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>>1の続きです。
世界経済がまた暴風にさらされている。しかし今回の恐怖はさらに大きい。
08年に米投資銀行リーマンブラザーズの破産で触発した大混乱の傷痕が
相変わらず残っているからだ。
さらに今回は先進国・開発途上国に関係なく暗雲が広がっている。
実際、ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は22日、「世界経済が危険局面に入った」
という警告メッセージを出した。
予想できない世界経済の危機状況と金融市場の荒波の前で庶民は不安を感じている。
資産を増やそうとして買った株式やファンドが大きく値下がりし、留学する子どもの
学費・生活費が大きな負担になっている。
ソウル木洞(モクドン)の主婦パク・ジヒャンさん(37)は最近、あまり眠れないという。
8月に株式に投資した4000万ウォンの収益率が最近の株価急落で大きく落ちたからだ。
パクさんは今年初め、貯蓄銀行問題に驚き、預金を引き出して株式に投資した。
パクさんは「このお金は来年2月に必要なので損失を出してはいけないのに…
心配でならない」と語った。
他の投資家もこの日、ポータルサイト証券掲示板にため息、絶望、恐怖などの
言葉が入ったコメントを書き込んでいる。
「こういう日に停電になれば電力会社は称賛されるのに…」という内容もあった。
娘が米国の大学に通う会社員イムさん(49)は23日、「朝1ドル=1195ウォンという
為替レートを見てぞっとした」と話した。
09年初め1ドル=1500ウォン台までウォン安ドル高が進んだとき、
学費を出すのに苦労した記憶があるからだ。
イムさんは「このようにウォン安が進むときはカード決済もできない。
娘に電話して『生活費はしばらく休み中に家から持っていった小遣いを少しずつ
使ってほしい』と伝えた」と話した。
※以上です。