【経済】原発受注、日本巻き返し 韓国打ち切りのトルコと逆転交渉 [12/22]

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1 [―{}@{}@{}-] Korean Monkeys (韓国猿)@動物園φ ★

 日本が週内にトルコとの間で原発建設交渉入りで正式に合意し、最終的な受注に向けた条件の
すり合わせに入ることが21日分かった。トルコはこれまで続けていた韓国との交渉を11月で
打ち切っており、日本の逆転受注が強まった。日本は昨年12月以降、原発商戦で韓国、ロシアに
連敗していたが、10月末にはベトナムからの受注を成功させた。政府は6月に決定した新成長
戦略で、原発や高速鉄道の受注を強めている。官民連携により、原発をめぐる国際商戦での日本の
巻き返しが始まった。

 トルコは、ユルドゥズ・エネルギー天然資源相が週内に来日し、日本政府や原発メーカーの
代表者らと会談する。トルコは黒海沿岸シノップでの原発計画で、韓国と交渉を進めていた。
トルコは、原発建設に必要な1兆7千億円規模の資金の低利調達を求めたが、「挙国態勢で
原発輸出に取り組んできた韓国には大規模な資金を低利で貸し出す力が残っていない」
(政府関係者)ことから、交渉がストップした。

 一方、トルコは日本と同じ地震国で「日本の原発の耐震性を評価している」(経済産業省)
として急遽(きゅうきょ)、日本との交渉が浮上した。

 政府は今月10日、韓国の交渉の敗因になった資金支援での障害をなくすため、民間金融
機関の海外融資への公的保証や為替リスクの引き受けを強化する方針を決定し、万全の態勢を
整えた。「巨額で返済期間が長期になるプロジェクトでは、政府の後押しが不可欠」(メガ
バンク幹部)で、官民一体で受注決定までこぎつける構えだ。

 原発先進国の日本とフランスは昨年12月、アラブ首長国連邦(UAE)の原発受注で、
海外で実績のなかった韓国に敗れた。フランスのメディアは「(ナポレオンが敗退した)
ワーテルローの戦いに匹敵する敗戦」と報じたが、背景には「60年間の運転保証」という
韓国の異例の条件提示があった。今年2月にはベトナムでロシアが日本に先行して2基の
原発受注を決めたが、軍事供与の見返りとされるなど、原発の国際商戦は激しさを増している。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101222/biz1012220200000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101222/biz1012220200000-n2.htm