【三星】米国最大手の通信事業者、サムスン「Galaxy S II」の取り扱いを行わないことを明らかに [08/26]

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ベライゾン、「Galaxy S II」の取り扱いを見送り - iPhone最有力対抗馬の先行きに影
2011.08.26

サムスン(Samsung)が9月に米国市場への投入を予定している「Galaxy S II」について、米最大手の
通信事業者ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)が取り扱いを行わないことが明らかになったと、
Wall Street Journal(WSJ)が米国時間25日に報じた。

サムスンは米国時間29日にニューヨークでGalaxy S IIの発表イベント開催を予定しているが、そのなか
ではT-Mobile(T-モバイル)、スプリント(Sprint)、AT&Tのネットワークにそれぞれ対応するモデルが
発表されるという。

ベライゾンが「Galaxy S II」の取り扱いを見送ることにした理由について、同社の広報担当者はWSJの
取材に対し、「サムスン製のDroid Chargeを含め、多種多様な端末を消費者に提供できるだけの十分な
品揃えがすでにあると考えているため」と説明しているという。

Galaxy S IIは、今年春の発売から85日間で、全世界で500万台の売り上げを記録し、IDCのアナリスト
からも「真の意味でiPhoneに代わり得るスマートフォン」と評されている。GigaOMでは、同機種が過去の
サムスン端末の最短売り上げ記録を更新していることに触れ、WSJに対するベライゾンの説明に疑問を
呈し、「Galaxy S IIが、より多くのデータ通信収入を見込めるLTEに対応していないことが、見送りの
原因ではないか」と記している。

サムスンは今年第2四半期に、出荷台数前年比380%増を記録して世界第2位のスマートフォン・メーカーと
なっている。WSJでは、米国の通信事業者最大手であるベライゾンの力を抜きに、世界第1位のアップル
(Apple)に対抗するのは困難ではないかと指摘している。いっぽうBGRでは、ベライゾンが「Galaxy
S II」と非常に似た製品を異なるブランド名で発売する予定があるとしている。

数年前には大々的なマーケティング・キャンペーンを展開し、Android OS搭載の「Droid」を大ヒット作に
導いた影の立役者ともいわれるベライゾンも、今年2月にはiPhoneの取り扱いをはじめたことから、
競合他社--とくにAT&Tへ対抗していく上で、Androidスマートフォンを後押しするインセンティブが
以前より薄れているといわれている。

http://wirelesswire.jp/Watching_World/201108261203.html