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【竹島問題】グローバル「独島守護」第一歩踏み出す〜安龍福財団の「独島守り」リーダー課程を11日放送[03/11]
グローバル‘独島守り’第一歩踏み出す
11日夕方‘TVぐいっとソウル新聞’
去る6日慶北(キョンブク)浦項(ポハン)旅客船ターミナル。年配の方たちと若い外国人たち30人余りが
一つに集まった。二つの集団の連結の輪を探すのは容易ではなかった。黄色いジャンバーを着ていると
いう共通点を除けば。
http://img.seoul.co.kr/img/upload/2011/03/10/SSI_20110310191605_V.jpg ▲「独島守り」リーダー課程に参加した外国人留学生たちが鬱陵島(ウルルンド)にある独島博物館を訪
れて「独島は韓国の土地」と叫んでいる。ソン・ジノ記者
彼らは一つの目標にこの席に集まった。韓半島最東端の島、独島(トクト)に入ることだ。
安龍福(アン・ヨンボク)財団は歴史教科書検証を控えた日本が独島を自国の土地と表記する歴史歪曲を
また再び試みようとする動きを見せるとすぐに足早く「独島学校」を用意した。今まで開いた「独島学校」
の範囲を広げて外国留学生と国家有功者らを招請して独島が韓国の土地であることを国際的にも広く知
らしめようとの趣旨からこの二つを各々メンティとメンターとして結ぶものだ。
ここらで安龍福という人物を確かめて行ってみよう。安龍福は朝鮮の粛宗(スクチョン)の時、釜山(プサン)
に住んだ平凡な漁夫であった。鬱陵島付近で魚取りをした日本漁民をとがめて日本に引きずられて行っ
ても、鬱陵島と独島が朝鮮の土地であることを主張したという。さらに江戸幕府にこれを認めるという書契
(朝鮮時代の外交文書)を受けて帰ってくることさえしたので最初の独島守護者と言うに値する。
彼の魂を賛えて「独島守り」精神を色々な部門に広める人材を育てるために設立した団体が安龍福財団だ。
財団と共に独島へ向かった道は険しいだけだった。ターミナルでかなり大きな旅客船に体を乗せたが、高
い波に揺れる船の中で持ちこたえることは容易ではなかった。その上に機転の効く人たちは底に席を敷い
て眠りを誘ったが、化粧室へ向かう途中で吐き気に耐えることができなくて「失礼」をする人も少なくなかった。
3時間30分航路を走って鬱陵島に到着したが独島の全てのものがここにあった。独島の過去と今日、地政
学的意味などを感じることができる独島博物館がある。何よりも鬱陵島の東北側の石浦(ソクポ)では晴れ
た日ならば独島の姿を裸眼で見ることができる。
鬱陵島到着二日目。国家有功者たちと外国人留学生たちは鬱陵島を見て回って博物館で独島に関する
ものなどを学んでいつの間にかぎこちなさを解きほぐした。もう両手を取り合って独島に行くことだけが残
ったがどんより曇った空から即座に雪が舞った。果たして彼らは独島に足を踏み入れることができるだろ
うか。 独島守りとして初めて足を踏み入れた彼らの姿は11日午後7時30分ケーブルチャンネルのソウル
新聞STVを通じて放映される「TVぐいっとソウル新聞」で確認することができる。
「TVぐいっとソウル新聞」ではこの他にもさんざん恥をかいた韓国外交の上海スキャンダルを皮肉る「珍
景号の時事コック」をはじめとして春を迎える私たちの姿をカメラで捕らえた「アン・ジュヨンの目」、ヒョン・
オソク韓国開発研究院(KDI)院長に聞いてみる今年の経済展望などが紹介される。
チェ・ヨギョン記者
ソース:ソウル新聞(韓国語) 2011-03-11 24面
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20110311024007&spage=1