【経済】日中で「元請け・下請け」の関係が逆転する日[05/11]
1 :
なつあかねφ ★:
■中国企業が日本のシステム開発会社に触手
先日、当社の取引先の営業担当者から1本の電話があった。内容は、「中国の大手システム開発
会社が、日本のシステム開発会社(なるべく独立系)を買いたがっている。複数社まとめて買収
してもかまわない。ただし、技術者が必ず残るようにしてほしい」と言うのである。当社も含
めて検討してもらえないか、という話だった。
何と失礼なことかと思う反面、停滞化している日本のシステム開発業界には一筋の光のように
も思えた。
念のため、私の属しているシステム開発関連の社長会に打診してみたところ、相当数の反応が
あった。予想以上の会社の社長が、「もっと詳しく話を聞きたい」と言ってきたのである。
どの社長も、日本でシステム開発会社を運営することの難しさをいやというほど知っている。
今後の日本経済の復興を懸念して、中国企業による買収に興味を示したのだろうか。なんとも
複雑な気持ちになった。
■中国での開発案件で成功した日本企業は極めて少ない
1995年頃を例に取ると、中国企業の大規模システム開発は、そのほとんどを海外のITベンダー
に発注していた。中国国内には、システム開発を生業とする企業がまだ少なかった時代である。
日本でも、中国企業から直接依頼を受けてシステム開発をするITベンダー会社があった。
中国でのシステム開発に最も成功した外資系企業は、米IBMであろう。IBMは「AS400」という
オフコンを駆使してシステムを開発し、中国銀行の銀行業務を処理した。中国銀行に納入された
AS400は約2万台。名実ともにAS400の世界最大ユーザーである。
日本のシステム開発会社、ベンダー企業も、こぞって中国企業からの受注を目指した。だが、
受注に成功した企業には、共通した悩みが生じた。中国企業の「金払いの悪さ」である。契約
してから値切りの交渉があったり、中国企業はとにかくお金にシビアである。またソースコード
の「著作権」も、あってないようなものであった。
中国企業の金払いが悪いのは、商習慣に起因するところが大きい。中国のビジネスは、基本的
に「先払い」である。一方、日本では、システム開発時の「仕様変更」が多いので、最終的に
システム開発料に追加作業料を上乗せして調整する。この商習慣の違いが、トラブルの原因で
ある。そうした理由から、中国のシステム開発案件で日本のシステム開発会社で成功(儲かった)
したという話はあまり聞かない。
日本のシステム開発会社はこうした商習慣ギャップの問題を避けるため、日中合弁で会社を起
こすことが多かった。中国にシステム開発会社を起こし、中国人同士で交渉してもらうように
したのである。
また、中国とのつきあい方として、中国企業から受注するのではなく、日本の開発案件を「オフ
ショア」という形で中国のシステム会社に委託する活用法も採られた。日本のシステム会社が
母体となって全責任を負い、開発手法や技術を提供しながら、中国の商習慣に対応するノウハウ
を蓄積してきたのである。
>>2に続きます
JBPress 2011/05/10
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/7158
2 :
なつあかねφ ★:2011/05/11(水) 19:41:57.32 ID:???
■中国企業の傘下に入らなければ生き残れない?
それが、今や「逆の立場」になろうとしているのだ。
その最たる理由が、日本経済の脆弱化と東日本大震災の影響であろう。実際、当社が4月から
進めるはずだったシステム開発案件も、震災の影響で順延になってきている。
今さら言うまでもなく、中国の経済成長は著しい。GDPも日本を抜き世界第2位になった。上海
万博後の経済成長は、拍車がかかったような感じを強くする。
これからは、中国国内のシステム開発案件が急増し、自国内では対応できなくなる可能性が
大きい。そこに「商機」を見出している中国のシステム開発会社が、日本のシステム開発会社
の活用に活路を見出しているのである。
日本のシステム開発会社と中国の下請け企業の橋渡し役となるSEを「ブリッジSE」と呼ぶ。今後
は、逆「ブリッジSE」が登場するかもしれない。つまり、中国のシステム開発会社と、日本の
下請け会社の橋渡し役となるのである。
また、中国語が堪能な日本人のプロジェクトマネジャーやSEも出てくるかもしれない。もしく
は、今までのブリッジSEが中国の商慣習やシステム機能などをレクチャーしながら、日本での
開発を推進するかもしれない。
中国の資本家が日本のシステム開発会社を買収していた時期は、以前にもあった。あり余る資
金の投資先として検討していたようである。
だが、最近の傾向は、今までの投資がらみの買収とは意味が違う気がする。中国のシステム開発
会社の傘下に入るしか、日本のシステム会社が生き残れなくなる時代が来るのだろうか。
清華大学、浙江大学、北京大学などでは、「数理情報科学」などを勉強し、世界に通用する優秀
な技術者を輩出している。日本の技術者は、そうした卒業生と対等にシステム開発をやってい
かないといけない。日本の技術者も、新たな国際化の波に飲み込まれないようにたくましく生
きてほしいものである。
2011.05.10(Tue) 乘浜 誠二
日本よりインド見ろよ・・・w
4 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/05/11(水) 19:47:31.86 ID:pOiZ9vja
中国企業相手するのが間違い。
金払いの悪いのは変わらんじゃんかw
馬鹿じゃねーの
6 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/05/11(水) 20:00:28.03 ID:wLeNUSYw
チャイナリスク
いみがわからん
8 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/05/11(水) 20:05:17.09 ID:hr7+ku3m
中国企業への支払いは、最後にした方がいい。
または、最終決済部分を30%は取っておきたい。
先払いにするなら、競争入札とともに、細部にわたって条件を突き付ける。
何か失敗すれば、ペナルティを課す。
詐欺集団であると思ってあたらないと、騙されるよ。
客を大事にする文化は中国にはない。何かあれば、怒鳴り合って、最後は殺し合いか。
それは、インドも同じ。どこの国も同じ。
ただ、中国企業が、日本企業の品質の高さに気付き、中国で生産するより
日本での生産の方が、よりよいものを輸出できると気付くと、中国企業は日本に投資を
するだろう。
しかし、すでに日本企業は海外へ出過ぎて、能力的には、すでに人材も含めて
かなり劣化している。
残念だ。
9 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/05/11(水) 20:13:20.99 ID:Eapad14A
うちの業界じゃ
中国企業なしだと壊滅だよ。
技術力アップして日本製品を凌駕している。
もう中国抜きだと成り立たないっす。
中国は2020年にはアメリカを抜くかもしれない経済大国だし当然の流れかな。
日本としてはアメリカやイギリス等がしたように教育をより一層充実させて人材の高度化を図るべきだね。
12 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/05/11(水) 20:17:53.81 ID:hr7+ku3m
かつてのヨーロッパはみんな日本企業が進出して
産業が壊滅した。
でも、自国の得意にできる分野をしっかり見出して
復活させた。
ある程度の国内保護は必要。でも自由化するところ、すてるところ
自由化しても保護するところ、
EUやスイスなど参考にしたい。
かつての日本がEUを席巻したように、中国が日本を席巻する。
でも生き残る方法はあり。
大きくなり過ぎると、かならずほころびができるものだ。
>>9 具体的に何業界?
中国企業無しで困るのは99.9%はコストの為なんだが・・・
これもゆとり教育の成果。
15 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/05/12(木) 00:52:03.72 ID:iPb81B67
数学やコンピューターサイエンスの博士が業務システム開発、運用をできるかは全く無関係別次元の問題
それがわからないのが現場をしらないよくいるタイブの管理職
長年失敗してるのにいまだに雑誌の記事やコンサルに踊らされている
16 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/05/12(木) 01:14:07.00 ID:IpPkZUvG
支那畜がそんな優秀なら文明の停滞は起きてなかったw
>>1 かも知れないばっかりで話を組み立てるな
願望かね
>>1 まず、わざわざ商売敵を育てているボンクラに言えよ。
19 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/05/12(木) 01:46:48.22 ID:p6I/CeYH
>>15 日経BPの雑誌を机に置いてる管理職って、ソレだけで「あゝダメだ」って見切っちゃう。
そんな連中が多いのが、時代遅れなSI会社。黙って潰れれば良いと思う。