【北京、上海共同】北京市と上海市は16日、第12次5カ年計画(2011〜15年)期間
中の域内総生産(GDP)成長率目標を年率8%と、第11次計画の目標より1ポイント低く
設定したことを明らかにした。
物価高騰や環境破壊をもたらす急成長を抑制するためとみられる。中国政府の第12次
計画の成長率目標も年率7%と、第11次計画の7・5%より引き下げる見通しが報じられ
ている。
北京市の郭金龍市長は所得水準の上昇目標は成長率と同じ8%に設定し、市民生活の
向上を目指す考えを示した。
また、上海市の韓正市長は、低所得者向けの住宅建設を進める考えを強調した。
ソース 西日本新聞 2011年1月16日 18:15 カテゴリー:経済
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