【日台】台湾マスコミが青森県観光地を取材［06/27］

　東日本大震災以降、本県を含む東北地方への旅行客が大幅に減少していることを受けて県は
２４日、県内観光地の魅力を台湾の人々に伝えてもらおうと、台湾のマスコミや旅行関係者を
本県に招き、白神山地や青森市の「ねぶたの家　ワ・ラッセ」などを案内した。
２５日は十和田湖や奥入瀬渓流を訪れる。

　来県したのは台湾のテレビ局や新聞、雑誌社、航空会社の７人。
一行は県庁で三村申吾知事と面会後、県内観光地に出発。
ワ・ラッセでは、ねぶたの歴史や題材などについて職員に熱心に質問した。

　旅行業界誌「旅奇」の蔡雅☆（ツァイ・ヤーウエン）プロジェクトマネージャー（３９）によると、
東京電力・福島第1原発事故の影響で放射能に関する風評が台湾でも広がっているといい、
「青森の食材の安全性や白神山地の美しさを伝える記事を書き、
インターネットで掲載したい」と話していた。

　２５日から２７日にかけては、韓国の５新聞社の記者らが県の招きで来県し、
八戸市の種差海岸や十和田市の現代美術館、ワ・ラッセなどを取材する予定。

※「☆」はあめかんむりに「文」

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/aomori/301360.html