不公正韓日戦、‘湿度80%’札幌ドームの秘密 湿度高くて通風ないドーム球場に体力枯渇
環境に慣れた日本選手たちはすいすい飛びまわった
イチュンミン客員記者(2011.08.12 10:25:40)
太極戦士は湿度が高い札幌ドームで早い時間に体力が枯渇した。 (c)聯合ニュース
環太平洋地震帯に位置した日本は東西南北が韓国の東海(East Sea)より倍以上深い海と荒々しい波、地殻変動の
激しい地層に囲まれた引きこもり有人島だ。気候特徴は半島国家の韓国と違い、365日の四季でずっと湿度が非常に高い。
そのおかげさまだろうか。去る10日行われた韓日戦で日本代表チームはねばねばする湿度の助けをまともに受けた。
空が詰まった札幌ドームは日本の夏の平均気候条件と似た環境だった。しかも競技前露までくすうった芝で
湿度は80%に至ったし、‘パスゲーム’が特徴の日本は水気を帯びた速球スピードを前面に出して韓国選手らの
体力を枯渇させた。
より一層大きな問題は屋根が閉じられているから風が全く吹かなかったという事実だ。これは日本より韓国にさらに
不利に作用した。持って生まれた持久力とスタミナを土台に‘たくさん走るサッカー’を駆使する韓国選手は
体温が急上昇、息さえ休みにくかったのだ。
風が吹いてこそ熱くなった体温を冷まして呼吸調節が可能だが、空が詰まっていては太極戦士らの長所は
かえって色褪せてしまった。
一部では同じ条件だったとしてドーム球場弁解は言い訳でありホームアドバンテージ以上でもそれ以下でも
ないと一蹴する見解もある。
しかし日本代表チームは「湿度の高い日本で生まれて育ってサッカーを習った」選手たちだ。 ここに札幌ドーム
競技場を経験した選手たちも多かった。 すなわち、何十年にわたって湿度の高い環境に本能的に適応したのであり
札幌韓日戦は日本に過度に有利な条件だった。
一例として韓日戦ウチダ・ヤスト(シャルケ04)の神懸かり的な活躍も湿度の高い日本気候と似た条件のドイツ
シャルケホーム、アリーナアウプシャルケの「ドーム球場」で現役生活をしているおかげだ。不快指数が暴騰する湿度に
体が自ずからセッティングされている。
言葉どおり今回の韓日戦は日本の意図的策略(競技場選定)により韓国の長所(体力)を奪って、日本は最適の
状態で戦った不公平な正面対決だった計算だ。
http://www.dailian.co.kr/news/news_view.htm?kind=sports&id=256837