【国内】 前原前外相辞任の陰に〜同じように税金出して地方参政権制限…60万在日同胞の「悲哀」[03/07]

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1蚯蚓φ ★

前原誠司前外相に政治献金20万円(約270万ウォン)を渡した在日同胞チャン・オクブン(72・女)
さんは韓国語を全くできない。慶北醴泉(イェチョン)が故郷の父親が1930年代日本に渡ってきた
後に生まれた在日同胞2世だ。根はザイニチ(在日・在日韓国人)だが韓国語を習う機会がなかっ
たし、町内の日本人ともうまくつきあって暮らしていた。33年前、京都で焼肉飲食店をしていたチャ
ンさんの家の近所に引っ越してきた15才の前原前外相もそのような隣人たちの1人だった。

同年輩の次男と友人として過ごした前原が12才の時、お父さんと死別して貧困に苦しめられると
すぐにチャンさんは彼を自分の店に呼んで日本式プルコギのヤキニクを腹いっぱいに食べさせた
こともある。

息子同様の町内の青年が政治家として常勝疾走するとすぐにチャンさんは彼を別に助ける方法
がないだろうか苦心した。そうした中、2005年に前原の広報物で後援支援金口座用紙を偶然発見
して毎年5万円ずつ送った。

だが、日本で実際に執行される法律(政治資金規正法)でチャンさんはそのお金を送るべきではな
かった。日本人と血縁のように過ごしたとしても日本人に帰化しない以上、チャンさんはあくまでも
外国人の身分だった。

そのような事実を去る4日、問題がふくらんだ後に知ったチャンさんはすぐには理解できなかった。
焼肉飲食店を38年間経営して毎年税金で500万円(約6800万ウォン)以上を出し、毎月、国民保
険も3万〜4万円ずつ出しているためだ。納税義務だけあるが権利は全く与えられないわけだ。

日本は先進国の中で永住外国人に地方参政権を許容しない唯一の国だ。韓国など外国に住んで
いる‘日本人永住権者’は大部分選挙権を行使している。日本民主党は昨年1月、在日韓国同胞
など永住外国人らに地方参政権を付与する法案を定期国会に提出しようとした。だが、自民党と
一部首都圏地方自治体など右派らが反対したので実行に移すことができなかった。

外国人に参政権を付与するのに積極的だったオカダ・イチロウ(訳注:小沢一郎)前幹事長が政治
資金問題で検察の捜査を受け、鳩山由紀夫前総理の支持率が急激に落ちるとすぐに最初からな
かったことになってしまった。

60万在日同胞は韓日間の過去の歴史の悲劇が作り出した存在だ。もし韓日間に不幸な過去の
歴史がなかったら数多くの在日同胞は作られることもなく、彼らが日本の土地で政治的基本権さ
え享受できない存在として生きていく状況もなかっただろう。

日本の原罪のために日本の土地に根拠地を用意し日本社会の一員として生きていく在日同胞ら
が政治的利害の計算のため投票権も行使できずにいる状況が今回の前原前外相の退陣を呼び
おこしたわけだ。

一方、前原外相がチャンさんから政治資金を受けた事実が暴露されたことと関連して陰謀説も提
起されている。前原外相が北朝鮮との修交の可能性を言及した後、自民党など保守勢力が出た
という観測から対立点をたててきた小沢一郎前幹事長や次期総理席をめぐって争っている岡田克
也幹事長側から政治資金問題を流したという話も出回っている。

東京イ・ジョンナク特派員

ソース:ソウル新聞(韓国語) 日前原前外相辞退の‘陰’同じように税金出して地方参政権制限…60万在日
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20110308005003

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http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1299429927/