参加した。14日にはビーストを一目見ようと、
江南区のキューブエンターテインメントの事務室で陣取った。彼女らの旅行は専らアイドルグループに焦点が当てられていた。
韓流ファンは韓国人の熱狂ファンに劣らず積極的だ。タクシーを1日中貸しきって、アイドルグループの日程を追いかけまわるのは
平凡な方と言える。一部の外国人は、芸能脳プロダクションか歌手の宿所の近くに宿舎を取っておいて、追いかける場合もある。
7日午後、ソウル江南区のSMエンターテインメントの事務室の前には「スーパージュニア」を待っていたシェリさん(21・中国上海)は、
「09年『東方神技』が解体する時、上海コンサートを観た後、一緒に飛行機に乗って入国した」とし、「その後、3泊4日間、タクシー
を貸しきって追いかけまわりながら『解体しないでほしい』と訴え続けた」と話した。
外国人ファンはKポップスターのスケジュール情報を主にインターネットを通じて得て交流する。イリスさんとウィーニさんは香港内の
ユーキスのファンクラブで会い、ユーキスのファンサイン会や公開放送の日程などを把握して韓国旅行計画を練った。
ファンが運営するフェイスブックやツイッターの中で、歌手らの活動情報を英語、韓国語、日本語で書き込むサイトも随時確認する。
7日、SMエンターテインメントの前で「少女時代」を待っていたシンガポールのキム・ホンさん(18)は、「少女時代のファンが運営する
ツイッターをフォローするが、いつカムバックしてどのような放送に出演するか、いつどのような録画をするか関連情報が3つの言語に
書き込まれるため、スケジュールを簡単にチェックできる」と話した。
ソース(東亜日報)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=040000&biid=2011101585998