【経済】8日アジア通貨動向=ウォンが急落、韓国やインドネシア当局が市場介入[08/08]

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1すばる岩φ ★

- アジア通貨動向(8日)=ウォンが急落、韓国やインドネシア当局が市場介入 -

 [シンガポール 8日 ロイター] アジア通貨市場では韓国ウォンが急落し、過去9カ月近くで最大の下げ
となった。欧米経済に対する懸念から、アジア通貨のエクスポージャーを縮小する動きが広がった。

 韓国の通貨当局やインドネシア中銀が自国通貨の下げを食い止めるため市場介入を行ったもよう。

 ただ、介入は投資家にアジア通貨を売却する機会を提供するだけで、ディーラーやアナリストは、短期的
にはアジア通貨は軟調な動きが続くと予想している。

 ウォンKRW=KRW=KFTCは対米ドルで1.4%下落して終了。1日の下落率としては昨年11月26日以来の
大きさとなった。ソウル株の急落を受け、海外ファンドがウォン売りを出した。

 ディーラーによると、当局は取引終了前後にドル売り介入を実施した。一部には、1078ウォン前後で介入
があったとの見方もある。

 ルピアIDR=IDR=IDは1ドル=8540ルピアに下落。ディーラーによると、インドネシア中銀が先週の介入に
続き、この日もルピア急落に歯止めをかけるため市場介入を行った。

 株式市場から資金が流出しているため、介入がなければ、ルピアは6月下旬以来の上昇幅の61.8%
フィボナッチ戻しである8561ルピアに向けて下落するとみられている。

 フィリピンペソPHP=は海外銀行による売りで小幅下落したが、中央銀行の介入に対する警戒感から、下げは
限定的だった。

 フィリピン中銀の副総裁は先週末、市場のボラティリティを抑えるため介入する可能性があると明らかに
している。

 *0705GMT(日本時間午後4時05分)現在のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。 

 シンガポールドル   1.2133
 台湾ドル       29.004
 韓国ウォン    1079.95
 タイバーツ      29.81
 フィリピンペソ  42.60
 インドネシアルピア 8540.00
 インドルピー    44.93
 マレーシアリンギ  3.0115
 人民元     6.4300

ソース : ロイター 2011年 08月 8日 17:56 JST
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK896119620110808
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