【半導体】2011年の半導体ファウンドリ微細化ランキング、日本勢が最先端世代から姿消す・サムスンらアジア勢ランクイン[01/27]
この件、元々とらえ方がおかしいんだわ。
半導体生産に対して、莫大なお金が必要になってる。
そして、それがどうこうしても1つの企業だけで賄えない状態。
理由としては、生産可能量が需要の数倍になってる。
つまり、薄利多売どころか、タイムリーに必要なモノを必要に応じて用意し、それの利益は1%とか
になるってこと。
そして、それをちゃんと対応できているのは
・TSMC→グラフィック系、GPGPU及び、ARM系プロセッサ、低消費電力のメモリ
・インテル→自社ブランドの製品製造を中心に高コスト高価格を維持できるだけの性能を担保
・グローバルファウンダリ→会社スタートの経緯もあり、AMD系プロセッサ、ARM系とシステムLSI
における技術的優位の維持と開発
この3つだけ。
そして、日本メーカは元々、このファウンダリに先を求めておらず、日本のメーカとして設計と開発力
の向上にだけ注力してる。
以下の2社の動きはそれ。
・エルピーダ→メモリ専業として、台湾・中国を使い、次世代・次次世代の開発と生産力を担保
成り立ちとして、スピン半導体のメイン企業日立、その他メモリにおいてもNEC、
三菱などと細かく連携し、ある意味、サムスンを歯牙にも掛けない状況を作りつ
つある。
・ルネサス→システムLSIの雄としての開発力の実力を持ち続けてる。事実、USB3やSHシリーズ
さらに映像処理系において、ルネサスはクァルコムさえ恐れる開発力を維持し続けてる。
そして、最後にサムスン・・・・
半導体で収益が確保できなくなりつつあるため、必死に時期遅れの3兆円(4兆の内、1兆は別分野)の
投資を始めることに決めた。
でも、技術もない、独自製品すら無いの無いないずくし。
もう、投資金を回収できないだろうというのが欧米のシンクタンクの判断。
迂回投資してるはずのガートナーでさえ、見放してるw