【話題】K-POPや韓流ドラマだけじゃない!食品からファッション、化粧品に家電…身の回りで加速する「なんでも韓国化」のなぜ[10/4]★2

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1もろこしφφ ★
ソース(日経トレンディ 11月号 110〜113ページ)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110927/1038085/
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110927/1038085/01_px150.jpg

 7月、俳優・高岡蒼甫がフジテレビを“韓流押し”とツィッターで批判――。この騒動を契機に、現在の韓流ブームの加熱ぶりを
再認識した人も多いのではないか。韓流ドラマを例に挙げれば、民放キー局(BSを含む)で放送していないのは3チャンネルだけ。
全局の1週間当たりの合計放送時間は90時間を超える。

 なぜここまで韓流ドラマが増えたのか。フジテレビは理由の筆頭に、ニーズの高さ=視聴率を挙げる。同局では昨年1月、最大で
3時間弱をかけて韓流ドラマを放送する「韓流α」をスタートした。昨年の平均視聴率は5%弱と安定しており、チャン・グンソク人気
に火をつけた「美男(イケメン)ですね」などは回によって7%近い数字をたたき出し、同時間帯の視聴率1位を記録。F3層(50歳以上
の女性)に加え、10〜40代女性のファンが増えたという(視聴率はビデオリサーチ調べ。関東地区。以下同)。韓流α以前は日本の
ドラマを再放送していたものの、視聴率は2〜3%程度にとどまっていた。コンマ以下の視聴率争いをしているなか、この時間帯で
2〜3%の差は大きい。

 もう1点、BSをはじめ、各局が韓流ドラマを流す大きな要因がコストだ。「日本ドラマの1話あたりの制作費は1000万円以上が主流。
『3年以内3回』といった再放送条件が切れたものは、放送に制作費の半分近い費用がかかる場合もある。対して韓流ドラマの場合
は高くても数百万円。安いものは数十万円で済む」(某キー局)。つまり、コストが抑えられ、視聴率も稼げる“おいしい商材”という
わけだ。

 消費者が支えているのは視聴率だけではない。テレビで再放送したドラマがレンタルされ、パッケージも売れるという構造を生んでいる。
TSUTAYAの韓流ドラマの月間レンタル回数は、邦画はおろか洋画をも上回る状況。「韓流ドラマは1話約70分のものが多く、日本の
テレビ放送では約20分削られてしまう。それを見たいというニーズがある」とカルチュア・コンビニエンス・クラブは右肩上がりの人気を分析
する。

 「冬のソナタ」と、主演のペ・ヨンジュンに象徴される03〜04年の韓流ブームに対し、現在の過熱ぶりは第2次韓流ブームとも
位置づけられる。第1次との違いは、前出のチャン・グンソク効果に加え、KARAや少女時代などのK-POPアイドルがヒットし、
ファンが若年層にまで拡大。音楽とドラマの相乗効果を生んでいることだ。

 韓国文化産業交流財団のムン・ヒョンジン専門委員も、それ以前に売れたBoAや東方神起と比較し、「現在のK-POPアイドルは
韓国で作り込んだパフォーマンスをそのまま日本に持ち込み、海外ポップスの1つとして受け入れられている」と昨今のヒットと過去の
違いを分析。さらに韓国大手プロダクションのS.M.エンタテインメント会長のコメントを踏まえ、「今後は韓流の現地化が進む」(ムン氏)
とみる。韓国のプロダクションが進出先で育成システムを築く戦略だ。

 これを日本ですでに実践し始めている男性韓流グループがある。5月から専用劇場「K THEATER TOKYO」(東京都渋谷区)で
公演を繰り返しているApeace(エーピース)だ。東方神起やBoAを発掘し、育て上げた、S.M.エンタテインメントの元社長、キム・
ギョンウク氏が手掛ける。

 ほぼ毎日公演する手法は、AKB48を思わせる。ファンとともに成長するというスタイルも日本的だ。こういった戦略に踏み切った理由を、
プロジェクトに携わるモードツーは、「ファン層が広くなり、日本に根づくやり方が受け入れられる土壌になったとキム氏が判断した」と
説明する。

>>2以降に続く)

前スレッド(★1が立った日時 2011/10/04(火) 22:14:53.39)
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1317734093/