【北朝鮮】“北の将軍様”金正日一族は、隠し資産なんと150億ドル超?…金正男氏「手元に170億円の余裕資金。これはほんの一部」[2/24]

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1諸君、私はニュースが好きだφφ ★
世界がアッと驚いたエジプト・ムバラク大統領の隠し資産。スイスの銀行に眠る預金、金塊、さらにはニューヨーク、ロンドンなどにある不動産など、その合計は一説に700億ドル(約5兆8千億円)とされている。

 いま、世界長者番付では1位のメキシコの大富豪カルロス・スリム氏が535億ドル(約4兆4千億円)、2位のビル・ゲイツ氏が530億ドル
(約4兆3600億円)。700億ドルという数字が正確なら、ムバラク大統領は間違いなく世界一の金持ちということになる。独裁者の蓄財ぶり
はすさまじいのひと言に尽きる。

 となると、気になるのがエジプトのムバラク大統領とも友好関係にある東アジアの独裁者、金正日氏の隠し資産。

 「北朝鮮の国民は今日の米にも事欠くほど飢えているというのに、父親の故・金日成主席の遺体を収める宮殿の改修にポンと1千万ドル。
また、金一族の専属料理人だった藤本健二シェフをひそかに日本に送り込んだときには、1本1千万円を超える高級マグロを無造作に
買いつけさせてもいる。金一族はフィリピンのマルコス元大統領一族と並ぶ東アジアの大富豪であることは間違いありません」(公安関係者)

 金一族の金満ぶりを物語る証言はほかにもある。ある在日朝鮮人がささやく。

 「日本に不法入国して逮捕された金正日氏の長男、金正男氏と赤坂のクラブで会ったことがあります。物静かで、とても金王朝の
プリンスとは想像もしなかった。それから2、3度会ったのですが、あるとき、こう正男氏が切り出してきたんです。『手元に日本円で170億円
の余裕資金がある。眠らせるのはもったいない。よい投資先を紹介してほしい』と。必要があれば、預金証明書を見せてもよいとも言って
いましたね」

 この人物が「それは党や政府の資金なのか?」と聞いたところ、正男氏は首を振りながら、「プライベートなお金で、それもごく一部に
すぎない」と答えたという。

 金正男氏が金一族の海外資産を管理しているという証言は数多い。このエピソードもそうした見方を裏づけるものだ。いったい、金正日氏
の隠し資産はどれほどなのか?

 「2000年代、米上院で北朝鮮への経済制裁を論議するたびに必ずといっていいほど報告される数字があります。スイスやルクセンブルク
の銀行に金正日の秘密口座があり、その総額は40億ドルというものです」(前出・公安関係者)

 北朝鮮に詳しいジャーナリストの石丸次郎氏も言う。

 「金一族の個人資産がどのような形で海外に隠匿されているのか、その実態は明らかにされてはいません。しかし、北朝鮮国内では金、
マツタケなどは朝鮮労働党の統制品として一般の国民は扱えない。脱北者の証言によると、それらの売り上げはほとんどが金正日氏個人
へ上納されるそうです。そのための上納組織の存在も確認されています」

 金一族へのこうした上納組織として名高いのが通称「38号室」「39号室」と呼ばれる機関だ。

 「ホテルや外貨ショップ、アジア各国に出店している北朝鮮レストランなどの売り上げを管理するのが38号。金、マツタケ、さらには非合法
の麻薬、偽ドル札、武器などの売買を担当するのが39号です。いずれも金一族の秘密資金管理が任務で、責任者として金正男氏、
スイス大使の李哲氏の名前が挙がっています。38号室は09年に39号室に統合されたが、昨年に再び分離・復活しました。39号室傘下
の貿易商社だけで約120社近くにもなります」(前出・公安関係者)
(中略)
 「アングロ-シノ・キャピタル以外にも平壌に事務所を開設しているEU系ファンドは複数存在します。また、北朝鮮で携帯電話事業や
ホテル建設を手がけているエジプトのオラスコム・テレコム社の大株主はフランスのラファージュという世界2位のセメント会社。こうしたファンド
や外国投資に金正日氏の秘密資金が紛れ込み、利益を挙げている。米上院で報告された金一族の海外資産は40億ドルですが、
それはあくまでも一部。マカオ、シンガポールなどにも金正日氏の隠し資産がある。その総額は150億ドル超という説もあります」
(以下略)

ソース(週プレNEWS) http://wpb.shueisha.co.jp/2011/02/24/2762/