韓国経済】ジュ・ジェソン「バッドバンク撤回も」[04/20]

1 ：天の書記φ ★：2011/04/20(水) 14:34:32.67 ID:???

[アジア経済チョ・テジン記者
]
「バッドバンク構想を撤回する可能性」

　金融当局が、不良プロジェクトファイナンシング（ＰＦ）融資処理の解決法として急浮上している「ＰＦバッドバンク」の全面白紙撤回の可能性を示唆し、その帰趨が注目される。
事業の妥当性に対する明確な分析もなく、バッドバンクの具体的規模と設立プロセス、時期などが報道され金融圏に波紋が広がったので、一歩後退させ沈静化を図る形だ。
　だが、バッドバンク以外にどのような方法で不良ＰＦを処理するのかの代案は出てきていない為に、この行動は疑問を呼んでいる。

　ジュ・ジェソン金融監督院副院長補は20日、アジア経済の電話取材で「幾つかの銀行が共同で参加するコンソーシアム（事業共同体）型のバッドバンクを上半期に設立し、
不良ＰＦ４兆ウォン（約3019億円）を買い入れるという報道は余りにも先走った話」として「都市銀行及び特殊銀行関係者で構成されたタスクフォース（ＴＦ）が二回ほど集まった
が、この席で不良ＰＦ処理に対するアイディアとしてバッドバンクが議論されただけで、出資方法や規模など何も決まってはいない」と語った。
彼は続いて「都市銀行がバッドバンク出資比率などで接点を見つけられない場合、事案が切迫しているだけに、撤回して他の方法を模索しなければならないだろう」と付け加えた。
彼はまた「しかし、もし銀行圏を中心にバッドバンクが設立された場合、公平性の次元から貯蓄銀行の不良ＰＦ買入は出来ないだろう」と述べた。

　金融監督院主導のバッドバンク設立案は、クォン・ヒョクセ金融監督院長が18日、不良ＰＦ債権処理案の一つとして言及したことから金融圏のホットイシューに浮上した。
キム・ソクトン金融委員長が５大金融持株社会長らに「可能性のあるＰＦ企業の支援に積極的に出て欲しい」と注文した直後のことだ。
しかし、金融当局がこれまでＰＦ企業の実態は勿論、事業性も把握していない為、金融監督院が銀行圏のバッドバンク参加を引き出せるかには悲観論が出ている。
　都市銀行上層部の関係者は「ＰＦ企業別の不健全度合、再生可能な企業数と必要な資金規模などの具体的データを元に、バッドバンク設立規模と銀行別出資範囲を定めた
なら銀行圏も追随出来る」としながらも、バッドバンク実現の可能性に疑問を呈した。彼は続いて「バッドバンクを設立するなら、貯蓄銀行と銀行が共に融資した企業の場合の
整理基準も用意されなければならない」と述べた。

　金融専門家はＰＦ債権不良がますます悪化している現実を勘案すると、通常価格の半分程度でＰＦをバッドバンクに渡さなければならないが、銀行が同意するのか疑問だと
話している。最も微妙な問題である出資規模も、保有ＰＦ比率の通りに行く場合はウリ銀行のようにＰＦ融資が多い所の負担が高くなり、一定割合で出資する方法では損失負担
公平性に外れるという点が出てくる為、銀行圏の同意を引き出すのは難しいという主張だ。

アジア経済／韓国語（2011/04/20　11:38）
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2011042011325155207
※　機械翻訳を記者が修正