風俗店融資装い詐欺容疑で逮捕 51歳女、被害計2億円超か
風俗店への融資を装ったもうけ話を持ち掛け多額の現金をだまし取ったとして、
大阪府警生活経済課と東住吉署は23日、詐欺の疑いで、
大阪市西成区、無職小椋由起子容疑者(51)を逮捕した。
同課によると、小椋容疑者は2006〜10年ごろ、同市東住吉区の商店街で
顔見知りになった人らに「雄琴(大津市)のソープランドに金を貸し付けている」
と持ち掛け、元本保証や毎月数%の配当を約束して約2億5千万円を集めていた。
生活経済課は東京、滋賀、大阪、兵庫の26人の被害を把握しており、裏付けを進める。
逮捕容疑は09年3〜4月、知人を介して知り合った堺市の女性看護師(43)と母親(65)に、
月3%の利息を支払い、元本も保証する、とうそを言って計1042万円をだまし取った疑い。
出資者によると、小椋容疑者は韓国旅行に連れて行き旅費の一部を負担するなどして信用させていた。
出資した男性(55)は「2200万円出したが返ってきたのは半分ぐらいだ」と話した。
昨年12月、府警が出資法違反(預かり金の禁止)容疑で自宅などを捜索。
その後の捜査で風俗店に融資したとの話自体が架空と分かった。
ソース:47NEWS 2011/02/23 10:11 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022301000142.html