【日韓】 前原誠司外相、新年特別インタビュー「今年の日韓関係、安保対話と経済協力拡大を」[01/02]

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1蚯蚓φ ★

http://file.mk.co.kr/meet/neds/2011/01/image_readtop_2011_1992_1293959329360037.jpg

日本外交政策トップの前原誠司(まえはら せいじ、48)外相は「東アジアの安定と平和のために
新年、韓・米・日3国の堅固な共助体制がかつてないほど重要だ」と強調した。

前原長官は毎日経済と持った新年書面インタビューで「北朝鮮の武力挑発の可能性、中国、イン
ドなど新興国家の浮上による新年の国際情勢が早く変わる可能性がある」としてこのように述べ
た。前原長官は引き続き「日本は過去の歴史について反省すべきは必ず反省し、それでこそ周辺
国家の信頼を得ることができる」として「韓国国民に約束した朝鮮王室儀軌返還が早急な期間内
に履行されるよう最善を尽くす」と述べた。次は一問一答.

-新年、韓日両国間の最も緊急な外交懸案と展望は。
▲韓国に二種類の提案をしたい。最初は韓日両国が安全保障分野でも対話を進行することだ。
韓国との信頼関係を土台に東アジアの平和と安定に寄与できる方案を議論していきたい。
二番目は経済連帯協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)等を通して両国間の経済協力を拡大するこ
とだ。実務段階で議論が始まっただけより積極的な姿勢で交渉が進むことを期待する。二つの課
題を進展させるために新年すぐにも訪韓してキム・ソンファン外交通商部長官などと意見を交換したい。
(中略)
-過去、侵略の歴史に対する日本内閣の立場は。
▲日本は過去の歴史に背を向けず、反省すべきことは必ず反省しなければならない。そうしてこ
そ隣国からの信頼を回復できる。昨年8月10日、菅直人総理が直接過去史にたいする謝罪談話
を発表したのも韓国との未来指向的な関係を構築しなければならないという必要性を痛感したた
めだった。日本にとって韓国は大変重要な近隣国家だ。韓日両国は基本的な価値観を共有して
長い間交流の歴史を持っている。両国は協力関係を発展させて領域内安定と平和のために新年
も絶え間ない努力を傾けていかなければならない。

-外相就任以後韓国との協力は。
▲非常に順調になされている。韓国側パートナーのキム・ソンファン外交部長官は就任直後であ
った昨年10月ハノイで初めてお会いし、12月に開催されたワシントン3国外相会談の時もよく話し
合った。最近2度も電話会談して北朝鮮問題など多様な懸案について議論した。両国外相がしば
しば会って意見を交換すれば両国の協力関係をより一層堅固にすることに寄与すると信じる。

-次期総理候補ですが政治家としての信念と哲学は。
▲大学2年の時、歴史小説「竜馬が行く」を読み、今でも時間があれば繰り返し読んでいる。司馬
遼太郎の書いた本で江戸時代末期の知識人だった坂本竜馬の一代記を描いた作品だ。竜馬は
「男に生まれて志を立て仕事をして倒れても良い」という話を残したが、政治家としてその話を宿
命のように受け入れている。国家と国民のために仕事をすべき政治家は、僭越な表現だが天から
使命を受けて仕事をする席と考える。そのように考えてこそ国民のため、国家のため任務を全うで
きると信じる。

◆"李明博(イ・ミョンバク)大統領は私の政治的モデル"
前原長官が気兼ねなく「私の政治的モデル」と話す人がすなわち韓国のイ・ミョンバク大統領だ。
前原長官は「北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃当時は非常に緊迫して難しい状況だったがイ・ミ
ョンバク大統領が冷静ながらも毅然とした対応を見せた」と絶賛した。

前原長官は天安(チョナン)艦爆沈に続き延坪島砲撃当時も北朝鮮の武力挑発を強い調子で非
難し、韓国政府の立場を強く支持した。前原長官は「G20ソウル会議も非常に成功的に開催され
た」として「イ・ミョンバク大統領が安保分野はもちろん、経済分野でも非常に卓越したリーダーシッ
プを発揮している」と付け加えた。
(後略)

ソース:毎日経済(韓国語) [新年特別インタビュー]前原セイジ日本外相韓・日経済協力拡大ためにFTA交渉進展期待
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?sc=30000018&cm=%BD%C5%B3%E2+%C6%AF%BA%B0%C0%C
E%C5%CD%BA%E4&year=2011&no=1992&selFlag=&relatedcode=000120236&wonNo=&sID=303