【韓国】「航空会社が下着姿で身体検査」はデマ？　韓国で後を絶たない「ネット怪談」（カラーイラスト）[08/25]

1 ：なつあかねφ ★：2011/08/25(木) 11:59:55.05 ID:???

「ソウル市の住民投票は25日」「航空会社が下着姿で身体検査」

「待望の住民投票まであと二日です。投票日に注意してください。25日の木曜日！　必ず投票
して下さい」

今月23日、ツイッター（簡易投稿サイト）上で学校給食の無料化をめぐるソウル市住民投票
（24日）の日付を偽ったつぶやきが飛び交った。

与党ハンナラ党を装ったとみられるユーザー名「Hannarardang」は「ソウル市の学校給食無料化
に関する住民投票が25日（木）に市内各地で実施されます。必ず投票して呉世勲（オ・セフン）
市長を救い、亡国的ポピュリズムから国を救おう」と、誤った投票日を書き込んだ。市民が投票日
を間違えることによって、投票率を下げる狙いがあったとみられる。

24日、インターネット上などでは「ガルーダ・インドネシア航空が韓国人の女性客室乗務員を採用
する際、下着姿にさせて身体検査を行った。インドネシアの男性医師が、ほぼ裸に近い状態の
志願者たちを寝かせ、胸などを触るなどの検査も行った」といううわさが飛び交った。だが、航空
会社側や合格した女性乗務員たちは「一部の不合格者がデマを流したようだ」と、これを強く否定
している。

今月半ばには「商人を装い、魚の干物のにおいをかがせて意識を失わせ、そのすきに金品を盗む
という新手の犯罪が横行している」という「怪談」も広まった。

最近、こうした根拠のない怪談やうわさ、デマなどが、ポータルサイトやフェースブック・ツイッター
などのソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）上で急速に広まり、突然消えるという事態が
頻発している。ここ2カ月で広まった怪談は4‐5件に上る。

先月には「ある会社員が慶尚北道亀尾市に出張した際、居酒屋で出会った女性と酒を飲んでいる
うちに意識を失った。目を覚ますと腎臓を摘出された状態だった」との怪談が広まった。昨年3月の
韓国海軍哨戒艦「天安」爆沈事件の際には「米軍の潜水艦と衝突して沈没した」とのデマが流れた
ほか、2008年に狂牛病（牛海綿状脳症〈BSE〉）問題が発生した際にもさまざまな怪談が飛び交った。

ネット上の怪談やデマが後を絶たない状況）に対し、韓国外国語大学・法学専門大学院のチェ・
スンピル教授は「ネット怪談は特定の人を対象としていないため、処罰する法律が事実上ない。表現
の自由を制約することなく怪談の流布を防ぐ法案を制定する必要がある」と指摘した。

金城敏（キム・ソンミン）記者

朝鮮日報 2011/08/25
http://www.chosunonline.com/news/20110825000042

イラスト
http://file.chosunonline.com//article/2011/08/25/095127961822845657.jpg