【韓国】韓国も福島第1原発80キロ圏避難 自国民に勧告、米措置準用[03/17]
先月、大田で『放射線白色警報』…ご存知でしたか?
[オーマイニュース] 2011年03月18日(金)午後06:07
[オーマイニュース シム・キュサン記者]
個人的には原子力発電所に対する関心が高いと思う。
関連図書を新刊まで探して読んだり講座などを尋ね歩くこともした。
今でも日本の原電事故ニュースを見落とすことなく取りまとめようと日本言論までかき回してみている。
関心を持つことになった背景に大田の大徳研究団地に韓国原子力研究所がある現実も一役買った。
大田、韓国原子力研究所には原子炉が稼動中だ。
多目的研究用原子炉『一つで』(熱出力30MW、年間5000時間運行)がそれだ。
こちらにはまた、原子力発電所燃料加工施設、同位元素廃棄物廃棄施設なども運営中だ。
輪・光栄・蔚珍・月星など大型原子力発電所付近に住む人々が聞けば小さい研究用原子炉と
廃棄物処理施設を持ってどういう大げさかというだろうが実状はそうではない。
大規模アパートが囲まれた人口密集地域にあるところに忘れる頃には一回ずつ事故がおきるためだ。
去る2月20日にも突然に『放射線白色点灯』(白色-青色-赤色で3段階)警報が発令された。
一つで原子炉水槽の下沈んでいたシリコン半導体生産用回転アルミニウム通義固定部位が
すりへりながら水面上に浮び上がり原子炉周辺50m以内放射線准尉が時間当り
1ミリシーベルト(mSv/h)を超過したためだ。
(一つで原子炉は日原子力発電所事故が発生した以後の去る15日から再稼働中だ)
1995年稼動を始めたハナロ原子炉に地域市民社会団体が自らの集計した最近までの事故は10件だ。
2004年には保守工事中中央捜査が漏れ出たし、2005年には放射性ヨードが検出された。
2006年には実験室に火災が発生したし、同じ年作業中不注意に研究員2人が被爆された。
2007年には保管したウラニウムをなくすあきれることがあったし、
この時から今年1月まで研究所内で4回の火災が発生した。
だが、記者の去る2004年報道内容に従っても1995年から10年の間研究用原子炉の
ハナロが不意停止した回数だけ131回に至っている。
内容を見れば運転手失敗(39件),桂通商問題(74件),作業者失敗(5件),運転未熟(2件)等だ。
これほどになれば大田市民らが憂慮感を持たざるをえない。
だが、その間韓国原子力研究所の対応は終始一貫していた。
「大田市民の皆さんに心配をかけて申し訳ないと考える」ながらも「住民被爆線量は
敷地当たり基準値より低くて周辺環境と住民影響が大きくない」という返事だ。
どの年かは市民団体が「安全網構築」を要求しよう「研究所で勤める人も命は一つだけ」としながら
「ひたすら国家原子力技術自立という使命感一つで仕事をする研究員を励ましても不足したが
犯罪者で取り扱う社会風土が残念なだけ」と嘆くこともした。
当時原子力研究所所長は言論寄稿を通じて「研究員らが異常がなくて安全だということにも
外部で危険だと過大包装をして大騒ぎを吸うのは何の底意があるのか疑わしいだけだ」と
攻撃することもした。
大田、韓国原子力研究院には2009年12月末現在、ハナロをはじめ同位元素生産施設、
核周期施設の運営過程で発生した廃棄物など自らの原子力関連施設から出た
中・小准尉放射性廃棄物(作業服と手袋、部品、肺フィルター) 1万4132ドラム
(200リットル ドラム基準)が保存されている。
原子力研究員他にも近隣にある韓国原子力燃料(株)で6833ドラムを別途保管中だ。
約2万ドラムに達する量が放射能濃度が浅いという理由で大都市人口密集地域に保存されていることだ。
原子力エネルギーを利用する過程で付随的にできる放射性廃棄物は
永久的に人間生活圏から隔離処分されなければならない。
外国の場合、海底洞窟または、洞窟処分方式を採択、運営している所が多い。
これとは別に大田、韓国原子力研究院の敷地には一つで原子炉などで発生した
「使用済み核燃料」 3.86トン(2009年12月末現在)を保存中だ。
2001年海老とクラゲの流入で蔚珍原子力原子炉が5回も止まったことがある。
2003年には台風の影響で原子炉5基が一斉に止まる事件もあった。
韓国原子力研究院の自らの統計に従っても去る2009年まで10年の間に
原子力原子炉が止まった事例は140回に達する。
相対的に事件発生が少なかったという去る2009年にも輪・光栄・蔚珍・月星原子力発電所などで
全7件の原子炉停止事件があった。
日本、福島原子力発電所事故に接したドイツは去る1980年以前に建設された
原子炉7基の稼動を暫定中断することに決めた。
ベルギーは原子炉安全性を精密診断して結果が出る時までは原子力発電所追加建設や
稼動期間延長などの議論を中断することにした。
古い原子力発電所10個に対する交替を推進してきた英国政府も再検討を考慮している。
他の国から数十期の原子力発電所を受注したロシアやはり総体的な点検に突入した。
日本の枝野ユキオ官房長官も18日午前記者会見で自民党総裁の「原子力政策推進は困る」という
意見に同調して「原子力発電所増設政策の転換を検討する」という意思を表明した。
国内電力の約40%を原子力で充当する韓国はかえって原子力発電所の前に
『緑色』マークを付けて2016年までに8基の原子炉を追加建設する予定だ。
だが、日本原電事故後にも「我が国では30年の間ただ一件の原子力発電所事故がない」として
UAEが韓国と原子力発電所契約を締結したことは「30年余りの原子力発電所運営能力と
安全性を認めたため」と自慢している。
台風で大量稼動中断された事例を全く忘れたかのように
「韓国の原子炉は震度6.5にも耐えることができる」と豪語大言壮語している。
大田市も先月、放射線漏出で白色警報まで発令された現実にも「一つで原子炉は
日本の原子力発電所とは違い大型水槽に囲まれていて放射線の漏出憂慮がなく
非常時にも非常冷却水を供給することができるように安全装置が備わっている」として
政府の代わりに安全性を強調するのに忙しい。
大部分の人々は日本の大地震と原発事故を見て大自然の力の前により
謙虚になるべきで去る人生を反すうしている。
反面、韓国政府は今日(18日)、稼動中であるすべての原子力発電所に対する
緊急安全点検後に精密診断が必要な原子力発電所に対しては稼動中断措置を
検討することにしたと明らかにした。
韓国政府の先んじた「豪語大言壮語」が自信と自慢を越えて「傲慢」に感じられる理由がここにある。