[北京 29日 ロイター] HSBCが発表した4月の中国購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は51.8で、3月から変わらずだった。
4月速報値も51.8だった。
同指数は今年2月以来7か月ぶりとなる低水準付近で推移しているが、9カ月連続で50を上回った。PMIは50を上回ると景況の改善を、
下回ると景況悪化を示す。
HSBCのエコノミスト、Qu Hongbin氏は「製造業部門が全般的に着実に成長していることを示す結果だ。当局が今後数カ月にわたり引き締め
政策を維持する必要性を裏付ける内容でもある」と述べた。
項目別では、投入価格指数が62.4と8カ月ぶりの低水準となったが、依然50を上回り、物価上昇圧力が高いことを示している。
REUTERS: 2011年 04月 29日 17:08
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-20890120110429