ベビー用品店の浴室で、乳児ら14人が一酸化炭素中毒―四川省
四川省綿陽江油市で8日午後、ベビー用品の全国チェーン「貝可儿母嬰用品」が
実施している乳児入浴サービス中に、乳児5人と大人9人が一酸化炭素中毒を起こし、
病院に運ばれる事故が起きた。成都商報が伝えた。
江油市衛生局にると、14人は回復に向かっている。浴室内の通風や換気の
不備が原因とみて、さらに詳しく事故の具体的原因を調べている。
生後7カ月の孫が被害に遭ったという女性は「8日の午後2時20分ごろから
入浴サービスを受けていた。始めてから20分後に起きた」と不安な面持ちで話していた。
孫を入浴させていた別の女性によると、隣の椅子で授乳をしていた若い母親が突然後ろに倒れ、気を失った。
母親の腕の中の赤ん坊も床に落ち意識不明となった。女性は大声で「ガス中毒よ。早く病院に運んで」
と叫び助けを求めたが、自身もめまいに襲われたという。
江油市人民病院急診科の周小宏主任は「全員一酸化炭素中毒だ。処置後10分ほどで全員が目を覚まし、
今は容体が安定している。応急処置が終わった後、綿陽市中心病院に移送した」と話している。(翻訳担当:松本夏穂)
ソース:2011/01/12(水) 11:37:35 [サーチナ]
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0112&f=national_0112_045.shtml