【越米】ベトナム枯葉剤の汚染除去7月開始、米越両政府が合意[01/03]
1 :
◆YKPE/zzQbM @ゆきぺφ ★:
【1月3日 AFP】ベトナム戦争当時、米軍が散布した枯葉剤の汚染除去作業が、今年7月から
ベトナム中部ダナン(Danang)の空港で始まる。米大使館が12月30日に明らかにした。
除去作業が行われるのはベトナム戦争時に米軍が基地として使用していた空港。ベトナムと
米国は「両国政府の希望により、11年7月に汚染除去作業を開始し13年10月までに完了する
ことで協力することを確認する」内容の基本合意書に署名した。
ベトナム戦争時、米軍はダナンなどの基地から飛び立つ航空機で、枯葉剤など、発がん性物質
であるダイオキシンを含む除草剤を散布した。生い茂る森林の葉を枯れさせて共産軍の隠れ家を
奪い、食料を絶つことが狙いだった。
汚染除去の前段階として、米国は2009年、汚染した土壌を安全に廃棄できる埋め立て地を
確保していた。
マイケル・ミハラク(Michael Michalak)米大使は12月30日の署名式の際、ダナンの汚染除去の
ために米政府は2010年に1700万ドル(約14億円)近い予算を準備していると語った。最終的な
費用総額は3400万ドル(約28億円)になる見込み。
2010年にベトナムの医師が米議会で行った証言によると、ベトナム戦争時に米軍が散布した
除草剤により、300万人を超えるベトナム人が被害を受けた。
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2781105/6626355
2 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/01/03(月) 23:55:01 ID:Ti0RrDs8
あれは枯れ葉剤と言うマスタードガス並みの毒ガスです。
米越接近の予兆なのか?
ベトちゃんドクちゃん
5 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/01/04(火) 00:14:13 ID:x2GBzBIX
>300万人を超えるベトナム人が被害を受けた
米軍寄りの報道ですね。
推定では直後の急性症状まで含めれば2000万人とも
6 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/01/04(火) 02:39:58 ID:YRNq/w+t
私の村は地獄になった・・・韓国の軍隊で。
7 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/01/04(火) 03:16:05 ID:QnNLthU0
日本の遺棄化学兵器なんて、実害ごく僅かなのに何兆円もチャンコロに巻上げられてんのに
28億円で済ますアメ公。
>>7 オレも最初そう思ったけど、これダナン空港だけの金額だろ?
南部のデルタにばら蒔いた分をまともに除去したら天文学的数字と思う
9 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2011/01/04(火) 03:56:54 ID:QnNLthU0
ちゃんと読んだらそうだったわ
>>7 結局、外交上手という事だな。
初手の28億で、日本の支那化学兵器駆除と同じ効果を引き出せるんだからな。
外交に情を絡めたり、企業ひも付きのスケベ根性だと国民負担は大きい。
ベトナムで使用された枯葉剤は、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)
と2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸(2,4,5-T)の混合剤であり
ジベンゾ-パラ-ダイオキシン類が含まれ、副産物として一般の2,4,5-T剤より
さらに多い2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-1,4-ジオキシン(TCDD)を生成する。
このTCDDは非常に毒性が強く、動物実験で催奇形性が確認されている。
ベトナム戦争退役軍人の枯葉剤暴露とその子供の二分脊椎の増加については
このTCDDとの関連が示唆された。
アメリカにより枯葉剤散布は科学者らの大きな批判をうけ、1971年には表向き中止される。
しかし散布は結局南ベトナム政府軍らに継続され1975年まで続くこととなった。
散布後はベトナム各地で二重児の出産が報告されたが、ほとんど死産の状態で
生まれてくるか、生後一年以内に死亡するかしている。
米国においては1978年米帰還兵による枯葉剤被害の訴訟が600件あり一括して集団訴訟となったが
84年に審理直前に代表者が突如和解を表明し、訴訟参加者の多くは
裁判で証言できぬまま、審理がお蔵入りとなってしまった。
枯葉剤被害が認められたのはクロロアクネなど軽微な皮膚炎のみであり
重大な奇形出産などは枯葉剤の被害とは認められなかったのである。
これを不服とした帰還兵・遺族らは再び集団訴訟を起こすもすぐに却下され
裁判で帰還兵の枯葉剤被害の実態が明るみに出る事はなかった。
アメリカ政府による枯葉剤被害調査は90年代に操作が発覚しており
枯葉剤を浴びた歩兵中隊200人のデータを外し、浴びていない歩兵大隊1000人のデータを
かわりに挿入したものであった。
1969年6月 サイゴンの日刊紙「ティン・サン」は枯葉剤散布以後
南ベトナムの住民に流産や奇形などの出産異常が激増したとの連載記事を開始した。
これは即座に当局によって発禁処分となった。
同じ年米国国立衛生研究所へはダイアン・コートニー博士の枯葉剤に含まれる245-Tの実験で
ネズミに奇形を生じさせる事が報告された。
1965〜68年の米バイオティック研究所のネズミ・ウサギへの245-T投入実験でも
催奇性が確認されている。
ダウ研究所、国立環境衛生研究所NIEHS、食品医薬品局FDAでの245-T動物実験では
胎児の死亡・腸出血・口蓋裂・頭蓋骨癒合不全・眼瞼欠損などが報告された。
ウィスコンシン大のジェームズ・アレン教授の実験では猿にダイオキシンを投与したところ
あらゆる奇形を誘発したと報告した。
これらの実験をうけて1970年4月、米国では245-Tの使用が禁止され、
日本でも1971年に同じく使用禁止となった。
1972年6月、ストックホルムでの国連環境会議の主要議題の一つに枯葉剤が
取り上げられる。
会議中、米国の批判派の学者らにより、ベトナムにおける奇形児出産の増加を
含む膨大な報告が提出された。
1969年11月29日、全米科学振興協会AAASの年次総会では
ハーバード大の学者グループによる1969年夏のベトナムでの現地調査の報告がなされた。
1959年〜1968年間のサイゴン省の病院における異常児出産4002例の調査報告から
散布強化された1966年以降、先天性口蓋裂が激増していること、
奇形出産率はメコン川流域のサイゴンで1000件中26件
散布地域のタイニンで1000件中64件まで激増している事が報告された。
同報告では枯葉剤散布地域の母乳中のダイオキシン濃度平均値484.9ppt、最高値では1450pptを検出した。
1991年ニューヨーク大学のシェクター教授による母乳中のダイオキシン濃度平均値は
アメリカでは20ppt、タイでは3ppt、ドイツでは27pptである。
散布されたダイオキシンは雨季に地表から小川へ流れ込み大河となりやがて海に流れ込むが
その過程でダイオキシンが散布地域から下流地域に運ばれる事が懸念された。
245-T、24-Dなどの除草剤成分は2〜3ヶ月で分解するが
これらから生成されたダイオキシンそのものは自然界ではほとんど分解しない。
紫外線による分解はしても、体内や土壌中には紫外線は届かない。
1990年6月26日米国下院「人的資源と政府間関係小委員会」公聴会でエルモ・ズムウォルト海軍提督は
米国における枯葉剤公的研究が操作されてきた事実を糾弾し
枯葉剤は幅広い種類の疾病と先天異常を引き起こしていると証言した。
1992年5月、提督は「ベトナム帰還兵の4000〜5000人以上が癌を発病し
子供の先天異常はそれを上回る」と推計した。
元ワシントンタイムズ記者、マイラ・マクファソンの著書によれば
米国で二又脊椎の子供を持つ人々のうち、ある年代層を見ると
その父親の75%がベトナム帰還兵である。
またダウ・ケミカルの本社があるミシガン州ミッドランド地域では
他の地域より多く口蓋裂の奇形が現れているとする。
ベトナム帰還兵の弁護士を務めるビクトル・ヤナコンは6人の子供がまったく同じ障害を持つ事を指摘する。
眼・耳が片方のみ、兎口で足に奇形がある。
この6人の子供達に唯一共通するのは、彼らの父親達が、枯葉剤散布が行われた
非武装地帯にいた海兵隊員であるという事である。
オーストラリアのベトナム帰還兵ジム・ウォレスは
体の不調を訴える帰還兵とその家族の症状を記録したカードの集計をした。
集まった50人のカードを分類すると4人に1人の確率で子供に奇形がある事が
わかった。手指欠損や脚の異常などオーストラリアでは通常は1000人に1人の割合でしか
現れないものなのである。
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<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:
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