県内の50人が養子縁組248回
県内に住む、男女50人が248回もの不自然な養子縁組を繰り返していたことが分かりました。
県警はことし10月、中国人の女に偽装結婚させようとしたとして横浜市中区の会社役員
済田和好被告と住居不定の港湾作業員、鳥井則之被告などを逮捕していました。
その後の調べで、鳥井被告はこれまでに8回養子縁組を繰り返し、名字を変えるなどしていて調べに対し
「携帯電話を何台も契約して売るために名前を変えた」などと話していることが分かりました。
さらに鳥井被告の養父や関係者を調べたところ、横浜市内を中心とした
20代から60代の男女50人が248回の養子縁組を繰り返していたということです。
鳥井被告は横浜市内でホームレスだったころ、別のホームレスから済田被告を紹介されました。
県警では済田被告らがホームレスなど生活に困った人につけこみ、戸籍を悪用していたとみて捜査しています。
ソース:tvkニュース 10/12/08(水)22:20
http://www.tvk-yokohama.com/tvknews/news1.php#0011677 養子縁組:横浜市の在住者ら50人が248回 姓変え、口座開き転売か
横浜市を中心とした男女50人が05年1月〜今年5月、不自然な養子縁組を248回繰り返していたことが、
神奈川県警への取材で分かった。ホームレスや多重債務者など生活困窮者が多く、
多数の銀行口座を転売目当てに開設することなどを目的に、何度も姓を変えていたとみられる。
捜査関係者によると、中国籍の女の偽装結婚を仲介したとして、県警が10月に逮捕した
住所不定の作業員の男(50)=電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で起訴=は8回養子縁組を繰り返し、
「銀行口座などを売るため何度も名前を変えた」と供述したという。
県警が作業員の養父となった60代の男性など関係者の戸籍を調べたところ、
同市中区と南区を中心に20〜60代の男女計50人が、短期間に養子縁組の手続きを
繰り返し区役所に申請するなどし、その数は計248回に及ぶという。【松倉佑輔】
ソース:毎日新聞 2010年12月9日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101209ddm041040079000c.html