AFCチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦のセレッソ大阪―全北現代(韓国)が27日に行われた。
試合では全北現代のサポーターが「日本の大地震を祝う」と書かれた横断幕を掲げた。中国メディアの環球
時報(電子版)が28日、今回の騒動を紹介すると、中国人も大きな反応を示した。
記事は共同通信の報道を引用し、全北のサポーターが試合中、観客席に「日本の大地震をお祝い(し)ます」と
東日本大震災を中傷する内容の横断幕を掲げたと紹介した。横断幕は、セレッソ大阪側の指摘を受けて試合中に
撤去されたが、セレッソ大阪側は試合の後、アジアサッカー連盟(AFC)側に抗議書簡を送った。
記事は、「東日本大震災や福島原発事故が起きてから、サッカーの試合において『福島』『地震』などの
言葉を用いて日本人選手を攻撃する騒動が起きている」と紹介。8月中旬にはベルギー1部リーグのゲルミナルの
一部サポーターが川島永嗣選手に対し「フクシマ」と連呼したことが問題になり、ベルギー・サッカー協会は
ゲルミナルに対して、川島選手と横田淳駐ベルギー日本大使への公式の謝罪と罰金3万スイスフラン(約260万円)の
支払いを命じていた。
全北現代サポーターの心ない行動に対し、中国人からは非難のコメントが寄せられた。「地震は天災であり、
道徳がない」、「試合とはまったく別のこと、韓国人は本当に恥知らずもはなはだしい」、「国民の民度の低さが
表れている」、「韓国人は理性がなさ過ぎる。日本人は好きではないけれど、少なくとも彼らは他の人の不幸を
喜ぶことは絶対に言わない」「勝利を思う気持ちは分かるけど、誰かの苦痛のうえに勝利を築き上げるというならば
それは非難されるべきだと思う」などといったコメントが寄せられていた。
しかし、なかには「われわれの心の声を表現してくれた」、「理解はできる」、「民主主義国家は言論の自由を
提唱しているのではなかったのか」など、全北現代サポーターを擁護する声も一部、存在した。(編集担当:及川源十郎)
2011/09/29(木) 09:30
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0929&f=national_0929_044.shtml ▽関連動画
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