【経済】 中国メディア「韓国の株式市場が崩壊寸前、8月以降で17兆円が蒸発」 [09/30]

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1有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★

韓国紙・朝鮮日報によると、韓国株式市場のKOSDAQ指数は世界的な金融不安の影響を受け、リーマンショック以来、
最大の暴落となっている韓国株式市場では8月以降、265兆ウォン(約17.3兆円)が「蒸発」した。為替当局が介入したものの、
ウォン相場は連日下がり続け、資産価値の下落が景気低迷を招く「逆資産効果」が懸念される。
中国経済網はこのほど、「韓国の株式市場が崩壊寸前」と報じた。

最近の世界経済は金融危機の兆候が見られる。最大の特徴は安全資産への過度な固執で、「現金至上主義」の心理により、
金価格さえ下落している。銅などの原材料は20%近くも暴落し、新興経済体の債券市場における資金流出も、安全資産に集中している。

2008年のリーマンショックの際には、韓国のKOSPI指数は55%にまで暴落した。
この影響で、08年第4四半期と09年第1四半期の韓国家庭の消費はそれぞれ3.7%、5%も減少した。
KB金融経営研究所は、「消費の委縮は企業の業績と就職率を大幅に下降させ、経済の低迷を引き起こす」と指摘している。
このほか、株価の暴落も不動産市場にマイナス影響を与えている。

1980年代以降、韓国での5回にわたる株価暴落の平均下げ幅は55%、平均間隔は25カ月だ。
直近のKOSPI指数は11年5月からすでに25%も下落している。

一方で記事は、「しかし、現在はまだ危機の前段階にあり、最悪の事態には至っていない」とし、悪材料はすでに資産価格に反映されていて、
これ以上悪化する危険は少ないと報道。「状況はリーマンショック時と共通する部分が多いものの、韓国企業の実力も当時より強化され、
中国の発展も減速してはない今、過度の悲観は不要だ」と報じている。(編集担当:及川源十郎)

サーチナ 【経済ニュース】 2011/09/30(金) 10:47
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0930&f=business_0930_079.shtml