韓国の人気女性グループKARAの分裂騒動にやっと進展だ。メンバー5人のうち3人が所属事務所DSPメディアに専属契約
の解除を申し出ていたが、5人で活動を継続することで基本合意して、ひとまず危機的状況を脱した。
事務所と反発したメンバーの交渉では、日本での活動再開が最優先というのが結論で、当面はテレビ東京が放送している
主演ドラマ「URAKARA」の収録をこなす。
「URAKARA」は28日放送の第3話までしかストックがなく、2月4日の第4話の放送がどうなるのかが懸念されていた。結局、
活動再開で合意しても、収録が間に合わず、4日は第3話までのダイジェストで11日が第4話になるという。あまり例のない失態だ。
そもそもドラマのスタート直後に騒動になったのが前代未聞だが、韓国流のギリギリのスケジュールで制作を進めたこともピンチに
陥った一因だろう。
「韓国は放送日の朝に撮影を終了するということがよくあります。それから超特急で編集して夜に放送です。『URAKARA』の
制作班もあまりストックを持たない主義だったようです」(芸能評論家の金沢誠氏)
さて、これからどう展開するかだが、まだまだ波乱含み。「ドラマを優先」なのはテレ東には朗報でもまだ意見の違いは多く、交渉は
続くもようで、地元メディアは「復帰時期は決まっていない」としている。来日がどうなるのか、5人を国内でどうマネジメントするか、
第4話の収録、それ以降がどうなるのかといった難問が残っている。
視聴率も金曜深夜の放送とはいえ、第1話4.2%、第2話1.7%は期待外れ。せめて第3話がアップしたかどうか。
2月4日からは「TBC×KARAキャンペーン」が始まり、大量のCMがオンエアされる。今後はこれを追い風にすることができるかも
気になるところだ。
ソース(Infoseek・日刊ゲンダイ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/n_ab_singer__20110128_6/story/30gendainet000136306/